「年下や弱い者にしか強く出れないイキリ悪魔の邪神ちゃんの方がダサいよ」
CV:飯田里穂
演(舞台):富岡ひなた
概要
邪神ちゃん達の恩師『ペルセポネ』の娘で冥界の王『ハーデス』を父に持つ悪魔。身長146cm。誕生日は2月14日。冥界の姫だが、邪神ちゃんによると、冥界は彼女の家族と頭が三つの犬しかいないらしい。
全身黒ずくめのマントにガスマスクといういかにも怪しい装いで、魔界に帰れなくなった邪神ちゃんを探しに人間界へやってきた。
その後は、母親から虚弱体質を治すためにアパートに居住したミノスの同居人として預けられ、少しでも体力を付けようと彼女のアルバイトや朝のランニングに付き合わされている。
人間界に住み始めてからは、ゆりねの趣味で選ばれた服にチェンジ。しかし「2世という呼び方は女の子っぽくない」ということで名前を考案。その中でメデューサが考えた「ペルちゃん」を気に入り、それ以降は「ペルちゃん」と呼ばれている。ペルセポネ2世という名は本来なら魔界での式典など畏まった場で名乗る名称らしく、本名は「ピコレッタ」というが、その名前の由来が魔界で流通しているトイレ用芳香剤の商品名であることからコンプレックスを抱いており、自分から本名を名乗ろうとすることは無い。
邪神ちゃん以上のドロップキックの使い手であるが、上述の通り虚弱体質の持ち主で作中では頻繁に吐血し、ドロップキックを繰り出した後に脚を骨折するほど。
そもそも邪神ちゃんに会いに来たのは母ペルセポネ1世から「邪神ちゃんに真・ドロップキックを伝授する」ことを命じられたためであり、修得に80年かかる真・ドロップキックを指導することになった。後に邪神ちゃんは執念でこれをマスターするも、肝心のゆりねには効かなかった・・・
純粋で子供らしい一面を持ち、相手が天使や人間であっても偏見を抱かない優しい性格の持ち主。天使であるぽぽろんと友達になり、まっすぐな優しさで少しずつ彼女の心を溶かしており、そのことはぺこらからも好感を抱かれている。また、人見知りの激しさが原因でぼっち気味だったエキュートともすぐに打ち解け、彼女が周囲に対して心を開いていく切っ掛けにもなっている。その一方で、邪神ちゃんのからかいに対して的確な言葉で屹然と接する一面を持っており、笑顔で遠慮のない毒舌を吐くこともしばしば。だが、それが行き過ぎて邪神ちゃんの悪気の無い行動(皆との親睦を深める為のレクリエーション?)にもダメ出ししてしまい、KYになってしまう事も…
余談
原作では第84話が初登場だが、テレビアニメ版では2話(1期)から登場し、原作よりも出番が増えている。アキバで邪神ちゃんを探し回る様子が描かれているが、彼女と何かとすれ違ったり、周囲からは明らかに怪しい格好のために警察に彼女の居場所を聞こうとして、逆に連行されたこともある。最終話で風船を持って宇宙へ行く邪神ちゃんを発見することができ、それでも会うことは出来なかったが、テレビ未放送の12話では合流し、邪神ちゃん達と海水浴へ出掛けている場面がある。地上に来た目的に関してはアニメではそもそも一度も触れられておらず、3期最終話で真・ドロップキックに関する話題が出た際にはペルセポネ1世により「アニメでは有耶無耶にされてきた」と言及されている。
アニメ1期で邪神ちゃん達と接点が第12話までほぼ無かったせいか、ゲーム版「和気あいあい殺伐バトル」では登場しない(名前すら出てこない)。
関連タグ
邪神ちゃん 花園ゆりね ミノス(邪神ちゃんドロップキック) メデューサ(邪神ちゃんドロップキック) ぽぽろん(邪神ちゃんドロップキック)