CV:池田朋子
人物
『超ゼツ』の主人公。小学5年生。
北海道の豊かな自然の中で育った超野生児だがベイブレードへの知識の吸収力と分析力の高さを発揮しており前作主人公のバルトより頭脳派に描かれていた。
燃え上がる情熱と、純粋な優しさを本質に持っている。
好き嫌いがはっきりした性格で、「俺が一番強ぇ!」と負けん気が強い。
感情が昂ぶるとベイと共鳴し、まとめている髪の毛がほどけて炎のように逆立ち、強烈なパワーを発揮する。
蒼井バルトに勝って超ゼツ最強無敵ブレーダーになることを目指している。
無意識の内に相手のシュートフォームを取り入れ、自分のものにする特技があり、初めてのバトルではバルトのフォームを完璧に身に着けた。
父であるタイガから、超ゼツベイとの共鳴力が強すぎることを懸念されており、アバターのアキレスと心の中で会話することもしばしばある。
ベイブレードバースト超ゼツ
元々ベイブレードに興味を持ってはいなかったが、ウイニングヴァルキリーのパワーを見て最強のベイブレーダーになることを決意。タイガから超ゼツベイは早いと言われたため、自分の力でゼットアキレスを作り出し、バルトと互角の勝負を繰り広げた。
強いブレーダーと戦うため転校を決め、単身米駒学園を訪れる。米駒学園の寮に入るよう勧められるが、校庭にテントを張って寝泊まりしており、ソーチョーやホウイも宿泊することがある。
バトルシップクルーズではベイクイーン号に自室はあるが、やはりテントのほうが過ごしやすいのか甲板にテントを張っている。
ロンギヌスカップでは3位の成績で1次予選を突破。1回戦で紺田コウジ、準決勝でホウイ、決勝でスオウを破りロンギヌスカップを優勝する。続く白鷺城ルイとのバトルの中、彼の脱力フォームを取り入れたことで勝利。金のレベルチップを受け取る。
大会数日後にファイにバトルで敗れ対抗心を持つようになる。
ロンギヌスカップ優勝者(アジアトーナメント優勝者)としてバトルシップクルーズに参戦。ラバンやジャンなどの強力なライバルにも恵まれ成長していくのだが、ファイがラバンのレオパルドを破壊する瞬間を目撃したことで様子が変化し、フリーとのバトル時から「勝ちたい」という意思の下で禍々しいオーラに包まれ、アキレスも黒く染まるようになる。このことはフリーにも危険視され、妹のナルからも心配されている。さらにシュウの時とは違って日常生活等ではさほど変化が無かったのが厄介。
バトルシップクルーズ最終戦まで勝ち残ったためバルトへの挑戦権を獲得。ファイに先を譲られる形でバルトと対戦する中、バルトに追い詰めれたことで「勝ちたい」という感情が暴走。ヴァルキリーのレイヤーを破壊して勝利し、チャンピオンの座を勝ち取った。
これ以降、アイガは「悪魔の共鳴」の力を無意識に成長させ続けることになり、言動も今までより粗暴なものへと変わった。バトルも乱暴になり「楽しむこと」よりも「相手のベイを破壊して勝利すること」に拘るようになる。
しかし、チャンピオン獲得から少し経った後、Z4のハーツとのタイトルマッチで完敗し、チャンピオンの座を奪われる。新たなチャンピオンとなったハーツのメディアを使った挑発に激昂し、リベンジするために魔城デッドグランに乱次郎と共に乗り込んだ。
最初に待ち受けていたカイルに勝利し、続くイベル戦では乱次郎救出のため守りのオーブイージスに守りの姿勢で対抗して勝利。無双ベイスタジアムの部屋に入った瞬間に天井が迫るトラップにかかり生死を賭けた脱出のためレフトアポロスおよびライトアルテミスと対決。ラスト1回のチャンスの中でレフトアポロスをライトアルテミスに押し込んで低速バーストを発生させ、残ったアポロスを超ゼットスラッシュでバーストさせ勝利。ハーツの必殺技をコピーして挑んでくるナイト伯爵とエクリプスに対しては、ハデスよりも重量が軽いためデッドグラビティを耐え抜いて勝利した。連戦の中で共鳴力を高めていくが、アキレスがダメージを受けると自身もそれを痛みと感じることこそが共鳴力の成長であるという間違った解釈をする。フブキと共に現れたシュウから、それは「悪魔の共鳴」でこのままだと「アキレスを殺すことになる」と警告され、本当の「共鳴」ではないことを証明すべく挑まれたバトルでは、真の「共鳴」の力を表現した超Zスプリガンの前に完敗する。しかし、自らの間違った考えを認めたくないアイガは警告を無視してハーツとのリベンジマッチに挑むも一矢報いることすらできず連敗する。その後デッドグランに現れたバルトが超Zヴァルキリーで勝利する形でチャンピオンを奪回するが、このバトルの中でハーツに追い込まれピンチに陥ったバルトが笑っていることに疑問を持つ。バトル終了後、バルトがハーツに勝利した結果に納得できずにいる自身を見た乱次郎からも、最近の自分が相手のベイを破壊することしか考えていない事実を指摘されるが、その言葉についに逆上したアイガは、そのまま飛び出してそこで遭遇したファイとのバトルに突入。しかし、デッドグランで大きなダメージを受けたアキレスの状態を考えずにバトルを強要させた結果、フェニックスに敗北しアキレスが大破。
それによってアイガは、自分がアキレスの声に耳を傾けなくなり、その結果壊すことになったことを痛感し涙を流す。
その後シュウに協力してもらう形でゼットアキレスを超Zアキレスへと進化させた。その後決まったハーツとのバトルでは超Z覚醒ができずに苦戦を強いられていたが、BCソルのキットとの打ち合わせで超Z覚醒しなくてもハデスの最重量という特徴を活かして勝てる方法を模索したことで善戦。しかしそれだけではハデスには勝てないことを本人も理解しており、3rdバトルで勝利しリベンジを果たした。
その後にキットにバトルを挑まれるが、超Z覚醒でバーストしないアキレスに対し、強力な対空能力を備えたエアナイトにはスピンフィニッシュや僅差のオーバーフィニッシュで敗北。
ファイにアキレスを破壊されたことはアイガにとってトラウマになっている。
フリーがファイの宣言通りにガイストファブニルを破壊され敗北したことに刺激を受け世界中を巡る修行の旅に出た。ジャンの元で「超ゼットシールド」を、ラバンの元で「超ゼットソード」を習得した。
その後BCソルに赴き、キットにリベンジを申込んで無事勝利。直後にシュウとファイのバルトへの挑戦権をかけたスペシャルマッチが決定したことで、バルトとキットと共にニューヨークへ飛ぶ。そこでスペシャルマッチを観戦しシュウの超Zスプリガンが破壊され、ファイが最後の生贄をバルトとすることを良しとしなかったアイガは観客席から飛び出し、ファイへ挑戦状を叩きつける。バルトが勝負をアイガに譲り、ファイもこれを受諾したことで両者のスペシャルマッチが決定する。打倒ファイのためベイクラブと特訓を行った。
そしてファイ戦を迎え、ファイにバーストのみの決着によるバーストマッチを要求され、これを受諾。なかなか決着がつかず5thバトルまで持ち込まれる長期戦となる。5thバトルではお互い攻める形から始まるがデッドスティンガーによりアキレスが空中に舞い上がり、そこへフェニックスのダイビングデッドスティンガープレスが襲い掛かるが「超ゼットシールド」でそれを受け止め、デッドアーマーを外に弾き飛ばす。フルパワーを発揮したファイが出した最後のファイナルデッドインパクトにも耐え、直後の超ゼットソードでバーストさせついにファイを破ることができた。
その後バルトとのタイトルマッチが決まり、1stバトルはお互いの超Z覚醒を解除したことで同時バーストフィニッシュ。2ndバトルはお互いの必殺技を繰り出し近差でオーバーフィニッシュをし1ポイント先取する。3rdバトルは最初からヴァルキリーの超Z覚醒を解除したが、ヴァルキリーのドライバーが削れ加速し超Z覚醒が復活し、アキレスの超Z覚醒を解除されバーストフィニッシュさせられる。4thバトルは最初から激しいバトルになるが、アキレスが弾き飛ばされオーバーフィニッシュされかけるが、アキレスがアイガとの絆に応えディメンションドライバーがアタックモードにチェンジし、最終バトルで勝利しチャンピオンの座を勝ち取った。
ベイブレードバーストGT
wbba.公認世界チャンピオンとして登場。ユニオンアキレスを所持。子供っぽさは抜けておらず、虹龍ドラムと顔面表情で張り合うこともしばしば。バトルジャーニーの決勝では彼へのタイトルマッチ挑戦権を得ることができる。一番最初に辿り着いたアマネのブシンアシュラに対し、スピードモードのアキレスで完勝した。
引き続きドラムとのバトルでは最初はスピードモードでロックドラゴンをバーストさせるが、次のバトルでエースドラゴンに敗北。続く3rdバトルでユニオンソードを装着したアタックモードで、僅差でオーバーフィニッシュを決めて勝利。
その後のデルタとのバトルでは、初戦からユニオンソード+アタックモードで挑むが同時オーバーフィニッシュでドロー。続く2ndバトルでコンバートディスクを偏重心にして挑むがバトルの最中でアーサー・パーシヴァルが乱入し、アポカリプスによりディアボロスもろともバーストさせられた。闇の下で強さだけを求めるアーサーを認めないアイガに対し、アーサーが挑戦状を叩きつけたことで翌日に同会場で彼とのスペシャルバトルが開催される。ユニオンソードと偏重心コンバートディスクのフルアタックモードで挑むが敗北した。
wbba.vsHELLのチーム対抗戦を第5試合目までスペインのBCソルの部屋で、第6、7試合目をGTアリーナでバルトと共に観戦しており、ドラムたちの戦いが終わった後にバルトと共にビクトリーズのジムに現れ、バルト、ドラムとバトルロイヤルを行った。(勝敗は不明)
ベイブレードバースト超王
レジェンドブレーダーとして登場。今もなお世界チャンピオンの座を維持している。乱太郎と共に乱次郎のいる乱ベイ組アジトを訪れる。久々の乱次郎との再会に喜ぶアイガは早速彼にバトルを申し込むが、彼がレーン・ヴァルハラによりグライドラグナルクを破壊されさらに腕を負傷したことで出場不能となったことを知ると、彼の分まで戦って出場者全員を倒すと意気込む。
レジェンドフェスティバルのファーストステージのバトルロイヤルではBブロックに選出される。試合前にヒュウガとヒカルのトレーニングに加わり、インフィニットアキレスの装備パーツであるインフィニットソードおよびインフィニットシールドを見せ、インフィニットソードを装着しヒカルを瞬殺。
バトルロイヤルではインフィニットシールドを装着して臨み、センターを取った後、インフィニットガードで4機を弾き飛ばしてスタミナ勝負に持ち込むが最後にヒュウガのハイペリオンが粘り勝ちしたことで敗北した。
セカンドステージではヒカルがパートナーに選ばれ、インフィニットソードを装着してヒュウガ&レーンと対決。2人から狙いを定められるがバリアントウォール突破の最中でハイペリオンが乱入しアキレスとルシファーの2機が残り、バランスを崩したルシファーの隙をついて場外へに押し切って勝利した。
使用ベイ
- ゼットアキレス.11.Xt(Xt+)
ベイブレードバースト超ゼツで使用。バルトに触発されたアイガが自力で作り上げた。メタルの剣と盾が攻撃力と防御力を両立する。色は赤。後にゾロから貰ったエクステンドチップを装着しパワーアップした。悪魔の共鳴に支配されていた時は黒く染まっており、アバターの声もドスが効いたものになっていた。
デッドグラン編にて、ファイに敗北した際に破壊された。これはファイの技もあるがそれ以前にアイガがハーツとのバトルで受けたアキレスのダメージの状態を考えていなかったのも大きい。
- 超Zアキレス.00.Dm
ベイブレードバースト超ゼツで使用。シュウと協力して作り上げた新アキレス。左右に攻撃力上昇。上下に防御力上昇の効果のある超ゼツウイングを付けているため超z覚醒すると攻撃力と防御力が飛躍的に上昇する。
0ディスク以上の重量を持つOOディスクで全能力を底上げし、さらにドライバーは高さを自由に変えることが可能。
- ユニオンアキレス.Cn.Xt+烈
ベイブレードバーストGTで使用。レイヤー、ディスク、ドライバー全てがモードチェンジ機能を搭載している。
・ベース:ユニオンソードを外した『スピードモード』と装着した『パワーモード』
・ディスク:重心の整った『ノーマルモード』と偏らせた『偏重心モード』
・ドライバー:ゼットアキレスの時と同様で高さを変えてアタック、ディフェンス、スタミナに切り替えられる。
- インフィニットアキレス.Dm´1B
ベイブレードバースト超王で使用。
付属パーツに攻撃力を上昇させる青色の『インフィニットソード』と防御力を上昇させる黄色の『インフィニットシールド』がある。
ドライバーとシャーシは既存パーツ。
技
非常に多彩な技を持っている。ベイブレードバーストGTでは登場回数が少ないにも関わらずこれほどの技を披露した
- ゼットバスター、超ゼットバスター、ユニオンバスター
高身長時に可能なスマッシュ攻撃。
- ゼットシュート、超ゼットシュート、ユニオンシュート
斜めに打ち込み、ラッシュ攻撃する。
- ゼットダイブ、超ゼットダイブ、ユニオンダイブ
上空からの落下し、相手に強力な一撃を叩き込む。
- ゼットディフェンス、超ゼットディフェンス、ユニオンディフェンス
レイヤーの上下にある盾で攻撃を防ぐ。小さな2枚の盾のエフェクトが出る。
- ゼットプレス、超ゼットプレス
ドライバーを高くし、深く倒れてレイヤー中央にある大きな盾で相手を押しつぶす
- ゼットスラッシュ、超ゼットスラッシュ、ユニオンスラッシュ
レイヤーの剣で横方向に攻撃する。
- 超ゼットシールド、ユニオンシールド
ベイを大きく傾けさせ、レイヤー中央の大きな盾で相手の攻撃を防ぐ。大きな1枚の盾のエフェクトが出る。
- 超ゼットソード
超Zアキレスで使用。左右に展開している超ゼツウイングで攻撃する超Zアキレスの最強の攻撃。相手の超Z覚醒を一撃で解除する攻撃力を持つが自身も超Z覚醒していなければ発動不可。スラッシュ系の技と似ているがこちらの方が剣のエフェクトが巨大。
- インフィニットガード
インフィニットシールドを装着した状態で使用。
4枚の盾で相手の攻撃を防ぐ。