概要
CV:白石涼子(NEXONアプリ版〜)
演:大谷映美里(=LOVE舞台版)
かつて大量に生息していたが、乱獲により絶滅した渡り鳥リョコウバトのフレンズ。
客室乗務員を思わせる赤い制服とリボンを身に付け、頭には深い青の帽子を被っている。
脚にはふくらはぎ部分が青くなっている白タイツと黒のヒールを履いている。
また、絶滅種のフレンズ共通の特徴として目にはハイライトがない。
=LOVE舞台版では帽子が黒くなってパーク印の飾りが付く、首のリボンが青くなってタイツのふくらはぎ部分が赤くなるなど細かいデザイン変更が加わった他、パークの印が入った黄緑色のキャリーケースを持っている。
NEXONアプリ版
アテンションプリ~ズ。
ハト目ハト科の渡り鳥、リョコウバトでございま~す。
私、体力には自信がありまして、数日間飛び続けることもできるんです。
その数日間で見た様々な湖の景色……今も心のアルバムに残っています。
言動の節々に旅行を連想させるワードが飛び出てくる旅行好きで、ガイドさんのような礼儀正しい話し方をする。
旅は知識を得るだけでなく実際にその身をもって体感する生の迫力や未知との遭遇、そして突然のハプニングですら醍醐味であるという考えの持ち主で、何より仲間と一緒に旅をする事で感動を分かち合うのを重要視している。
レアリティ☆3のクール属性。
攻撃タイプは近距離型。
グループは無所属。
スキルは20秒間、味方全体の攻撃速度を15%上昇させる「スマートフォローフェザー」。
2期アニメ版
10話に登場。容姿は=LOVE舞台版のデザインが採用されている。
NEXON版同様の旅行好きで、パークのあらゆる場所を旅している。
頭の中に地図とコンパスがあると豪語する程に土地勘にも優れている。
劇中ではジャパリホテルに向かっている所をキュルル達と出会い、そのまま一緒にホテルへ向かう事に(この際、「飛んで運べるのは一人だけ」という事でキュルルを運んでいくが、残ったキャリーケースをカラカルが運ぶというお約束めいた流れで彼女一人が苦労する羽目になった)。
ホテルに着いた後はおみやけ屋に自分の姿のぬいぐるみがなかった(しかしサーバルやカラカル、レッサーパンダやジャイアントパンダ、ハブのぬいぐるみはあり、このシーンは絶滅種を暗喩するものとされる)事に肩を落としていた所、キュルルのスケッチブックに興味を示す。一人旅に寂しさを感じていた彼女からのお願いもあり、キュルルは「一人旅をしていても寂しくないように」とこれまでに出会ったフレンズを描いた絵を渡す(よく見るとアムールトラの姿も描かれている)。
そのお礼として旅の話を聞かせる事を提案した彼女に、キュルルはヒトがいた所に行った事がないか訪ねる。しかし、パーク中を旅して回った彼女ですらヒトの姿を見た事はなかった。
最終話ではホテル内にフレンズ型セルリアンが大量発生する中、自分と同じ姿のセルリアンを見つけて仲間の事を思い出し、無意味かつ危険な行為だと分かりつつもセルリアンに寄り添おうとする場面がある(直後に襲われるが、キュルルに庇われて事なきを得ている)。
これまでの公式シリーズにおいて絶滅種のフレンズのバックストーリーに重苦しい内容が見られる事はあったが(分かりやすい例としてトキやニホンカワウソなど)、ここまで明確に絶滅種故のシリアスかつ悲壮感ある表現が用いられたのはシリーズ全体を通して見てもかなり珍しい。
=LOVE舞台版
本作でもパーク中を飛び回っている旅行好きで、一ヶ所に留まるという事は滅多にない。
一方で帰巣本能がやたら強く、突如として自分の住処に一直線に帰ってしまう事もしばしば。
劇中ではニホンオオカミが「お芝居」に出会い下手な歌声を変えるきっかけを与えたりと何気に重要な役割を果たしているが、ふとした拍子に本能の赴くままに家に帰ってしまい仲間達との約束をすっぽかしてしまうなど、トラブルメーカーとしての一面も併せ持つ。
ブシモアプリ版
2019年4月から観察可能になった。
他媒体同様に旅好きな性格だが、2期アニメ版で見られたノスタルジックな雰囲気も垣間見られる。
珍しい行動は「ここへ行きましょう!」。「くるくる回る地図」で披露する。
地球儀の周りをゆっくり飛び回った後、勢いよく回転させて片手でピタリと止める。
この時、地球儀を止めた時の手の位置をよく見ると、かつて生息していた北アメリカの辺りに手を置いているのが分かる。