ラグナ・レウァール
らぐなれうぁーる
もう1人の主人公。作中初登場時はスコールの夢の中に登場する報道記者志望のガルバディア軍の兵士の青年。
たいていキロスとウォードの3人組で行動している。スコールより背は高いが、キロスは191cm、ウォードは217cmであり、3人組の中では一番身長が低い。
デリングシティのホテルでピアニストを務めているジュリア・ハーティリーに惚れている。
緊張すると足をつってしまうようで、ジュリアの目の前で醜態をさらしてしまった。当のジュリアはあまり気にしてないようだが。また魅力を「みりき」と読むなど漢字にも弱いが、ジャーナリストを志望していた。
スコールと対面する時はエスタの大統領になっている。
余談だが、大統領であるにもかかわらず服装はポロシャツにサンダルとかなりラフ。カードゲームでは、スコールのカードを持っている。
エルオーネの生体接続の能力によってスコールたちが「ジャンクション」された時は、急激にパワーが増す。この現象をラグナは「妖精さんがきた」としている。
主人公スコールと真逆で明るくひょうきん。更には無責任であり、思いつきやノリで行動することがある。しかし正義感が強く、老若男女人外問わずに知らず知らずのうちに人を引き付ける魅力があり、高いカリスマ性を持つ。
うっかりなところがあり、携行する地図を間違えたり、道に迷うなどおおよそ兵士らしくない。(本人も軍籍に身を置いてることを疑問に思っている)
旅先で街に着くたびにホテルに泊まっていたため資金が底を突き、とある映画の主役(バイト)を引き受けた。サイファーがこの映画に多大な影響を受けている。
ガルバディア兵時代は、同僚のキロス、ウォードを加えた3人で活動していた。
一時は憧れの女性ジュリアと両想いに近い関係となるが、後述の「大石柱」の任務からデリングシティへ戻ることはなく、自然と破局となった。
ガルバディアとエスタで奪い合っていた「大石柱(ルナティックパンドラ)」へと乗り込むが、敵勢に追い詰められてしまう。全員疲弊しきっていた上にウォードは喉をやられてしまった。そこでラグナは大石柱から二人を投げ落とし、自身も飛び降りて奇跡的に生還を果たした。もっともラグナは大怪我を負っており、情けなく泣き叫びながらウィンヒル村へと運ばれたらしいが。
そのまま軍を退役し、自分を看病してくれたレインを愛するようになった。以降はデリングシティに戻ることはなかった(ウィンヒルにモンスターが闊歩していたのとエルオーネのことがあったため)。ジュリアもラグナが戻って来ない寂しさを慰めてくれたカーウェイ少佐と結婚しており、後に娘のリノアを産んでいる。
ラグナはラグナでレインや近所の少女エルオーネと平穏に過ごし、ウィンヒルに入り込んだモンスターを倒すなどしていた。完治したキロスもラグナのもとを訪れるが、ほどなくして魔女アデルの後継者を探していたエスタ兵にエルオーネが誘拐されてしまう。ラグナとキロスはウォードと合流し、エルオーネ奪還のためエスタへと旅立った。
金の使い過ぎ(街に着くたびにホテルに泊まっている)で資金が底を突き、ラグナはバイトとして映画の主役を行う。そこで作り物のドラゴンと殺陣を演じるはずだったが、現れたのは本物のドラゴンだった。ラグナは慣れないガンブレードで応戦し、その場を切り抜けることに成功。キロス、ウォードと共にドラゴンを撃破した。
なんとかエスタに乗り込むがあっさりと捕まってしまい、捕虜として働かされることに。そこでコキ使われていたムンバを兵士から庇ったことで、その正義感が反アデル派のレジスタンスの人間の目に留まり、ラグナは彼らと手を組む形で脱出した。
その後エルオーネを救出したが、アデルがエルオーネに興味を抱いていたことからこのままでは駄目だと考え、エルオーネの力を研究していたオダイン博士を半ば強引に脅して協力させ、オダイン博士が作っていた魔女封印装置で封印する作戦に出る。
手始めにモンスターを誘発する危険な大理石・ルナティックパンドラを海に廃棄し、その大騒動でアデルを誘き出し、服従する振りをして隙を窺うも作戦は見破られてしまっていた。しかし、執念の反撃によりアデルを封印装置にかけ拘束に成功。アデルはラグナロクによって宇宙へ運ばれ、ルナサイドベースの監視下に置かれることとなった。
ラグナはようやくエルオーネを取り戻せたものの、混乱真っ只中のエスタを放ってはおけなかった事と、エルオーネの生体接続の能力に目をつけたオダイン博士から逃がすべく、彼女だけをレインが待つウィンヒルに帰した。その後エスタの混乱を納めるべく色んな頼み事を引き受けている内に、アデルを封印した「英雄」であるラグナは自然とエスタの新大統領になってしまった。
しかし年月が経ってようやく落ち着いてきた頃、未だにエルオーネの事を諦めきれないでいたオダイン博士の行動によって、ラグナは今もウィンヒルで暮らしていると思っていたレインとエルオーネの実状を知る。レインはエルオーネが帰ってから間もなく病死しており、エルオーネは生まれたばかりのレインの子どもと共に孤児院に預けられ、エルオーネの身柄を狙うオダイン博士から逃げ回り行方不明になっていた。以来死に際のレインのもとに戻らなかった事と、エルオーネをひとりで帰してしまった事をずっと後悔し続けていた。
以後もラグナは足長おじさんとして、匿名でウィンヒルに寄付を続け支援を行っていた。
エスタは魔女アデルが引き起こした魔女戦争で世界中を敵に回して戦い、17年前に突如として魔女戦争の終戦を一方的に宣言して外界との交流を断絶し「エスタの沈黙」と呼ばれるようになった。この鎖国は魔女アデルが国内のクーデターで封印された事で、政権移行の混乱を外部に付け入れさせない為であった。そのため現在のエスタは平和主義国家になったのだが、他国からすればエスタの情報が一切流れて来ない上に魔女戦争の事もあって未だに強く警戒されている。
エスタが現在も沈黙しているのは表向きでは優れた科学技術の漏洩を防ぐためとされているが、実際はラグナの大統領業務の多忙さと情報公開の煩雑さのため。このように相変わらずいい加減なところがあるため部下たちからの扱いはかなり雑であるが、その人柄とカリスマ性から部下や国民からとても慕われており、超科学都市な外見とは裏腹に穏やかで暢気な国風となっている。
スコールたちと再会した時にはキロスとウォードを補佐に大統領として登場。戦闘には参加しないが、スコールたちのサポートを行ってくれる。
作中では明確に示されなかったが(キロスたちの言葉で推測できる)、主人公のスコールはラグナとレインの子である。
本編でムンバがスコールの事を「ラグナ」と呼んでいたのは、かつてラグナに助けられたムンバがラグナを血の匂いで記憶しており、その血を引く息子のスコールをラグナと間違えていた為。
ラグナがエルオーネを救出するためにエスタに向かう時に既にレインは身籠っていた。エルオーネだけがエスタから戻った後にレインは病死し、エルオーネと共に孤児院に預けられたレインの息子がスコールである。とある人物曰くスコールは母親似らしい。また、ある人物からは父親に似なくて良かったと思われているが、スコールがFFBEに初実装時に所有するアビリティに父譲りのカリスマというアビリティを所有している事から、スコールが持つカリスマ性は父から受け継がれていることがわかる。
FF大全集のストーリー解説頁、「Final Fantasy 20th Anniversary Ultimania」の相関図により確定。
DFFシリーズでは、第二作の『DISSIDIA 012[duodecim] FINAL FANTASY(ディシディアデュオデシムファイナルファンタジー)』(DDFF)にてコスモス陣営の戦士として参戦。
スコールとは同じ世界から召喚された者同士だが、それぞれが異なる時間軸から召喚されているのでお互いが親子関係である事すら知らない(お互いに名前は知っている)。
また、原作で見られた緊張すると足がつる癖やおかしな読み間違いも健在で、例としてイミテーションをイルミネーションと呼んでいた(即座に暗闇の雲から訂正されていたが)。
そして原作同様とにかく道に迷う。しかも道案内を買って出たくせに迷う始末で、歳下のヴァンからも文句を言われるという有様(しかし最終的に目的地には辿り着いているので一応案内人としての役目は果たせている。かなりの回り道になるルートを選んでいるという点を除けばだが)。
ストーリーでは12回目の戦いにおけるメインキャラクターの一人として活躍。
ライトニングらと行動を共にしていた所をカオス陣営に襲われバラバラになり、一人で行動していた所をカオス陣営として召喚された暗闇の雲と遭遇、交戦する。
しかし、敵味方関係なく友好的に接するラグナに興味を持った暗闇の雲は、世界の均衡が崩れるのを嫌う元来の性質もあってイミテーションに関する情報をラグナに提供。
この情報が、後に最後の戦いでコスモスの戦士達が勝利するためのきっかけとなる。
戦闘におけるコンセプトは「タクティカルガンナー」。
ボタンの入力方法で性能が変化する様々な銃火器を使いこなす。
基本的に初心者でも扱いやすいキャラクターばかりのコスモス陣営としては珍しく、使いこなすのが非常に難しい玄人向けのキャラ。
相手との高低差に弱かったり技の出が全体的に遅いなどクセが強いが、アシストゲージの溜まり具合は全キャラ中でもトップクラス。
EXモード時の効果は「妖精さんの奇跡」。扱う銃火器が金ピカになり、一部を除くブレイブ攻撃を他のブレイブ攻撃やHP攻撃でキャンセルできるようになる。
EXバーストは金色の小型ラグナロクに乗ってビーム(自称:史上最大の攻撃)をお見舞いする「アルティメットラグナロクキャノン」。
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