データ
別名 | 身長 | 体重 | 出身地 |
---|---|---|---|
ねこ舌星人 | 59m | 4万5千t | グロスト星系JA52番星 |
第36話「ひきょうもの!花嫁は泣いた」に登場。
詳細
第35話でカタン星人が倒された直後に地球へ潜入した宇宙人。
首だけの姿で地下に潜み、人間を目から放つ催眠ビームで操る能力を持つ。
潜んでいた時の様子↓
冷気による攻撃を得意とし-200℃の冷気すら物ともしない。
手から放つ−210度にも及ぶ冷凍光線「フローズンホワイト」には、周囲を一瞬にして氷の世界に変え、建造物を凍結させて粉砕してしまうほどの威力がある。
反面熱には非常に弱く、レーザー光線などの高熱を受けると身体が溶け出してしまう。
また、催眠術で操られた人間は肩書同様猫舌(というよりも熱いものに対して拒絶反応を示す)体質になってしまい、焼き芋程度の熱でも嫌うようになってしまう。
外見
氷で覆われた怪獣のような風貌をしている。実際オープニングテロップでも「冷凍怪獣グロスト」と書かれており、一部書籍では怪獣扱いされている。
劇中での活躍
ZATの監視網を掻い潜ってマンションの建設現場へ潜入し、作業員を催眠ビームで操って侵略を進めていた。しかし、焼き芋屋の清彦少年に潜入の瞬間を目撃され、作業員たちの様子がおかしい事に気付かれてしまう(清彦の姉・陽子は作業員の岩坪との結婚を控えていた)。
清彦の通報を受けて駆け付けた東光太郎を作業員たちに迎撃させようとするが、光太郎が落としたZATガンを清彦が拾って発砲した為、顔面を撃たれて催眠が解除されてしまった。
やむなくグロストはマンションを破壊しながら巨大化し、作業員と清彦を救うために変身したウルトラマンタロウと対決する。
「フローズンホワイト」でタロウを瞬時にして氷漬けにして悶絶させ、コンドル1号やスカイホエールのレーザー攻撃で角を溶かされつつも反撃で返り討ちにしていたが、キングブレスレットの力でタロウが蘇生したことで形勢逆転。猛反撃を受け、最期はシューティングビームで爆発炎上した。
余談
登場した話のサブタイトルは「ひきょうもの!花嫁は泣いた」である。
タイトルだけではどう見ても結婚詐欺の話にしか思えないが、花嫁(陽子)が泣くシーンは存在しないし、彼女がグロストを卑怯者扱いするような台詞もない。
また、タイトルで卑怯者扱いされているグロストだが、ウルトラシリーズにはグロストより遥かに卑怯な侵略者が多数登場しており(筆頭がこいつら)、劇中でグロストが卑怯者扱いされた様子もない為、何故こんなタイトルになったのかは不明。
陽子と結婚する青年・岩坪を演じたのは、後に『ウルトラマンガイア』で千葉参謀役を務めた平泉成である。
後に登場する宇宙人達の例で考えれば、正式名称はグロスト星系人という可能性が高い。