練習巡洋艦娘
れんしゅうじゅんようかんむす
史実における練習巡洋艦については『練習巡洋艦』の記事を参照。
2015年2月6日のアップデートで登場した艦種。軽巡洋艦娘、重巡洋艦娘に次ぐ第三の巡洋艦娘である。
容姿は、塾の教師のような風貌をしており、鎮守府の裏の立役者といった感じである。小型の巡洋艦で軽巡洋艦と類似するが、決して軽巡ではない。だからかどうかは定かではないがとある部分は重武装となっている。遠征においても、その他自由枠扱いとなる他、連合艦隊の編成時や出撃時のルート分岐でも軽巡とは別枠として扱われる。
第2期から編成時の艦船選択で艦種ソート機能が追加されたがその際は「軽巡洋艦」でカテゴリーされている。
また任務で【軽巡級】と指示された場合「軽巡洋艦」に代わって「練習巡洋艦」を組み込んでも成功する。場合によっては4スロットを生かせる場面もあるので出撃海域次第では候補に入る。
他の艦娘と同じく武装をしている。しかし、大きく違っているのは「戦闘に特化していない」ことである。練習艦なので、性能も全く異なっている。それは、練度の高い練習巡洋艦を旗艦にした演習は、経験取得効率が若干向上されるのである。どう言うことかと言うと、最初期(入手直後、Lv1)でも経験値の取得量が2%増えている模様で、一定のレベルを満たすなどでこの補正が大きくなると予想できる。Lv10~29の時点では4%、Lv30で6%の上昇がみられる。その後Lv90台で8%、Lv100突破で10%と上昇率は緩やかになる模様だ。だが、この効果が発動する「練度」がいくつかは現在不明。
練習艦の設計上その性能は軽巡には遠く及ばず、駆逐と並べても心許無い。立ち位置はあきつ丸らに近い。初期で3スロット、改造すると4スロットと改装の自由度は高い。ちなみに低速で、軽巡等と勘違いして5-4上ルート等でレベリングすると渦潮に行くので注意してもらいたい。2期からは5-4の分岐条件等が大幅に変更された為練習巡洋艦をこの海域に出撃させる機会そのものが消滅している。
だが、 それと反比例して対潜能力は高い。史実では潜水艦隊旗艦をやっていたものの、大鯨とは異なり6-1の潜水艦作戦における特別なルート分岐は無い。
6-3ではルート分岐条件に引っかからない為最短ルート条件である「軽巡1駆逐4水上機母艦1」の内駆逐艦を練習巡洋艦へ変更が可能。航空偵察大成功条件の「二式大艇1機もしくは水上機4機」を満たしつつ最短ルートを通れるので開発資材獲得目的での周回に役立つ。
香取実装と同時に、遠征(西方海域)に『遠洋練習航海』が追加された。難度はDと最低ランク、遠征内容に明記された「練習巡洋艦が旗艦」以外の成功条件は要検証。
2015年11月18日の更新で、鹿島実装に伴い経験値増幅の効果が向上し、2隻以上入れた場合にには効果が重複するようになった。またこれにも伴い、旗艦でしか働かなかった本機能が随伴艦で出撃した際にも発揮されるようになった。
アーケードでは
低ステータスなのはブラウザ版と同じなのだがアーケード版において一番の難点となるのがその鈍足さ。
長門型や潜水艦娘よりも遅く、大鯨と並んで最遅であるため行動に様々な支障をきたす。
装備スロットが改装後4スロットであり、軽巡級に分類されるためフィット砲の恩恵も受けれるのだがやはりそのステータスの低さから宝の持ち腐れになりがち。
通常海域の攻略には向かないが「合同演習」をする際に編成に入れると獲得経験値が上昇することが確認されており、その用途での使用が主になる。
アーケードの改装の仕様は海域で出撃数を増やす必要があるため、演習オンリーで育てるといつまで経っても改装できないという自体に陥る(改装設計図を3枚集めれば出撃数が無くても改装できるが後述する事情からそちらも困難である)ことも。1-1などの簡単な海域で出撃数を稼ぐといいだろう。
現在、各種演習と大型艦建造でのみドロップが確認されているが前者はドロップテーブルが広すぎるため狙い撃ちするのが困難、後者もテーブルが広い上に確率が低すぎて狙い撃ちが困難という点からAC版において最も邂逅するのが難しい艦娘の一角となっている。
日本海軍に所属していた練習巡洋艦は香取型のみ。