スペック
- 全項:21m
- 全長:10.5m
- 重量:50t
- 運転士:大成イナ?
概要
正体不明の存在・アンノウンが使用する謎のシンカリオン。超進化鉄道開発機構からは黒い新幹線と呼称される、神出鬼没の新幹線。
8両編成で、現実/仮想空間問わず暗いオーラを常に放ちながら走行する。
漆黒のボディに明滅する黄緑色のライン、先頭にもかかわらず真紅に光るフロントライトが特徴。ファントムと呼称されるモードシンカンセンで、秘密裏に構築されたメタバース空間内部に待機しており、時折現実世界に干渉し時空を割って駆け抜けることで、裂け目からアンノウンを出現させる。
モードシンカリオンではERDAのシンカリオンとは異なりビークル合体せずとも武装を搭載し、ダガーナイフ型のファントムダガー、光線銃型のファントムブラスター、手甲型のファントムガントレットを固定武器とする。
これら3つの武装を合体させたファントムガントレットソードは強力な斬撃を繰り出す。
ディザーポスター、及びOP、『ダイブ ザ ワールド』では既に黒い新幹線として先行登場している(初代E5をベタ塗りしたシルエットでネタバレを防いだ)。
活躍
1話〜10話までは、10年の沈黙を破ってメタバース空間から出現しては、各地にアンノウンをばらまく程度だった。
ところが第11話では東北・上越新幹線の上野〜大宮間内に出現後、何故かアンノウンを出すことなく中浦和付近に停車。この機を逃さず、ERDAにより遂にキャプチャーウォールへと捕獲されたが……
イナ「チェンジ…ファントムシンカリオン」
タイセイたちは知る由もなかったが、運転していたのはあの大成イナであった。
ファントムは突然走行を再開し、そのままシンカリオンへと変形。カドミチたちを愕然とさせた。
さらに、なんと素手でE5トレーラーフォーム、E7ドリルフォーム、E6トップリフターフォームを圧倒し、あらゆる攻撃を最低限の動きで回避して逆にカウンターで完封、キャプチャーウォールに紫色の電撃を流して過負荷を発生させ破壊するなど、一方的な戦いを展開した。
その後タイセイに揺さぶりをかけるも、「守る」ことを常々タイセイに説いていたはずが「壊す」側へと変わってしまった姉を見たタイセイが決別したことで、イナはファントムを介してERDAに宣戦布告を行うのだった。
13話では武装状態で大量のアンノウンとともにERDAを襲撃。
E5トレーラーフォーム、E7ドリルフォーム、E6トップリフターフォームに一掃され、E5トレーラーフォームのグランクロスによって敗北。
その後、キャプチャーウォール内に突如開いた穴から回収されていった。
決着後、イナはERDAに保護される。
彼女は何も覚えていなかった様子から、誰かに洗脳されていたようだった…
余談
敵側シンカリオンはこれまで男性キャラが担当だったが、今回は初の女性キャラが操縦を担当する。また、同作品本編内で女性運転士が複数人存在するという初のケースでもある。
関連タグ
ブラックシンカリオン、ブラックシンカリオンオーガ、ダークシンカリオン:同ポジションに位置する前々作/前作のシンカリオン。いずれも光落ちしているが、ファントムは果たして……?