概要
株式会社ゲームフリークの設立者であり、今や世界的な知名度を誇る「ポケットモンスター」シリーズの生みの親。
有名なゲームシリーズの制作者ということで度々取材も受けており、2018年5月には小学館の学習漫画スペシャル人物館から、伝記が発売された。
アニメ・ポケモンシリーズの主人公・サトシの名前は彼が由来となっており、初期アニメのライバルであるシゲルは、任天堂のゲームクリエイターかつ、マリオの生みの親である宮本茂氏から。
取材でも『「シゲル」はいつも「サトシ」の少しだけ前を行っていて、追いつくことは絶対にない』と話しており、宮本氏の事を心から尊敬していることがわかる。
幼い頃の昆虫採集がポケモン制作のヒントとなったとされるが、昆虫だけでなく他の生き物もポケモン制作の種となっており、ニョロモやニョロゾが腹部にうずまきの模様があるのは、田尻少年がおたまじゃくしを手で触った時に、内臓が透けて見えることに気付いたことが理由である。
ポケモンの看板キャラクターと言えばピカチュウだが、実は一部の関連作品だとニョロモやニョロゾも主人公の大事なエピソードにも関わっていたりするキャラクターである。
現在はゲーム開発の第一線を退き、ゲームフリークの経営に専念している。
『ポケットモンスター金・銀』を最後にゲームの開発に関わっていないとされているが、この頃から増田順一がサブディレクターを務めているため、『金・銀』の時点で開発に殆ど関わっていないと見る人も多い。