メイン画像は作者であるユキヲ氏本人によるもの
概要
cv:佐々木李子
ぺこらの元部下である天使で、金髪緑眼の美少女。一人称は「ぽぽろんちゃん」。身長156cm。
ゆるふわ系の外見とは裏腹に、自分の昇進の為に力を失ったぺこらを始末しようと画策するなど、かなり腹黒い性格の持ち主。上司であるぺこらのことは「様」付けで呼びつつも、真面目すぎる性格には嫌気と呆れたような様子を見せており、同時に要領の悪い彼女のことをバカにしている。
行動を起こしても上手く行かないぺこらと比べて優秀ではあるが、自分にとって得にならないことは人助けであろうとしようとはせず、また都合が悪くなるとへつらおうとしたり逃げ出そうとしたりする卑怯かつ狡猾な一面も持っている。
ぺこら同様、元々悪魔には憎しみを抱いていて、「生きる価値のない劣等種」と見下していた。また、人間のことは「自分勝手で救うに値しない奴ら」として見ており、人間にも悪魔にも辛辣な態度で接しているが、自分に恨みを抱く長髪の男性(声-中井和哉)から自分を守る為に怪我をしたぺこらの入院費を払ったり、アイドルの自分を応援してくれる施設の子供のためにお金を集めようとするなど、根っからの悪人ではない。ぺこらによれば、昔はここまで歪んだ性格ではなかったとの事。ちなみに天使見習い時代の同遼であるぴのとも仲が悪い。
前述の通り、ぺこらを始末しに人間界にやって来たが、邪神ちゃんがぺこらに差し入れとして持ってきた肉じゃが(TVアニメ版ではカレー)を地面に叩き落した結果、「食べ物を粗末にすることは許さない」という邪神ちゃんの数少ないまともな逆鱗に触れてボコボコにのされた挙句、ガムテープで簀巻きにされて海へと放り投げられた。
その後なんとか生還し、邪神ちゃんを再び奇襲するも、天使の輪を食べられて力を失ったため退却。輪が再生するまで、人間界のラーメン屋「創世記」で住み込みで働きながら芸能活動をして生計を立てている。芸名は天使のえる(あまつかのえる)で、邪神ちゃんや人間達からはこちらの名前で呼ばれている。
腹黒だが猫を被るのは非常にうまく、外面だけはいいため、ラーメン屋では看板娘として人気を博しており、アイドル活動も順調に軌道に乗っている模様。
元上司であるぺこらや悪魔達に馴染むようになり、邪神ちゃんのことは「肉じゃが」TVアニメ版では「じゃがいも」と呼んでいる。特にペルセポネ2世には良く慕われており、天使の力が戻ったときには油断したところを始末すると言いつつも、自身のライブに招待するなど友好関係を築いている。上記の性格も登場当初から軟化しており、ぺこらをからかいながらもさり気無く優しくしたりと天邪鬼ながらもそれなりに友好的な関係を築いている。現在はぺこら同様に天界から「反逆者」と認識されている。
上記の邪神ちゃんとの対決時に金属バットを使用しているが、TVアニメ版では無数の乱杭歯付きの金属バットを使用している。ちなみにゲーム版では原作でも使用しているロケットランチャーや弓矢といった飛び道具を使用している。おまけに貴重な回復役な上、味方全体に一回だけ攻撃を無効化させる必殺技を持っているのでぺこらよりも有能である。
余談
上記の彼女に恨みを抱いて襲い掛かり、ぺこらの頭をハンマーで殴った男性は第148話で再登場し、邪神ちゃんが乗っている電車の中でナイフを振り回して暴れた事で彼女を怒らせて制裁を受けている(顔が腫れ上がるまで尻尾で叩きのめされている)。同じ姿をした別人かも知れないが、図らずともぺこらの仕返しを邪神ちゃんがしたとも捉えられる。