概要
群馬県渋川市の秋名山を通る群馬県道33号渋川松井田線を本拠地とする走り屋チーム。
発起人は池谷浩一郎。自動車好きが集まった同好会的なチームで、本格的なドラテク追求を目的としていない。実力はあまり高くなく、原作では涼介に「カス揃い」と評されている。
チームステッカーは原作・TVシリーズ及び実写版・新劇場版でデザインが全く異なっている。
レッドサンズの交流戦で藤原拓海が高橋啓介相手に強烈なデビューを果たして以降、事情を知らない登場人物は彼も同チームのメンバーとして扱っているが、拓海は正式なメンバーではない。
TVシリーズの関連作品であるドラマCD『ロンリードライバー伝説』では設立から本編開始までのストーリーがある程度描かれており、愛車を買ったばかりの池谷や健二らの友人同士の集まりから始まり、後述の桂木美香の合流によって現在の様にある程度は走り屋チームらしくなった模様。
また、同作ではTVシリーズのチームステッカーをデザインしたのは美香である事が明かされた。
なお、実写版では樹がリーダーとして取り仕切っている(池谷と健二はガソリンスタンドのモブ店員としての登場で原作やアニメ版のような活躍はしていない)。
メンバー
CVはアニメ・新劇場版の順。
- 桂木美香
CV:沢海陽子(ドラマCD版)
ドラマCD『ロンリードライバー伝説』に登場。
池谷や健二の高校の先輩で、本編開始より三年前に秋名を走っていた女走り屋。
実力は当時の池谷や健二では全く歯が立たないほど速く、拓海が表舞台に上がるまではスピードスターズのタイムレコード保持者だった。
デザイナー志望で後に上京。
彼女も拓海と同じくスピードスターズの正式メンバーではなかったが、健二とのバトルを経て正式にメンバーとなっている。
前述の通り、TVシリーズに於けるスピードスターズのチームステッカーをデザインしたのは彼女という設定である。
搭乗車種はNA6CEユーノス・ロードスター
なお、後に頭文字D Third Stageのエンディングでガソリンスタンドへ赤いロードスター乗りの女性が来店しているが、これが美香なのかは明言されておらず池谷と健二の振るまいから赤の他人である可能性が高い。
- 守
CV:後藤光祐(新劇場版)
原作に彼のモデルとなったキャラが登場しているが、新劇場版オリジナルキャラ。
搭乗車種はA170ランサーEX 1800GSRターボ(後期型)
- 滋
CV:野沢聡(新劇場版)
守同様原作に彼のモデルとなったキャラが登場しているが、新劇場版オリジナルキャラ。
搭乗車種はKP61スターレット
主人公。正式なメンバーではないが、劇中では度々スピードスターズのメンバー扱いでバトルを申し込まれることがある。