もしかして：竜魔人クィーンドラグーン＆竜魔人キングドラグーン
概要
竜の騎士の最強形態（マックスバトルフォーム）。
人間の心、魔族の魔力、竜の力の全てを顕現させたもので、片目を被う竜の牙を掲げ内蔵する刃で手を傷つける儀式を行いこの姿へと変身する。血の色は人の赤から魔族の青へ変わる。
変身が始まると竜の紋章が巨大化して額と髪型に同化し、全身が竜の鱗に覆われ巨大な翼が生える。人や魔に比べ竜の部分が大きくなるため、戦意は上昇体に纏う竜闘気は通常時より遥かに増し、一国を半島ごと消し去る超呪文「ドルオーラ」が使用できるようになる。
ただしこの形態に一度変身してしまうと、相手を完全に打ち滅ぼすか自身が致命傷を負うまで変身解除できないため、竜の騎士がこの形態になることは極めて稀である（バランが妻・ソアラを殺されて逆上しアルキード王国を消し去った回想シーンですら、竜魔人形態は登場していない。まあ、竜魔人に変身してドルオーラを放ってから元に戻っただけかもしれないが）。
この状態になると獣じみた攻撃本能に支配されてしまうため、騎士道精神や仁義心のような理性が吹っ飛んでしまい、敵対する者には情け容赦の無い攻撃をすることになる。
作中では竜騎将バランが変身した場合にはメイン画像のような鎧じみた姿になったが、その息子であるダイが変身した際には彼が人間との混血児であることに加え、バランの竜の紋章を継承したというのもあり、額（というか髪）を除いてはあまり普段と変わらない姿となった。
ダイはこの形態になっても怒りに支配されること無く普段の優しい心を保っており、最強の敵である真・大魔王バーンに対しても「これが正義だとでも言うのか!? より強い力にぶちのめされることがお前の望んでいたことなのか!!」と涙を浮かべながら問い詰めていた。
関連項目
超闘士：作者が別名義で手掛けた作品に登場する似たような形態
超サイヤ人：似たようなものだが、こちらは竜魔人とは異なり任意で変身解除できる
