FF3版
光と闇、二つの世界を保っている力のバランスが崩れたときに次元の狭間より現れ、全てを無に還そうとする「意思を持つ現象」であり、神にも等しい存在。
緑色の肌の妖艶な女性の姿で、周囲に蛇か人魂のように見える黄色い触手が漂っている。
初登場時は暴走した闇の力による無敵のバリアをまとっており、必ず敗北する負けイベント。
その後、条件を満たしていれば、闇の4戦士の助力によってようやく倒せるようになる。
攻撃手段は全体攻撃「はどうほう」しかないが、代わりに威力は非常に高く、それを毎ターン放つため被害は甚大。
DSリメイク版、及びそれを移植したスマートフォン、PSP版では、2体の触手も攻撃してくるようになった。
DFF版
CV:池田昌子
ディシディアにもカオス勢力として参戦。FF3の設定資料にある天野デザインの元イラストを忠実に再現した結果、グラフィックの進化や声優の熱演も相まって、とてつもなく大人の女性の色香を振りまくキャラとなる。
なおEXモードに入るとマントが消え、体が緑色に変色し、上記のFF3版ゲーム内のデザインと同じ姿になる。
なお、ファイナルファンタジー9のラスボス「永遠の闇」のネタ元でもあり、そのためか、今作での彼女の最強武器の名前は『永遠の闇』である。
元々世界の均衡が崩れるのを嫌う性質の為か、敵でありながらコスモスの戦士達と積極的に争う事もなく、さらに続編のDDFFに収録されている過去の物語である「12回目の戦い」では、ラグナにイミテーションに関する情報を提供するなど、常に窮地に立たされるコスモス陣営が希望を捨てずに戦い抜く様を見守る姿勢を取っていた。
良くも悪くもマイペースといった所か。
無の力を操るエクスデスに「貴様の無は偽物だな」と否定されてはいるが、本人も無の力を我が物にするエクスデスに「無を欲するなんて愚かだ」と一蹴している。
人型ではあるが、本質は自然現象が魔物やモンスターという形で実体化したのと大差ないので、ケフカに「化石」「過去の遺産」呼ばわりされたり、ガーランドに「破壊を楽しむ化け物」、皇帝に「異形の者」呼ばわりされている。
また、ほぼ全裸に近い格好をしているため、ヴァンに「着るもの、貸そうか?」、ジタンに「貫禄あるな、色んな意味で」と言われる。
カオスサイドのアルティミシアとは犬猿の仲で、互いに嫌味を言い合っている。
戦闘では敵のHPを削る事に特化した性能の持ち主で、豊富なHP攻撃を扱える。
さらにEXモード効果の「キャンセル波動砲」では、全ての攻撃後に生じる隙をHP攻撃でキャンセルできるようになる。
EXバーストは超威力の極太波動砲で敵を滅する「超波動砲」。
関連イラスト
DFFの発売以来、我々が「もう…抑えられん…!」と言いたくなる様な、色っぽいイラストが多数投稿されている。