井上成美

いのうえしげよしもしくはなるみ

井上成美とは、人名である。

曖昧さ回避

1. 瀬田ヒナコによる漫画及びそれを原作としたアニメ『レーカン!』の登場人物。名前の読み方は「なるみ」。→　井上成美(レーカン!)
2. おりもとみまなによる漫画『メイドいんジャパン』の主人公。
3. 日本海軍の軍人で、名前の読み方は「しげよし」。本記事にて解説。

海軍軍人の井上成美

概要

1889年〈明治22年〉12月9日 - 1975年〈昭和50年〉12月15日）

最終階級は海軍大将。海軍大将となった最後の軍人である。

太平洋戦争序盤において第四艦隊司令長官を務め、後に海軍兵学校長に就任する。

珊瑚海海戦で追撃を中止するといった消極的な指揮ゆえに提督としては当時あまり評価は高くなかったが、むしろ井上は至極合理的な判断をしたとする現代の研究もある。

また、欧米情勢に詳しいリベラル派で、英語、ドイツ語、フランス語を話せるインテリであり、日独伊三国同盟や日米開戦に当初から反対の立場であった。

堅物であったが部下想いの優れた教育者でもあり、女性からモテても異性関係には厳格だった。戦後は英語教師として慎ましく暮らし、76歳で亡くなった。

詳しくはウィキペディアの記事で(リンク)