概要
大豆の搾り汁たる豆乳を温め、液面に出来た膜を湯葉といい、生のまま食したり乾燥させて保存したりする。
豆腐と違い、工場での大量生産に向かない製品なので、基本的に価格は高め。
刺身、すり身などを包み込んだ蒸し料理や揚げ料理、出汁の効かせた餡かけ、砂糖を効かたスイーツなど食べ方の幅が広く、栄養豊富。
主な産地
日本の湯葉は比叡山に伝わったものが始まりとされており、膜の端に串を入れて引き上げるため一枚で作られる。
基本的には京都と同じであるが、何重にも重ねた角ゆばというものがある。
こちらでは湯波表記が多いとされる。
作り方は膜の中央に串を入れて二つ折りにするように引き上げるため二枚重ねで、京都産などと異なる。