CV：茅野愛衣
概要
『ファイナルファンタジー14（旧FF14）』及び『ファイナルファンタジー14:新生エオルゼア』に登場するNPC。
リムサ・ロミンサに降り立った光の戦士（PC）が出会うことになるミコッテ族の美女。フルネームは「ヤ・シュトラ・ルル」。
命名則から「ヤ」がファミリーネーム、「シュトラ」が名、「ルル」が父親の名となる。通常は「ヤシュトラ」と呼ばれる。
クラスは幻術士だが、治癒魔法以外にも高度な魔法を操るうえに、古代語や伝承に精通するなど謎めいたところが多く、とても一介の旅人には見えない。
正体はどの国家にも属さない、エオルゼア救済を掲げる秘密結社「暁の血盟」の幹部であり、俗に暁の賢人と呼ばれる。
エーテル学に精通した賢人国家「シャーレアン」の出身であり、彼女もエーテル学に精通している。とはいえ、同じ暁の血盟の幹部であるウリエンジェなどに比べると浅学らしい。
エオルゼアに来た理由は持ち前の救世願望から、混迷する世界情勢に目を向けようとしないシャーレアンに嫌気が差し、世界征服を成そうとする帝国との最前線でもあるエオルゼアの人々を救いたいと思ったから。
12人姉妹の生まれらしく、グリダニアに「ヤ・ミトラ」という妹がいる。
年齢は「永遠の23歳」らしい。ちなみに妹のミトラは26歳である…あれ？
「新生エオルゼア」のラストで行方知れずとなっていたが、「蒼天のイシュガルド」にて再会。
追手から逃れるために禁術である「エンシェントテレポ」を使用し、地脈を彷徨っていたところを光の戦士たちによって救われる。
しかし、この時の後遺症で視力を失ってしまい、以後はエーテルの流れを知覚する術で周囲のものを視覚的に判別するようになる。
漆黒のヴィランズでは第一世界に光の戦士より数年前に渡り、大罪喰い探索のためにラケティカ大森林に赴く。そこで現地の「夜の民」と交流を持ち、彼らの本名を伏せるという風習から、元の世界での師匠である「マトーヤ」と同じ名を名乗っている。衣装が黒を基調とした装いに変わっており、ロールもヒーラーからDPSである専用ジョブ「魔女」になっている。
気が強く面倒見がよく、姉御肌な人柄から慕う人物は多い。
一見して気難しく近寄りがたいイメージがあるが、上記にあるように救世願望を持ち、その実とても献身的で心優しい人物である。
夜の民である「ルナル」からは実の姉や母親のように慕われており、主人公である光の戦士からもたまに「ヤシュトラ母さん」と冗談めかして呼ばれている。
考古学や歴史学に造詣が深く、その分野の研究となると年甲斐もなくはしゃいでしまう性分。ただし自身のプライドのために、そういった姿はひた隠しにしている。
ちなみに女性としては老練なようで、生涯の伴侶を追い求めているアウラ・ゼラのマグナイに求婚された際は、彼を「坊や」呼ばわりし、その求愛を一蹴している。
本編外での活躍
アーケード版ディシディアファイナルファンタジーにて、ⅩⅣの代表キャラとして参戦している。⇒公式サイト内 キャラ紹介
そのほか『ロードオブヴァーミリオンⅡ』や『パズル&ドラゴンズ』など外部作品でもゲストキャラとして選ばれることが多い。
関連イラスト
