アニメ作品についてはこちら→新幹線変形ロボ_シンカリオン_チェンジ_ザ_ワールド
概要
劇中登場する、新幹線から特務ロボットに変形する機体の総称。無印アニメ版同様、単に「シンカリオン」と呼称される。
過去の2作品と違いパラレルワールドとなった本作では、2014年の東京おもちゃショーにてジェイアール東日本企画が発表していた原案「ProjectE5」を彷彿とさせる新幹線車両の先頭車だけで1両変形する方式に変更され、支援サポートメカ「エルダビークル」各種を使い合体する「ビークル合体」で強化される方式が採用された。
設定
超進化鉄道開発機構(ERDA)が保有し、シンカリオン運転士が機体を操作……のつもりで10年前よりERDA創設者である鍋島チクゴの手によってプロトタイプである0系型が開発。その後も複数体設計・開発が進められたが、肝心の操縦者であるシンカリオン運転士が適正値に届く者が開発当初以降は一切現れず、操縦者不在のまま現在に至る。
支援サポートメカ・エルダビークルを用いてビークル合体し、四肢や武装面を強化させる。
発車後、「超進化フライホイール」の接続によって超進化レールに乗り超加速、メタバース空間内に先頭車両が突入し、脚部→腕部→肩アーマー→頭部の順に変形合体することでシンカリオンへと変形する。変形後は運転席にいる運転士の動きに連動する(前作までの言葉で言うならば、痛みを伴わないインターロック状態)。
ただし、前々作や前作での機体とは異なりビークル合体を行うまでは単機で武装を持ち併せず、ビークルの到着までは丸腰の状態で対処せざるを得ない。
機体及び形態一覧
玩具版
タカラトミーから2024年1月下旬より順次発売。
シンカリオンは先頭車1両で変形する関係上、玩具の自走は不可。エルダビークルとのセット販売も行われる。
余談
「0系新幹線を元に最初のシンカリオンが作られた」ということだが、このことに対しいくら何でも元の車両が古すぎるという指摘が後を絶たない。
0系新幹線は初めて生み出された新幹線車両で、最後に引退した年は2008年であるが、それでも本編開始の10年前は2014年でズレが生じている。アンノウンが現れたのは十数年前とされているが、これだけの差があるならば20年前くらいに現れていないとわざわざ0系を使う必要性に疑問を感じてしまう視聴者が多いのである。
また、プロトタイプに0系を使う理由も特に説明されていないが、0系は当然ながら後発のあらゆる新幹線に劣るため、当時の最新の車両ではなくなぜ0系が選ばれたのかも不明である。
今は故人となったチクゴの真意は明かされるのだろうか？
関連項目
700のぞみ、700ひかりレールスター、N700みずほ：1両変形する前々作のシンカリオン。トリニティーへの合体はSRGと共通。
