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刺し穿つ死棘の槍の編集履歴

2020-09-03 03:06:56 バージョン

刺し穿つ死棘の槍

げいぼるく

『Fate』シリーズに登場する宝具。

呪いの朱槍をご所望かい?

概要

  • ランク:B
  • 種別:対人宝具
  • レンジ:2~4
  • 最大捕捉:1人

ランサーが編み出した対人用の刺突技。

真名解放すると槍の持つ因果逆転の呪いにより「心臓に槍が命中した」という結果を作ってから「槍を放つ」という原因を作る。つまり放ったから当たった、ではなく、当たったから放ったという、運命そのものに対する攻撃である。生物の急所である心臓を穿つ為、仮に「約束された勝利の剣」に耐える者でも確実に相手を死に至らしめることが可能。

それでいて、魔力消費も少なく、一対一ならば六連戦(自分以外のサーヴァント全員と対戦)しても魔力を補充しなくて良いことから、対人戦に非常に効率がいい。

なお、その因果操作を回避しても、ランサー自身が放つ神速の槍さばきを躱さねばならず、負傷と回復阻害の呪いを残される。


ちなみに、発動したと同時に「心臓を貫いたという結果」が成立している為、仮に放った直後でランサーが死んだとしても、槍はひとりでに動いて相手の心臓を貫く。芸達者なアーチャーですら、発動体勢になったら発動されないよう必死に下がるしかない。


防ぐには槍の魔力を上回る防壁を用意するしかなく、回避に必要なのは敏捷性ではなく幸運の高さであり、敏捷EXあろうと絶対に避けることは出来ず高ランクの幸運があって稀に外れる程度であるため幸運が低ランクの者が因果を掻い潜ることは不可能とのこと。


そもそも心臓が無い生物や機械のような相手にはこの因果逆転の呪いは成立しない。また、槍が伸びたり槍自体が変形することはなくレンジは槍のリーチそのものであるため近接攻撃の届かないところにいれば宝具は発動しない。


因果を逆転させる「原因の槍」である為、余程の幸運が無ければこの世にこの槍が存在する限り、これによる傷を癒す事は出来ない。セイバーの場合は、不意打ちを受けて傷を負いながらも回避し、その後士郎と会話している最中に大して戦闘に支障が無い程には傷が癒えたが、これは幸運Bと直感Aのスキルによるもの。しかし自らの存在の証明とも言える一撃を回避されたためランサーは顔を憤怒に歪ませるほどの憤りを見せた。


また敵HP分のダメージ追加するという内部破壊効果(体内殲滅とも)を持つ。こちらはゲイボルクに刺された者を体内から四方八方棘だらけにする逸話からきた効果である。この逸話の補完としてゲイ・ボルクに胸を刺されたとき赤い茨の呪いが走るとのこと(派生作品などでは本当に体内から棘だらけになっている)。


ゲーム的に言うなら、「命中補正+100、かつダメージ補正が狙った相手のHP分プラスされる。仮にセイパーのHPが100だとしたら、ゲイ・ボルクのダメージは(槍のダメージ)+(100)になる。このお手軽さで消費魔力は二桁程度。」とされる。

サーヴァント相手だと心臓に攻撃を当てても耐える可能性がある都合上、心臓を破壊するだけの攻撃は即死ではないらしく、敵HP分のダメージ追加効果(体内殲滅)があるが故に、即死という判定。そのため即死効果と必中効果は別であり、「必中効果のある敵HP分以上のダメージを与える攻撃」というのが正確。


余談

「十二の試練を語った後だからチート度が低いと錯覚しますが、相手のヒットポイント分のダメージを与える必中武器だなんて、どう考えてもチートです(笑)」と原作者自ら語るチート宝具。


なお、その「放てば必ず相手の心臓に命中する」という必殺性の為、物語の展開上あの手この手で回避され「全く命中しない必中(笑)の槍」という不名誉な称号を得ている。


また、並行世界少女は燃費、精度、威力から多用しており、こっちはカタログスペック通り百発百中。


7回使用出来るというのはマスターからのバックアップ抜きの話であり、これはリチャージなしで7回連続で使えることでもあれば、所謂士郎のようなパスをちゃんと繋げられないマスターだったとしても聖杯戦争中7回使用出来るということでもある。またマスターからの魔力供給があればリチャージタイム(魔力補給時間)はあれど当然使用出来る回数は増える。バックアップなしでエクスカリバーを1回しか撃てなかったアルトリアが士郎からバックアップをしてもらえるようになった途端1日に3回撃てるようになったことを考えると、士郎レベルのバックアップ(パスがちゃんと繋がってるとして)でも1日に21回は使えると思われる。


fateでのゲイボルクの構えは槍の先を下に向けた独特な構えとされており、そのまま相手の足元に槍を突き「下から上に」という軌道を描かれることが多い。この軌道は恐らく伝承の足ボルクの軌道をfate流に再現した結果と思われる。原典においてもゲイボルクの軌道は下から来るものとされており、この軌道を知っていたフェルディアは下からくることを警戒し盾を下に構えている。


ゲームで登場する際は「必中」「即死」といった設定どおりの特性が付随していることが多い。


また、因果逆転というのは理屈を抜きに結果在りきの事象を引き起こす「権能」に限りなく近い能力である。

現代において「権能」が発動すればそれだけで抑止力案件なのだが、あくまで「限りなく近い」(もっと言ってしまえば「権能一歩手前」)で止まっているためギリギリ抑止力案件になっていない。


ランサーのゲイ・ボルク本来の使い方はこちら→突き穿つ死翔の槍


伝説で、「足で投擲する」、「水中でしか扱えない」、「使うには腰まで水に浸かっている必要がある」などがあり、足で投擲しなければいけない理由は川に浸かりながら槍を水に入れた状態で投げなければいけないからではないか?という説もあるが定かではない。この逸話からか基本的にクー・フーリンの重要な決闘は水辺で行われ、クー・フーリンとの浅瀬での決闘は警戒される。


関連タグ

Fateシリーズ ランサー(Fate/staynight) 宝具

ゲイボルグ  呪い 即死

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