CV:小見川千明
演(舞台):前田羽衣音
概要
ミノタウロス族の一員である女悪魔で、邪神ちゃんとメデューサの幼馴染。
邪神ちゃんに会いに人間界を訪れるうちに人間界を気に入り、ゆりねのアパートの隣の部屋に引っ越してきた。
同作のスピンオフ漫画、『ミノスのビーフ100%』では主役を務める。作者は結希シュシュ。
外見
「牛」(というかホルスタイン?)のイメージ通り、角があってグラマラスな体型をしている美少女。作中屈指の巨乳。いわゆる牛娘。
カラーリングは青髪赤目のショートカット。人間界に来た際原宿で購入した「ビーフ100%」という文字が書かれたTシャツを気に入っており愛用している他、その上に牛柄のパーカーを着用している。下は黒いミニスカートに右足のみ白黒ボーダー柄となったニーソックス。首元に金色のカウベルを付けている。
身長は167cmで、幼なじみの2人と比べるとかなり高い。レギュラーキャラの中でも最長身である。誕生日は11月29日。
人物
快活で天真爛漫、あまり深く物事を考えない性格。天使や人間にも分け隔てなく接する。
気さくで温厚な人物ゆえに近所の子供たちからも人気者だが、邪神ちゃんのクズさ加減には呆れ果てているため、彼女限定で若干ドライな対応を取ることも多い。
同時にかなりの脳筋故に初期はぶっ飛んだ行動を取ることも多かったが、悪意や私利私欲によって行動することはほぼなく、悪魔ながら善人である。この漫画の良心の1人。
実家は建設業の老舗で魔界の多くの建物を作っている「松屋組」だが、社長である彼女の父親を組長と呼んだり、ライバルの吉野家組にカチコミに行くという台詞があったりと実はヤの付く自営業なのではないかと疑いが掛けられている。しかしどちらにせよ邪神ちゃん同様実は結構なお嬢様だと思われる。
初登場は3巻。魔界に帰れなくなった邪神ちゃんに会う為、数百年振りに人間界に来訪した(最後に訪れたのは「鎧着た連中が刀で殺し合いしてた」時代とのこと)。
当初は「人間一匹殺すのに手こずってるなんてカッコ悪い」と邪神ちゃんに苦言を呈していたが、怒ったゆりねのオーラに自分も怖気付いている。その後は何度か遊びに来る内に人間界を気に入り、ゆりねの隣室に引っ越して来た。
仕事をするのが好きで、牛乳配達や工事現場のアルバイトをして生計を立てている。その後ペルセポネ2世が人間界にやってきた時は、彼女の虚弱体質を改善する目的もあり身元を引き受け、共にトレーニングに汗を流している。
人間界に来なかった時期が長い為、登場初期は外国人観光客のような行動も多かった。人間の事は「前の人間たちが死んでも後に生まれた人間たちが後の時代を引き継いで頑張っていける存在」と認識しており、メデューサと共に「凄い」と尊敬の念を抱いている。
とてつもない怪力を持つ体力自慢で、牛乳配達ではリヤカーを引いて大量の牛乳を瞬時に配達したり、工事現場では数人分の仕事をこなしている。また、悪魔ながら筋トレを欠かさない努力家であり、牛乳配達では毎朝コースレコードを更新する勢いで配達時間を短縮していっている他、ゆりねと共闘してクラーケンを倒せるほどの実力を有している。自身の戦闘力には誇りを持っているらしく、初登場時はゆりねに対して勝負を挑もうとしていた。
現在では完全に打ち解けており、朝食はゆりね家で食べてから出勤する事も多い。
邪神ちゃんのセリフによれば、彼女の怪力はミノタウロス族の特殊能力らしい。
基本的に戦闘では素手だが、ゲーム版のメインクエストではこん棒と戦斧を使用している。
邪神ちゃん世界の悪魔には原作から「レベル」という概念が存在しており、同ゲーム版のイベントでレベルは100を超えてから数えていないと述べている。ちなみに1巻時点で邪神ちゃんがレベル48、メデューサがレベル50であるため、ミノスは相当の実力者であることが窺える。必殺技はアニメ版のみ登場した「デビルブロー」。
ミノタウロス族は乱暴なイメージが付き纏っていたために、幼い頃は魔界の学校で孤立していたが、それに偏見を抱くことなく接してくれた邪神ちゃんとメデューサと友人になった。現在は喧嘩になったり薄情な一面を見せることもあるが、友情は固くメデューサ共々時折友人らしい一幕を見せることもしばしば。
彼女のツノは千年に一度の周期で生え変わるのだが、この日は「猫耳メイドの日」と呼ばれている。生え変わるツノの代わりに猫耳が生えてしまい、尻尾も同様の変化を見せる。何故か着用するメイド服はスタンダードな物だが、胸の谷間が見える前衛的なデザインをしている。普段付けてるカウベルも猫が付けるような鈴になっていた。
性格もメイドそのものになってしまい、やってほしいことが無くとも自分から家事全般あらゆるモノをこなしてしまう。語尾に「にゃん」を付けるなど可愛い寄りの口調になっている。
この変貌ぶりは、幼いころから付き合ってる邪神ちゃんは理解しているが、ペルちゃんやぺこらといった後からの知り合いはミノスと言われないと気付けないほど。因みに本人は生え変わる間の記憶が全くなく、邪神ちゃんが録画した動画を見せられて赤面するほどショックを受けていた。
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