概要
もしかしなくても→鹿島(艦隊これくしょん)
別名「コミケの覇者」。
彼女が2015年秋イベントで実装され、直後の2015年の冬コミで一躍艦これ同人誌の超新星となった事に由来する。
しかも実装は11月18日・・・コミケの僅か一か月前である。
既に早期割引狙いで原稿を描いていた提督や、締め切りギリギリまで頑張る提督は鹿島に飛びつき、一気にスターダムへ押し上げた。そして付いたのがこのあだ名である。
この有明とは、東京ビッグサイトこと東京国際展示場の住所「東京都江東区有明」の事であり、史実の駆逐艦「有明」、護衛艦「ありあけ」、九州の「有明海」及びその沿岸にある佐賀県鹿島市は一切無関係である。コミケの会場が以前の会場だった幕張メッセであれば「幕張の女王」だっただろうし、東京国際見本市会場であれば「晴海の女王」にでもなっていただろう。
強いて関係性を言うなら、巡洋艦「鹿島」最期の地が有明海に面した長崎県である事くらいか(なお、この説は解体場所である「川南工業香焼島造船所(現・三菱重工業長崎造船所香焼工場)」は有明海ではなく長崎湾に面しており、無関係であると容易に断定できる)
鹿島が存在した時期は1938年~1947年で、生まれた場所は三菱重工業横浜船渠(現在はみなとみらいとなっている)、由来は茨城県の鹿島神宮で、母港は呉。
一方、東京国際展示場は名前の通り東京都で、竣工は戦後どころか平成に入った1995年であるし、そもそも東京都江東区の「有明」自体が昭和30年代に命名されたものである。大体コミケの会場が東京国際展示場になったのは竣工翌年の1996年である。
ちなみに練習艦「かしま」の進水は1994年・就役は1995年、生まれは舞鶴であり、これまた有明と特別縁があるとは言えない。
よくあることだが、艦これ限定のネタである。
くれぐれも、実際の艦船の話題でこのネタを絶対出さないように。
なお……
もしかしない→有明(艦隊これくしょん)
毎年、定期的に開催されるローソンとのコラボキャンペーンで『ユ◯ケル1本と引き換えに、鹿島のアイテム(ミニタペストリー)が貰える』というイベントが開催された際は、開幕開始から数時間で10万本以上の売上を叩き出した。
この事と、同時期にローソンから「艦これ(鹿島)のコラボイベント」が発表された際の株価の急上昇っぷりも、その直前の「からあげクン1個増量」とは比較にならない変動度合いが語り草となっている(詳細は当該項を参照)
史実の有明は鹿島率いる南洋部隊の指揮下にいた事があるが、前述した通り彼女は東京国際展示場の住所が有明だった事から来ており、この件と有明の女王のあだ名がつけられた事は全く関係ない。
……もっとも、有明を有明の女王に仕立て上げたイラストが全くないかというとそういう訳でもない。