仮面の男(シンカリオン)
かめんのおとこ
CV:梶裕貴
第13話のラストで登場した白髪に黒い仮面をつけた謎の男。ハーデスシンカリオンの運転士。
理由は不明だが、ERDAに対し並々ならぬ敵意を向けておりERDA壊滅を目論んでいる。大成イナを洗脳し彼女にERDAへの敵対心を植え付け操っていた黒幕である。
裏で暗躍していた人物であるがシンカリオンの操縦技術も高く、二刀流による凄まじい戦闘力を誇る。
これまで表立って活動していなかったが、第16話ではアンノウンのミニュアデスを連れ、ついに本格的に襲撃。
「チェンジ…ハーデスシンカリオン…」
変形後、一瞬笑顔を見せるが、その笑顔はどこか優しく…
ミニュアデスを一度撃破したE8つばさを圧倒する強さであり、一度キャプチャーウォールの破壊を試みようとした。しかし何を思ったのか破壊行為を止め、ミニュアデスとオルトロスと共に開いた裂け目から撤退していった。
「待っていろ…ERDA……」
第18話にて、ミニュアデスとオルトロスとともに再襲撃。その場にいたN700S、H5、E8の3体を撃破し、残ったE5、6、7とは膠着状態に落ち着くが、一気に撃破する為にミニュアデス、オルトロスと3体合体。
デストロイフォームとなるも、シンカリオンSRGとなった3体とは互角の接戦を繰り広げた末に『SRGリクソウセイバー』によって左腕を破壊される。
しかし最後の悪あがきか、破壊された右腕を投げつけSRGを戦闘不能にする。
「ERDAァ……」
憎しみがこもった一言を発し、再び撤退。
しかし…
梶氏の妻である竹達彩奈女史はかつて第1作である『新幹線変形ロボ_シンカリオン_THE_ANIMATION』にて”上田アズサ”を演じており、梶氏自身も第1作のおもちゃ(ブラックシンカリオンオーガと923ドクターイエロー)のナレーションを担当していた。
EDのKO.DA.MA.のラストシーンは彼がいずこかにいるシーンで締めくくられるが、最後に視聴者へのカメラ目線で微笑みかけているという、謎なサービス演出になっている。