概要
元々は日蓮宗の総本山である久遠寺がある古くからの門前町で、身延まんじゅうや湯葉など精進料理に関連した土産物が多い。
2004年に旧身延町、下部町、中富町が合併して現在の身延町が形成されている。2017年頃から学校の再編が行われており、中学校は1校、小学校は3校にまとめられている。
当町にある「下部ホテル」は著名人が宿泊することで有名で、新渡戸稲造や後藤新平が宿泊していた他、石原裕次郎が怪我の療養のため滞在したことがある。また酒井法子が薬物で逮捕される前、身延町に潜伏していたという話もある(酒井法子の親戚が身延町にいるため)。
身延町を題材にした作品
身延町を題材にした作品として最も有名な作品として「ゆるキャン△」がある。本栖高校志摩リンの家は旧下部町、大垣千明や犬山あおいのバイト先は旧中富町、アニメ第8話の身延駅前の商店街は旧身延町と町全体が「ゆるキャン△」一色となっている。身延町役場も「ゆるキャン△」とのコラボレーションに積極的で、各種イベントや商品の販売、さらには町営バスをラッピングして運行をおこなっている。
実は「ゆるキャン△」がブームになる以前にも身延町を扱った作品があり、福本伸行の漫画「賭博覇王伝零」では身延町にある梅平が登場している。但し身延町としては登場せず、本作品で登場する新興住宅地は実在しない。