概要
長野駅 - 十日町駅間をしなの鉄道北しなの線(信越本線第3セクター移管区間)・飯山線経由で結ぶ臨時快速列車。もしくはその使用車両である専用のキハ110系に対する車両愛称。
名前の由来は東京のローマ字表記(TOKYO)を逆読みしたもの(OYKOT)。
北陸新幹線長野駅 - 金沢駅間の開業に先立ち、飯山線定期普通列車として2014年冬より運行を開始。2015年春より観光列車としての運行も開始した。
車両
長野総合車両センター所属のキハ110系200番台(所属全車両が元北上線特急「秋田リレー」用300番台からの転用改造編入車)のうち、-235・236(313・314)号車の2両を再改造して投入された。車番の変更は行われていない。
外観はアイボリーとえんじを基本に藁葺き屋根の民家の襖や障子などをイメージしたラッピングが施され、内装はソファタイプのロングシートや、障子をイメージした柄のロールカーテンが装備された。
この車両は完全な観光列車専用車両ではなく、普通列車としての運用も行う為、吊革やワンマン機器類等はそのまま残された。
運用
- 臨時快速列車としては、長野 - 十日町間を1往復、冬季には長野 - 戸狩野沢温泉間を2往復している。
- 臨時快速列車としての運用がない日は、飯山線定期普通列車の運用に入っている。
- 2020年のCOVID-19感染拡大の際、ほとんどの観光列車は運行停止に追い込まれていたが、前述の通り完全な観光列車専用車両ではない為、そのまま普通列車の運用に使われていた。