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シャウラ(リゼロ)の編集履歴

2020-07-23 21:56:27 バージョン

シャウラ(リゼロ)

りぜろのしゃうら

シャウラは、ライトノベル『Re:ゼロから始める異世界生活』の登場人物である。

※タグとしてはシャウラも利用されている。


「お師様ぁ! もうもうもう! 待ってたッスよ~!」


人物像

ホットパンツ黒ビキニをつけ、マントを羽織っただけというかなり際どい恰好グラマラスな美女。髪型はポニーテール…ではなくスコーピオンテール。


400年前に「嫉妬の魔女」サテラの封印に貢献した「三英傑」の一人、「賢者」シャウラとして、「剣聖」レイド・アストレア、「神龍」ボルカニカと並び評される。

嫉妬の魔女が封印されている「魔女の祠」に塔(プレアデス監視塔)を建て、400年前からずっと祠を見張り続けている。

しかし、彼女からすれば近づいてくる人物が魔女の祠を暴こうとする不埒な魔女教の輩なのか、それとも賢者と友好的なコンタクトを取ろうとする人間なのかの判別はできないため、塔に近づいてくる人物は皆殺し、という方針をとっている。

賢者の持つ知識と見識を求めてコンタクトを取ろうとする者は多くいる。が、プレアデス監視塔の位置するアウグリア砂丘が魔獣の巣窟と化していること、塔は目視できているのに何故か距離が縮まらないこと、更には賢者自体の厄介さも相まって、今までに賢者との接触を成功させた者はいない。作中最強の存在のラインハルトですら塔にたどり着くことはできなかった。


自身の針と標的をマナで繋いで引き寄せられるように放つ「ヘルズ・スナイプ」という魔法を得意とする。

高速、高火力、高速射能力でありながら超精密射撃で、塔に近づく人や魔獣の撃退に大きく貢献している。



“シャウラ”という名前の由来は蠍座の二等星、シャウラ。星名の意味は「針」。

プレアデス監視塔の名前の由来はプレアデス星団。ちなみに、プレアデス星団の和名は


関連イラスト

センシティブな作品センシティブな作品


関連タグ

Re:ゼロから始める異世界生活


(リンク先ネタバレ注意)

レイド・アストレア ボルカニカ(リゼロ)






























以下ネタバレ(閲覧注意)



































原作第六章「記憶の回廊」編に登場。

」の被害者たちを救う手掛かりを求め、スバル達はプレアデス監視塔を目指す。

レムの回復を悲願とするスバル、スバルのパートナーのベアトリス、それからエミリア、「暴食」に名前を喰われたユリウスアナスタシア(の皮を被った襟ドナ)、魔獣を操る加護を持つメィリィの6人がプレアデス監視塔に向かう。


紆余曲折の末なんとか監視塔の中にたどり着いたスバル一行。

そして、スバルの前にミステリアス雰囲気を放つ美女が現れ――


「お師様ぁ! もうもうもう! 待ってたッスよ~!」



実際の概要

最初こそミステリアスな雰囲気を装っていたが、実際のところかなりノリが軽く、一人称は「あーし」、語尾は「~ッス」という下っ端口調で話す。エミリアは、喋り方の雰囲気がスバルと似ていると評した。実年齢は400歳を超えているはずだが、年長者としての威厳は全くない。


作中世界で一般的に知られている「賢者=シャウラ」の構図は、実際は誤り

監視塔で400年もの間、外部の人間を近づけないために狙撃を続けてきた人物はシャウラで間違いないのだが、本当の「賢者」はフリューゲルという人物。

「賢者」フリューゲルの名は後世に全く伝わっていないわけではない。しかし、その賢者としての功績はほとんど伝わっておらず、ただリーファウス街道の真ん中にそびえる『フリューゲルの大樹』を植えた人物として認識されているだけにとどまる。(詳細はフリューゲルの項目を参照)


なぜか、シャウラはスバルのことをフリューゲルと勘違いしており(スバル達が塔に入れたのはこれが大きな理由)、スバルのことをお師様と呼んで慕う。スバルのことをフリューゲルと判断した理由はその匂い(恐らくは魔女の残り香)。尚、賢者としてルグニカ王国の銀貨に描かれていたフリューゲルとスバルの顔は似ていなかったので、スバル=フリューゲルであるとは限らない。

人の顔を比べるのはあまり得意ではない様子。


大図書館プレイアデス

プレアデス監視塔は、七つの階層に分かれている。


階層数名称概要
六層アステローペ最下層。実は地下
五層ケラエノ塔の外との出入り口がある
四層アルキオネシャウラの住処。ここから狙撃を行っている
三層タイゲタここから上が試験会場
二層エレクトラ
一層マイア
ゼロ層メローペ

「プレアデス監視塔」というのは、外に対する呼び名。

本来の役割は、全知と呼ばれた『賢者』の記した知識の眠る場所――「大図書館プレイアデス」

名前の由来はギリシア神話に登場するプレイアデスという七人姉妹。この七人姉妹のそれぞれの名前が各階層の名称となっている。

ちなみに「プレアデス監視塔」の元ネタとなっていると思われるプレアデス星団の名前の由来もここから。


だが、無条件に書庫を閲覧することはできない。

三層“タイゲタ”からは試験会場となっており、書庫に入る権利が試される。

三層から上は試験と、それに対応する書庫がある。書庫の本の内容はシャウラも知らない(というより四層より上に行ったことがない)。


タイゲタの書庫には、『死者の書』という書物が置いてある。『死者の書』にはそれぞれ故人の名前が書いてあり、自分が見知った人物の『死者の書』を開くと、その人物の記憶を追体験できる、否、させられる。人一人の人生を追体験するというのはかなりの負担を伴うものであり、非常にリスキー。

リゼロEXに登場した、元帝国九神将の「玖」、バルロイ・テメグリフや、大罪の名を冠する魔女たちの死者の書が登場した。


シャウラは試験の番人として、挑戦者を外に出すことができない。

挑戦者が大図書館の試験を解き終えて、一層“マイア”に到達するまで、挑戦者を逃がすことができない。

また、塔への破壊行為、脱走などの条件が破られたときには、シャウラは血も涙もないキリングマシーン(自称)として挑戦者を皆殺しにせざるを得ない。

条件が破られた場合、何らかの仕組みによりシャウラにはそれが分かるようになっている。条件を破ったことを隠すことはできない。そこにシャウラの意志は介在しないので、どれだけシャウラからの心証を良くしても、彼女は挑戦者を排除しにかかる。

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