概要
艦隊これくしょん関連で最大の難易度を誇るリアルイベント。
このイベントでしか手に入らない報酬を求めて全国、いや全世界から提督たちの集う最大のイベント海域。なお、由来は東京都江東区有明であり、有明海や初春型駆逐艦「有明」とは一切無関係である。
夏と冬に行われるこの作戦に備えて提督たちは軍資金の備蓄に勤め、羅針盤のように荒れ狂う人の荒波に揉まれつつ、財布の大破を恐れず、目標めがけて多々買い続けるその様は、血は流れないが「実弾(現金)」の飛び交う戦場そのものである。
準備を怠ると歴戦の提督でも文字通り轟沈するため、初参戦の提督はイベント慣れした高練度提督の随伴として行くか、十分な情報収集(特にコミケカタログ)と装備を調えた上で参加して欲しい。また、前線基地を構築するサークル提督も前日までには体調を整え、十分な休養を持って当日に臨んで欲しい。提督にダメコンはないのだから。
運営Twitterもたびたびこの呼称を用いる。また艦これ運営の中の人たちはサークル「C2機関」として参加したこともあり、発行された「提督の夏休み。」は超・入手困難な同人誌として語り草になっている。(参考→Puka-Puka)
このタグは表記ゆれが大きいので「有明海域」を含む形で検索すると良い。
関連イラスト
※基地設営隊(サークル・秋雲)、哨戒部隊(一般参加・夕張&五月雨)による作戦装備概要
史実……?
実は有明海戦と呼ばれる騒動が起こったことが実際ある。
場所は江東区有明……ではなく有明湾の方。
昭和35年3月下旬。三井鉱山三池炭鉱では大規模ストライキの真っ最中(三井三池争議)であったが、労組側の無茶振りにより超・長期化したストライキに対し、労組執行部に不満を抱いた一部の組合員が脱退して新労組を結成、ストライキの離脱を会社側に通告した。
これにより会社側は操業再開を決意するのだが、陸路は旧労組の組合員がピケットラインを張っているためこれを突破するだけでもひと騒動になった。
そこで会社は、海路での鉱山入りを目論む。これに対し、旧労組はこれを阻止するため漁船などを借り切って妨害行為に出る。
こうなると操業再開を目指す新労組側も黙っていられず、こちらも漁船などのチャーター船を繰り出して会社船の“護衛”を開始。
双方共に殺気立っている中で当然ただで済むはずがなく、いよいよ実力行使へ、放水・がれきの投げあい・体当たりとエスカレートしていった。
争議は同年11月まで続いたものの、旧労組は三井鉱山の他の炭鉱の労組や他社の労組とも折り合いが悪くなっており孤立してしまい、事実上の旧労組の敗北に終わった。
有明「が」女王……?
上述の通り、初春型の有明の艦名は明け方(特に満月から新月にかけて見られる月が空に昇った状態での日の出)を意味し、地名の有明とは一切関係がない。
しかしそこは艦娘、衣装チェンジによって鹿島の服を着た有明という形で(半ば強引に)有明を女王にしてしまう事など造作もない。
なお、有明実装後初の有明海域作戦となる2021年冬コミ(C99A)にて有明を扱った本が飛びぬけて多かったとかそういう現象は残念ながら一切起こらなかった模様。
関連タグ
秋雲先生…年末限定ボイスで言及
風雲(艦隊これくしょん)…秋雲先生のサークル売り子
第十駆逐隊…リアルイベント帰りにイベント海域へ突入し、その火力を見せつけた。
ヘイウッド・L・エドワーズ(艦隊これくしょん)…のちのありあけ型護衛艦「ありあけ」。初出が第一〇一次有明海戦。