概要
CV:松岡洋子
パムーンとは、『金色のガッシュ!!』のキャラクター。
千年前の魔物の一人で、アニメでは四天王の一人として登場している。
本の色はライトイエロー。千年前の本の持ち主はシェルビィで、現在はその子孫のランス。
多数の星達を自在に操り、光線を放つ術を持つ。
かつてはゴーレンを圧倒する程の実力の持ち主であったが、卑怯な罠に敗れ石化する。
復活した当初からゾフィスに反感を抱いていたが石化へのショックと孤独に苛まれ、従う。
しかしガッシュとの戦いで希望を見出し、仲間に加わるもその直後にゾフィスに本を燃やされ魔界へ帰ってしまった。
ちなみにパムーンの石版は清麿が骨董品屋で見つけたもので、彼から「自由な発想」という名の屈辱を受けている。
戦闘ではその屈辱への怒りを露にしたが、ガッシュとの和解で許した様子。
尚、清麿(アニメではガッシュやティオも加わっている)がパムーンの石版で行っていた「自由な発想」とは
・石版に手をつけて意味不明な呪文(?)を叫ぶ
・お湯や氷水に浸す
・鰤で叩きつける
・落書きをする
…etc.
その後、石版はビョンコによって盗まれてしまうが、清麿が行ったそれらの行動は案の定パムーンの逆鱗に触れてしまい、サンビームは清麿がどんなことをしてパムーンを怒らせたのか気になっていた。
術
- ファルス
- 操る星から直線のレーザーを放つ。
- ファルガ
- 回転を加え、貫通力が増したレーザーを星から放つ。
- ファシルド
- 星から四角錐のピラミッド状のバリアを張る。
- デーム・ファルガ
- 位置を固定させた星から、レーザートラップ状にレーザーを放射し続ける。
- エクセレス・ファルガ
- X状に並べた星からXの形をした強力なレーザーを放つ。
- オルゴ・ファルゼルク
- 星を全身に装着した肉体強化術。
- 強化状態のガッシュとウマゴンをいとも簡単に止めるほどの力に加え、身体に付いた星と身に纏ったエネルギーを引き伸ばし、相手に絡みつかせて動きを封じることも可能。
- ディオガ・ファリスドン
- 星を円周状に集め、回転を伴った巨大なレーザーを放つ。
- ペンダラム・ファルガ
- パムーンの最大呪文。星型の5つの顔を持つ精霊の姿をした巨大なエネルギー体を形成して攻撃する。
- 更にアニメ版では顔の部分の合体も可能。
- 完全版に収録されたオマケ漫画「ガッシュカフェ」では、術者のパムーンを差し置いて唯一術からのゲスト出演をしている。
- フェイ・ファルグ
- 星が張り付いた者や自分らを浮遊させる。
- ファルセーゼ・バーロン
本の持ち主
ランス
CV:安澄純
パムーンの現在の本の持ち主で、シェルビィの子孫。貴族風の衣装を身に纏うおかっぱ頭と下睫が特徴の青年。
パムーンが本を燃やされるまで自我を見せることはなかったため、本編で呪文以外の言葉を発する場面は結局見られなかったものの、事件終結後の空港にてバビルのパートナーであった汪青宇と共に笑顔を見せている場面があり、完全版に収録されたオマケ漫画「ガッシュカフェ」でも明るい姿が描かれ、パムーンの不遇な過去を哀れみ、ペンダラム・ファルガらと共にパムーンを励ました。
シェルビィ
CV:佐藤晴男
パムーンの千年前の本の持ち主で、ランスの先祖。チェーンメイルに身を包んだ騎士風の初老の男。
余談
同じ千年前の魔物であるレイラとは、
・属性
・術
・同年齢
・星と月
といった複数の共通点があるのだが本編で二人の関係は説明されていない。
同族の可能性も推測できるが、ウマゴンやカルディオのような例もあるので実際は不明。
互いにゾフィスに歯向かい清麿の仲間に加わっており、最終決戦ではビクトリームと揃ってガッシュに力を貸している。
清麿が石化の呪いに苦しむレイラにパムーンの名前を口走った際、動揺した顔を浮かべていたのでレイラはパムーンの存在は知っていた模様。
魔界に帰った後、パムーンとレイラは二つ上の学年でガッシュ達と同じ学校に通っている。
関連イラスト
関連タグ
レイラ ビクトリーム ツァオロン ベルギム・E・O デモルト 星 不憫萌え
ロデュウ(パムーンに続く清麿の被害者で、こちらは拷問同然の制裁を喰らっている)