概要
北斗神拳奥義の一つ。
敵が射た矢を片手の人差し指と中指で挟んで受け止め、そのまま放った相手に投げ返すというカウンター攻撃(投げ返さず受け止めるだけの場合もある)。
原作・アニメとも第2話にてケンシロウが初披露。
スペードはケンシロウ相手に、わずか1メートルほどの超至近距離からボウガンの矢を放ったにも関わらず、1本目は軽くかわされ、2本目をこの技で返されて右目を潰されている。
他流派にもこの技の脅威は知れ渡っているようで、マミヤがラオウをボウガンで狙った時、レイは血相を変えて
「北斗神拳の奥義には二指真空把がある。矢を放った人間にその矢が返ってくるぞ」
と制止しようとしていた。
アニメ版、蒼天の拳、パチスロ等ではナイフや斧などに対しても使用しているため、矢に限らず飛んでくるものには対応できるらしい。
『真救世主伝説 北斗の拳ZERO ケンシロウ伝』ではジュガイ軍から放たれた無数の矢を全て返している。
Pixivでは物理系の飛び道具を2本の指で受け止めるイラストが多い。
因みに、北斗神拳と同じ流れをくむ北斗琉拳には「双背逆葬 (そうはいぎゃくそう)」というほぼ同じ奥義が存在する。