概要
アナハイム・エレクトロニクスが開発した、モビルスーツ用支援マシン。
サブフライトシステムとメガ・バズーカ・ランチャー双方の特性を持ち合わせる。
巨大エアバイクを思わせる外観の通りモビルスーツが跨るないしはシート状部分に腰掛け座る形でこれに搭乗し、二人乗りの要領でモビルスーツを二機まで搭載可能。
更に左右のブロックに箱乗りさせる事で、強引にではあるが四機ものモビルスーツを積載できる。
機体のコントロールもメガライダーに備えられたコックピットと、搭乗したモビルスーツ双方に対応し、更に宇宙・地上双方での運用が可能となっている。
機首部分にメガ・バズーカ・ランチャーを有しているが、百式が使用したそれと比較した場合、メガライダー自体にコックピットがある事から戦闘ではメガライダー単体での戦闘も可能となっているなど、火砲としての取り回しに優れる。本編では描写されなかったが一部文字設定では小口径のビームガンとミサイルも武装として搭載していたとの事。
機体本体の居住性の高さも特徴の一つとして挙げる事ができ、内部にバスルームなどを備えるなど、モビルスーツ部隊(一個小隊相当)の簡易移動拠点としての能力も持ち合わせる。
グリプス戦役を経た第一次ネオ・ジオン抗争の際、性能面でネオ・ジオンのモビルスーツ群に対して劣勢に立たされたガンダムMk-Ⅱの火力・機動力を強化する目的で開発が進められ、戦力を整える余裕を得られなかったアーガマへと配備された。