有明(艦隊これくしょん)
かんたいこれくしょんのありあけ
一般名詞は→有明
図鑑データ
艦名 | 有明 |
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図鑑No | 432 |
艦級 | 初春型5番艦 |
艦種 | 駆逐艦 |
CV | 不明 |
絵師 | 玖条イチソ |
概要
2020年7月11日アップデートで実装された期間限定海域『侵攻阻止!島嶼防衛強化作戦』後段作戦第5海域のドロップ艦として実装された初春型の5番艦で、サービス開始7年目にして初の初春型・第二七駆逐隊所属艦(編入艦春雨を除く)の追加実装艦である。
なお、僚艦の夕暮が実装されれば、第五水雷戦隊につづき、開戦時の第一水雷戦隊(及び、初春型・27駆を含め)勢揃いが実現しうる。
容姿
イチソ氏担当の白露型に通じるルックス。
ただし服装は白露たちとは異なる。また初春や初霜らそれまでの初春型とも違う衣装で白露型初春型両者の要素が混ざったようになっている。有明(と夕暮)が初春型の改良型・有明型として建造され、さらに改良型として白露型が建造された(後に有明と夕暮は初春型に編入)経緯も踏まえていると思われる。
通常グラでは胸部装甲は目立たないものの、ダメージグラになるとサラシを巻いており、実はそこそこの胸部装甲持ちではないかと囁かれていた。実際、上記イベント実施中に実装された水着グラでは豊かな胸部装甲を顕にしており、「このおっぱいで初春型は無理でしょ…」の声が聞こえたとか聞こえなかったとか(まあ、有明を担当する絵師の他の艦娘も豊かな胸部装甲持ちが多い訳で、こうなるのは必然だったかもしれない)。
性格
一人称は「あたし」で、提督のことは「提督」と呼ぶ。また、他の艦娘については、睦月型の面々に関しては先輩付けしている模様。ただし、三日月については、共に行動していた期間が長かったためか「ミカ」と愛称で呼んでいる。それと、卯月のことを「うーちゃん先輩」と呼んでいるのだが、どことなく言いづらそうな響きが感じ取れることから、卯月がそう呼ばせている模様。
また、僚艦である白露と時雨のことはそれぞれ「露」「時雨」と呼んでいる。それ以外の軽巡艦娘以上の面々に対しては、川内のことをさん付けで呼んでいることから、名前+さん付けと思われる。
普段の言動は男勝りで、印象としては嵐よりは松風のほうが近いだろうか。かつて有明型一番艦だった時期があるからなのか、非常にリーダーシップに溢れており、戦闘時には率先して僚艦に声をかけ、自分から突っ込んでいく部分が見受けられる。
しかしどうやら、戦闘以外に関してはからっきしの模様で、秘書艦になった際にその一面が露呈する。書類整理を頼めば苦手だとぼやき、朝食に関しては白露が作った朝食をかっぱらって提督に渡す。しかし、すでに白露も慣れてしまっているのか、昼食時にも渡している(その際、あきれ顔なのは想像に難くない)。また、夕食に関しては前述の三日月が助け舟を出し、鍋料理を持ち掛けてくるのだが、その行動を見る限り、食べる専門の模様。ただ、そんな自分を気まずいと感じているのか、一応深夜にお茶を出す行動は見られるのだが、それにすら四苦八苦している様子である。
ただ、現時点では主に被害に遭っているのは白露なのだが、事あるごとにすぐ下の妹である夕暮の名を口にしていることから、白露以上に夕暮に頼りきりだったのではないかと思われる。
性能
改造に必要なレベルは48と、日本駆逐の初回改造レベルとしては、実装時点で涼月や神風型駆逐艦に次いで高い。彼女らと異なり、さらに高速建造材10個・開発資材15個も要求してくる。どちらも昨今になって需要が激増しているアイテムなので、浪費に注意。
ここまでしても、ステータスは日本駆逐のそれを逸脱しているわけではない。しかし、改になると大発系を装備できるようになる(特二式内火艇は不可)。他に改の段階で大発系を装備できる駆逐艦は、実装時点では直近のアップデートで可能になった三日月のみ。遠征要員にするもよし、イベントで輸送や対地役に据えるもよし、と他の駆逐艦(特に改二未実装のもの)と大きく差別化する事ができる。
余談
海上自衛隊には、ひらがなの「ありあけ」の名前にて、ありあけ型護衛艦(もと米国海軍フレッチャー級駆逐艦)と、むらさめ型護衛艦(新)の2代にわたり艦名が受け継がれており、後者については本人の図鑑説明でも言及されている。
艦これに有明が実装されたことにより、旧日本海軍に同名艦がなかった「きりさめ」を除き、新むらさめ型護衛艦に艦名が受け継がれた面々はすべてそろったことになる。
史実においては鹿島に座乗する井上成美中将率いる南洋部隊に所属していた時期(MO作戦辺り)もあるが、この史実と有明の女王とは一切関連がない。