「おれのフレアを…受け止めろぉー!!!」
CV:石川界人
概要
ワンパンマンのガロウのような髪型をした少年。しかし、中の人はジェノスである。
ニューヨークブルズの新人ブレーダーで新世代最強のブレーダーと呼ばれている。
目標はレジェンドブレーダーを全て倒して自分が最強だと示すこと。
非常に粗暴な性格。シュートも乱暴で我々視聴者にとって貴重なスパーキングベイランチャーを何度もぶち壊している。
感情が高ぶると全身にフレアを纏う。本人はこのフレアがどこまで燃え上がるのかを知りたがっている(レーンのコーチをしているシュウからはそのフレアが自身を焼き尽くしてしまうのではと懸念されている)。
ハリネズミの『ハリー』を飼っていて、ハリーには優しく接する。ハリーもレーン以外の者には警戒心をむき出しにしている。
アニメでの活躍
自分と同じ道をたどって欲しくないと考えたシュウからニューヨークブルズに招き入れられ、彼から指導を受ける。しかし、バトルをすればするほど彼は自分の力に取り憑かれていき、変化を促すためにフリーとバトルしたが、なんとフリーすらも倒してしまい、さらにそれがきっかけでフレアが膨れ上がった。その後、当時使っていたファーストウラヌスをバリアントルシファーへと進化させた。
そしてシュウはルイと彼を戦わせるため奇岩城へ招き入れた。奇岩城へ入ったレーンはヒュウガとルイのバトルに乱入。ヒュウガに「スピードだけで戦略がない」と忠告し、ヒュウガとバトルをして彼を圧倒。その後ルイとバトルをし追い詰められるが、アバターを解放してロンギヌスをバーストさせて勝利した。このバトルでルイに認められ、フェスティバルの出場を促された。そしてシュウに「フレアが最大になった時にぶつける」と宣戦布告しどこかへ姿を消した。
どこかの廃工場で特訓をしていると、乱次郎が現れてバトルを申し込まれる。しかしレーンは乱次郎の事を『フェスティバルに出る雑魚』としか認識しておらず、バトルでも彼を圧倒し続ける。最後のバトルで腕を負傷するほどの強さで放ったシュートにようやく本気で答え彼のラグナルクを壁に押し付けてリアルバーストさせた。
レジェンドフェスティバル
第1試合のバトルロイヤルではAブロックに選出され、相手全てのベイをオーバーフィニッシュさせて勝利した。
その後のBブロックのバトルロイヤルではヒュウガのバトルにフレアが呼応していた。
そして第2試合のタッグバトルではヒュウガとタッグを組み、ヒカル&アイガのタッグと対決。2機まとめて倒そうとする中アキレスを狙ったハイペリオンが乱入して吹き飛ばされる。なんとか持ちこたえたが、バランスを崩した隙をつかれ、アキレスに場外へ押し出されたことで敗北した。次はアイガとタッグを組み、ドラム&シスコのタッグと対決。アキレスとドラゴンのバトルに乱入しようとするが、サタンに妨害される。サタンを突破するがその際にアキレスが勝利し決勝トーナメントへ進出した。
決勝トーナメント第1試合にてアイガと対決。スタミナ勝負に持ち込まれバリアが縮小してしまうがアキレスにクレーターに吹き飛ばされたことで再加速してバリアが復活。そのままアキレスに突っ込んで勝利した。
バルト戦でフレアを発動したヒュウガに興味を抱き、ヒュウガにバトルを挑む。ハイペリオンを破壊しようとしたが、援護に入ったヒカルに妨害されて失敗。しかしその際にヒカルもフレアを発動した事で自身のフレアが膨れ上がり、バリアントプレスでハイペリオンとヘリオスを破壊した。
そして決勝戦でバルトと対決。エボリューションダッシュが覚醒したヴァルキリーについにバリアを突破されるが、それによってフレアが最高にまで達してヴァルキリーをバーストさせて勝利。レジェンドフェスティバル優勝を果たした。
フェスティバル優勝後、シュウから暴走を止めるためバトルを申し込まれる。先日の宣言を果たす為にもそれに応じるが、スプリガンにバリアを斬り裂かれてバースト負けした。
シュウがフレアを受け止めたことで暴走は止まるかに思われたが、寧ろさらに不気味に燃え上がり始めた。
ルシファーを進化させるためルシファーを溶鉱炉に落とし、ルシファージエンドを完成させる。
完成後は自身の乾きを満たすためシュウにリベンジマッチを申し込み、多少押されるも以前以上に禍々しいフレアを放ちリミットブレイクジエンドでバーストして勝利する。これでほぼ全てのレジェンドブレーダーに勝利して目標を果たしたが、自身の乾きが満たされることは無かった。
レジェンドスーパータッグリーグ
シュウからの申し出によって彼とタッグを組む。
1試合目はヒカル&ヒュウガと対決。自身はスタジアムの特性に振り回されるが、シュウの援護で勝利。
2試合目はアイガ&乱次郎と対決。リミットブレイクジエンドを攻略された挙句彼らから「まずはルシファーから」と発言されて激昂。フリー回転状態だったがアキレス達を吹き飛ばして勝利。
満たされないまま朝日兄弟の試合を観戦。2人の無様な結果に苛立つが、次の試合にて光り輝く2人のフレアを見ると嬉しそうに自身のフレアを燃え上がらせた。
3試合目はルイ&ドラムと対決。ルイとの一騎打ちの最中にドラムが乱入して追い込まれるが、スプリガンの攻撃によりリミットブレイクジエンドを発動して勝利したが「援護なしでも勝てた」と不満を漏らした。
4試合目はフリー&シスコと対決。シュウはファブニルを場外へ押し出し、自身はシスコと受け流し合いを制して勝利し決勝進出を確定させた。
5試合目のバルト&乱太郎と対決。二人の連続攻撃に追い詰められる。ラグナルクは倒すが、その後ろからのヴァルキリーの奇襲に吹き飛ばされて脱落。その後はシュウとバルトの戦いを見守る事になるが、二人の息もつかせぬ凄まじいバトルに次第に魅入られていく。そんな中、彼の身体から今までの禍々しい色のフレアではなく光り輝く紅蓮のフレアが吹き出した。
決勝をかけた試合である朝日兄弟vsバルト&乱太郎のバトルをシュウと共に観戦、朝日兄弟の勝利を見届けるとフレアを燃え上がらせながら彼らを倒すと意気込んだ。
決勝で朝日兄弟と激突。フレアに改善の兆候が見られつつも独善的なプレーは変わらず、朝日兄弟のツインブレイクインパクトを食らってしまい1stバトルを取られてしまうが、シュウが自分を庇ったことでルシファーはバーストせずに済んだ。そしてシュウから思いをぶつけられたことで、自分も「今までルシファーしか信用していなかった」と自分の正直な気持ちをシュウに明かし、彼と共に戦うことを決意。
2ndバトルではシュウとの見事な連携でポイントを取る。ここで完全に紫のフレアから輝く紅蓮のフレアに置き換わった。
3rdバトルではタッグで一進一退の激しいバトルを繰り広げる。ツインブレイクインパクトを二人で受け止め、フレアが完全になっていたことでシュウに後のバトルを託される。
2vs1と不利な状況だったが、フレアを最大限に発揮し、そしてベイバトルを心から楽しみ、彼らと凄まじいバトルを繰り広げるがあと一歩のところで惜敗。
敗北したものの、強さへの執着から解放されたことで若干丸くなり、朝日兄弟と改めてバトルするためにボンバーズへと3人で仲良さげに会話しながら向かっていった。
使用ベイ
- ファーストウラヌス.Mb2D
(漫画版ではファーストウラヌス.Wh.Mb1D)
ルシファーを作る前に使っていたベイ。スパーキングベイの元祖とされている。リングの形はスーパーハイペリオンのスーパーリングと酷似している
2Dシャーシに刃がついていない形になっている。
メビウスドライバーは軸先がフリー回転するPOM素材で倒れにくくなっている。
- バリアントルシファー.Mb2D
フリーに勝利した後、レーンの手によって進化した姿。ハイペリオン、ヘリオスに続く第3の太陽で漆黒の太陽と呼ばれる。ディフェンスタイプ。
スパーキングチップにメタルが搭載されている。
そして最大の特徴はバリアをはるというもの。シャーシの2Dにラバーの刃が搭載されており、高速回転で外部へ出てバリアを形成する。バリアは非常に強固で、作中で突破したベイは覚醒したヴァルキリーとスプリガンのみ。
ただバリアは遠心力で開いているため、勝負が長引くと縮小してしまう。
(ホビーでは左回転相手には強いが同回転相手や壁に当たるとスタミナを著しくロスする弱点がある)
- ルシファージエンド.皇.Dr
進化した1.5代目ルシファー。「限界突破(リミットブレイク)」という機能を搭載しており、ロックが進むと上段刃と下段刃が分離する。分離後は上下の刃がフリー回転して防御力が上昇する。さらに分離の際に相手に超強力なスマッシュ攻撃を与える。
技
- バリアントウォール
バリアントで使用。バリアで相手の攻撃を防いで強力なカウンターを与える。
- バリアントプレス
バリアントで使用。バリアとスタジアムの壁で相手のベイを挟み込む。
- バリアントディザスター
バリアントで使用。バリアが閉じた状態でのバリアントリングで攻撃する。
- リミットブレイクジエンド
ジエンドで使用。ロックが進んだ時に上下の刃が分離する。分離の際にスマッシュ攻撃で相手を下に叩きつける。大抵のベイは一撃でバーストしてしまうほどの威力。
- ジエンドウォール
ジエンドで使用。リミットブレイク後の2枚刃で相手の攻撃を受け流す。