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CV:子安武人(弟であるハーツと同じ)


概要編集

ベイブレードバースト超ゼツの登場人物。「不死身の帝王」という異名を持つ。

瞳が赤と青のオッドアイになっている。

相手のベイを破壊すること(バーストフィニッシュではなくリアルバーストさせること)に喜びを感じている。

ハーツという弟がおり、幼いころに父からプレゼントされたベイ(ハデスとフェニックス)をめぐって喧嘩をしたことがある。その時は仕方なくフェニックスを手にしたが、これが後の悲劇の原因となっている。


ロンギヌスカップでは決勝戦で負傷した赤刃アイガの前に現れる。試合の数日後、彼を呼び出しリヴァイブフェニックスの力を見せつける。


バトルシップクルーズに参戦し圧倒的な力で全勝(一部棄権)。9人バトルロイヤルでは全員を相手に一人で勝利したためタッグバトルを不戦勝で通過した。そのまま順調に勝ち進んでいくが、3ベイバトルでカイル・ハキムとマッチした際にはハザードケルベウスをバーストさせた上でフェニックスをカイルにぶつけようとしたことで自身もオーバーフィニッシュとなりバトルシップクルーズ中唯一の敗北となった。

エルサント上陸前のバトルでは自身を占ったことで彼の本性を覗いたラバン・ヴァノに対し、ヴァイスレオパルドをフェニックスブレイクで破壊して勝利。この結果によってアイガは悪魔の共鳴に囚われることになる。

続くジャン・ボガードとの試合にも一度オーバーフィニッシュを決められるが勝利。3ベイバトルではカイルと乱次郎と対戦、カイルと相打ちとなる形で乱次郎には敗北。

最終的にアイガとともに生き残り、タイトルマッチでバルトとの勝負をアイガに譲り、バルトがアイガに敗れると棄権。その直後にアイガにフリーバトルを申し込み、彼の共鳴の先を見て敗北するとそのまま姿を消した。


デッドグランでアイガとハーツの再戦を観戦しアイガにバトルを挑み、アキレスを完全に破壊して勝利する。しかしこの時のファイは破壊は狙っておらず、彼の意図しない形の勝利となったため、本人は「何故…砕けた…!?」と動揺していた。


その後「全てを返してもらう」とデッドグランに入り、ハーツにバトルを挑む。バトルはほぼ互角のように見えたが、徐々に勝ち始め、最終的にデッドハデスを破壊。そしてハデスの一部をフェニックスに取り込んでデッドフェニックスを完成させ、その力で全てのベイブレードを破壊することを決意する。


全ベイの破壊の最初の標的をフリー・デラホーヤにしてガイストファブニルを破壊すると宣言。『デッドスティンガープレス』で破壊して勝利。

多くの視聴者にトラウマを植え付けた。


そして次の標的を紅シュウにし、超Zスプリガンを破壊することを宣言。彼の超Zウイングを解除して破壊し、勝利する。これを見たバルトの怒りを買い宣戦布告されるが、後からアイガが来て彼からも勝負を挑まれたことでバルトは勝負をアイガへ譲り、ファイ自身もバルトは最後の獲物として定める。


次の標的をアイガの超Zアキレスにしこれを破壊することを宣言。バーストマッチを要求し、デッドブレイクでひたすらに超Zアキレスをいたぶるが中々破壊に持ち込ませず長期戦となる。最後のバトルで『ダイビングデッドスティンガープレス』で完全な破壊を狙うが、『超Zシールド』に攻略される。そして最後の技として『ファイナルデッドインパクト』を放つがこれも躱され、アキレスの『超Zソード』をまともにくらい敗北した。

バトル後、アイガに敗北した理由が分からずデッドフェニックスに八つ当たりするが、ハーツに一喝された。


バルトとアイガのタイトルマッチ戦はデッドグランでハーツと共に観戦しており、アイガが勝利を決めた後にはハーツの「俺たち、間違っていたのかもな」という言葉に対し、どこか清々しい顔で「かもな」と返した。


使用ベイ編集

  • リヴァイブフェニックス.10.Fr

不死鳥フェニックスがモチーフのディフェンスタイプのベイブレード。

本体とアーマーにメタルがついている。

攻撃を受けてロックが一つ進むとレイヤーについているアーマーが代わりにバーストして本体へのダメージを防ぐ能力を持っている。外れたアーマーは弾き飛ばして飛び道具にしたり、トラップのように相手の動きの邪魔をすることができる。

ファイはこのベイと強く共鳴しており共鳴した際には目が黒く染まり、フェニックスも黒く染まる。


  • デッドフェニックス.10.Fr(ホビーでは0.At)

ハーツのベイであるデッドハデスを破壊し、その力を取り込んで進化したフェニックス。

アーマーの名前がリヴァイブアーマーからデッドアーマーに代わっている。

基本的な能力は変わらないがアーマーの重量がアップしているため攻撃力が格段に上昇している。その代わり本体の方にあったメタルは無くなっている。


・ホビーではデッドアーマーをリヴァイブフェニックス本体につけると凄まじいメタルの量の『パーフェクトフェニックス』が完成する(リヴァイブアーマーをデッドフェニックス本体につけて逆の『アンパーフェクトフェニックス』も作れる)


編集

  • フェニックスブレイク

フリクションドライバーについているラバーで高速で移動し、攻撃を仕掛ける。

デッドフェニックスの場合は『デッドブレイク』となる。

アーマーの有無にかかわらず発動可能。

ヴァイスレオパルドを破壊。


  • リヴァイブアーマープレス

アーマーがバーストして飛び上がり、落ちてきたアーマーと本体で挟み込んで攻撃する。

相手のベイを完全に破壊する威力を持つ。

デッドフェニックスの場合は『デッドアーマープレス』となる。

ゼットアキレス、デッドハデスを破壊。


  • リヴァイブスティンガー

フリクションドライバーでアーマーを蹴り、相手にアーマーを命中させる。

デッドフェニックスの場合は『デッドスティンガー』となり相手を一撃でオーバーフィニッシュを決めるほどの威力になっている。

相手にはじき返されたアーマーをもう一度はじき返すことで『ダブルデッドスティンガー』となる。


  • デッドスティンガープレス

デッドアーマープレスと似ているが、こちらはデッドスティンガーでアーマーを壁に飛ばして跳ね返ってきたアーマーと本体で横に挟む攻撃。

ガイストファブニル、超Zスプリガンを破壊。


  • ダイビングデッドスティンガープレス

アーマーと本体を壁にぶつけて上空へと飛び上がり空中にいる相手を挟み撃ちにする。デッドスティンガープレスの上位互換だがアイガには『超ゼットシールド』で攻略されてしまった。


  • ファイナルデッドインパクト

アイガにダイビングデッドスティンガープレスを防がれた直後に使用したファイの切り札。

上空に飛び上がり、業火とともに急降下する。隕石のようなエフェクトが入る。


余談編集

バトルにおけるテクニックは全シリーズのキャラの中でもトップクラスで、アニメの演出においても数々の戦略を披露している。


  • ヴァイスレオパルド戦

ベイを破壊する楽しさをアイガに見せつけ、アイガを悪魔の共鳴に陥れた一戦。

ハウリングバイトの噛みつき攻撃を、フリクションドライバーのラバー部分でスタジアムにグリップし受け止めながら弾き返している。


  • バスターエクスカリバー戦

パワーでは圧倒的なエクスカリバーに対し、リヴァイブアーマーを用いて2か所から攻撃を与えることで突破した。


  • ガイストファブニル戦

1戦目でデッドアーマープレスによる2方向攻撃を仕掛けるが、アブソーブブレイクにより回避・反撃されたことを活かし、敢えて先にアブソーブブレイクを先に発動させ、さらに上空からではなく側面からアーマープレスを仕掛けるデッドスティンガープレスを命中させることで回避不能の状況に持ち込んだ。


  • 超Zスプリガン戦

絶対にバーストしない超Z覚醒システムを突破した一戦。

1戦目から執拗にスプリガンの超Zウイングを攻撃し続け、3戦目にてついに超Zウイングを押し込んで超Z覚醒を解除し、破壊に持ち込んでいる。


  • 超Zアキレス戦

デッドスティンガーがアキレスに回避されスタジアムの壁に当たるのだが、それにより反射して戻ってくることも計算に入れたうえで動き、戻ってきたところで2撃目のダブルデッドスティンガーを放っている。

アキレスが上空に跳ね上がった際には、反撃の可能性がある落下を待つのではなく、回避不能な上空へ向けてダイビングデッドスティンガープレスを放った。


関連タグ編集

ベイブレードバースト超ゼツ ベイブレードバースト

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