概要
作詞・作曲:高見沢俊彦
編曲:高見沢俊彦 with 本田優一郎
ストリングスアレンジ:萩森英明
メディア作品『シンカリオン_チェンジ_ザ_ワールド』エンディングテーマ。山陽新幹線こだまをモチーフにしている。
楽曲はベースの桜井賢がメインボーカルを執り、THE ALFEEが得意とする3声のコーラスを散りばめた至極の美旋律メタルとなっており、映像も主役シンカリオンの6機をメインとしたスタイリッシュなものとなっているほか。冒頭にはシンカリオンSRGやファントムシンカリオンとは別のシンカリオンの他に、終盤には謎の男が登場するなど、今後の展開を予測させる内容となっている。
余談
- THE ALFEEによるテレビアニメの主題歌は2003年のドラえもんの「タンポポの詩(2003年)」以来21年ぶりである。
- 同じくTHE ALFEEが歌う主題歌でしかも鉄道関係なのもあってか、銀河鉄道999 エターナル・ファンタジーのED主題歌「Brave Love 〜Galaxy Express 999」を想起したファンも多いであろう。
- エレキギターと作詞・作曲担当の高見沢俊彦氏は大の新幹線フリークで、好きな新幹線に今楽曲のモチーフともなっている「山陽新幹線のこだま(500系)」を挙げており、アニメイトタイムズのインタビューにて「形や色を含めて一番自分の琴線に触れるくらいかっこいい」とを評しており、こだまが選ばれたときは「野球のドラフト会議で1位を引き当てた監督のような嬉しい気持ちだった」とコメントをしている
- アニメ制作サイドからは「アルフィーらしい楽曲をお願いします」という要望があり。楽曲の制作にあたり高見沢氏は「新幹線というと移動が目的だが、『シンカリオン』は「大切なものを守る」といった使命があるが、歌詞に直接的には「守る」みたいな言葉は入れずに、新幹線のように自由に走って生きるみたいなことを織り交ぜたいと思って制作した」とコメントをしている。
- 7月24日にCDが発売され、通常盤にはE5はやぶさ、E6こまち、E7かがやきがジャケットに描かれているほか、初回限定盤のBには今楽曲のモチーフとなった500系こだまが描かれているが、奇しくもこの日、JR西日本から500系の引退が発表された。
- 改造ギターマニアの一面もある高見沢氏は、今楽曲のためにE5はやぶさ、500こだま仕様の改造ギターを制作し、2024年の夏のライブにて初披露された。
関連動画
- エンディング映像(ノンクレジット)