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霹靂兵烽決の編集履歴

2020-11-11 13:47:40 バージョン

霹靂兵烽決

ぴりへいほうけつ

台湾の人形劇「霹靂布袋戲」シリーズの第77作目。全40章。

概要

2020年9月に公開され、物語は前作「霹靂天越」に続く。「霹靂布袋戲」シリーズの主人公である素還真が化身も含め、一切登場していない。


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解説

前作までの戦いがすべて終わり、本作の舞台は、中原を中心に動く。「霹靂靖玄錄下闋」時期に関わる内容やキャラクターが含まれるが、ほとんどが新たなストーリーである。「霹靂布袋戲」シリーズのほかの作品を飛ばして、本作から視聴を始めることもできる。


あらすじ

遥か昔の中原苦境にて、深寰地宇(しんかんちう)より出でし二大勢力・異殃猂族(いおうかんぞく)と兵厄劍瘟(へいやくけんおん)が、中原の侵略を目論んだ。災いを阻めるべく、玉龍隱士と劍謫仙が中原の強者たちを集め、二大勢力と交戦。決戦の果てに、二大勢力が封印され、中原側は戦乱の阻止に成功した。


だが現在の中原武林では、二大勢力の封印が解き放たれ、戦火が再び燃え上がる。そんな中、談無慾と靖玄客の一人・倦收天が時に応じて現れ、異殃猂族と兵厄劍瘟に対抗する。戦いの中で、倦收天の過去が徐々に明かされていく。


中原、猂族、劍瘟。三方勢力が動き出すと同時に、死の賢人・藐烽雲が表舞台に浮上する。彼の存在は、中原にどんな影響をもたらすのか?その目的とは?


人間と刀剣、そして戦火が、新たな歴史を織りなす……。


主な登場人物

談無慾

月才子と呼ばれる賢人。中原を守るために、権謀術数をめぐらす。

邀月仙閣など、中原の豪傑たちと共に、猂族などの侵略に対抗する。


倦收天

「名劍無名」の二つ名を持つ道士剣客。靖玄客の一人。

兵厄劍瘟を阻止するために動き出す。


藐烽雲(びょうほううん)

「掌死之智」と称される死の賢人。河圖十智の第四位。

武術が使えず、知略のみで談無慾と敵対する。


月無缺(げつむけつ)

かつて中道真の主だった人物。武林で多くの伝説を残した。

靖玄客らの要請により、兵厄劍瘟や猂族と戦う。


挹天癒(ゆうてんゆ)

水を駆使して治療をこなす青い医者。


韶無非(しょうむひ)

龍韜兵城の少城主。月無缺と友人になる。


風雲兒(ふううんじ)

劍謫仙の称号を引き受けた少年剣士。靖玄客の一人。

「劍風雲(けんふううん)」を名乗って活動する。


舒龍琴心(しょりゅうきんしん)

靖玄客の候補生「靖玄者」の一人。「霹靂靖玄錄」時期の琴狐の弟。

武林に隠れた神秘を調べるために行動する。


意琦行

「絕代劍宿」と称される孤高な剣士。靖玄客の一人。

重傷の療養中、白馬秋水や澡雪に修行をさせる。


猂族

(かんぞく)

長らく封印された獣人族。封印の解除により、苦境侵略を狙う。

種族によって劫脈(ごうみゃく)と御脈(ぎょみゃく)に分かれる。


無疆侯(むきょうこう)

猂族劫脈の覇者。劫脈の獣人たちを率いて、積極的に侵略を行う。


魅禍后狨(みかこうじゅう)

猂族御脈の女王。夫・僰君を蘇生させるために動く。


雪之狼(せつしろう)

猂族御脈の戦士。劍謫仙に関わる者を排除しようとする。


劫鏖主(ごうおうしゅ)

猂族劫脈の主。無疆侯の努力により復活される。


僰君(ほくくん)

猂族御脈の神将。故人。

その魂は、月無缺の体内に封印されているが……。


兵禍血色塔

(へいかけっしょくとう)

兵厄劍瘟を武林各地にばらまき、戦乱をもたらす組織。


鴉九(あきゅう)

兵禍血色塔の主である「邪君」。


風月主人(ふうげつしゅじん)

有名な預言者。兵厄劍瘟の封印を解除し、武林各地にばらまく。


極光劍一(きょくこうけんいち)

倦收天が昔に使った剣。剣霊が兵厄劍瘟に感染される。

倦收天に復讐するため、他人の肉体に憑りつき、襲いかかる。


邀月仙閣

(ようげつせんかく)

七名の女性侠客たちが結成する組織。互いに義姉妹の契りを結ぶ。

七人合わせて「七姝(しちしゅ)」と呼ばれる。


翠蘿寒(すいらかん)

剣で医術をこなす女剣士。義姉妹の中の長女。


紅塵雪

「天子槍」の二つ名を持つ美しき槍使い。義姉妹の中の次女。


獨夢君(どくむくん)

英気颯爽な女性の刀使い。義姉妹の中の三女。

行方不明の妹を探すために奔走する。


中原武林

和鳳翥(わほうしょ)

挹天癒と名を並ぶ医者。木を使って治療をこなす。


逆璽(ぎゃくじ)

邪剣の剣霊。和鳳翥の力により、木でできた実体を手に入れる。

元人間だったことが判明される。


曉風寒(ぎょうふうかん)

懸賞組織「海市龍燈(かいしりゅうとう)」の美しき司礼官。


百重泉(ひゃくじゅうせん)

非凡な青年剣士。父親の病を治療するため、挹天癒に助けを求める。


秦假仙

中原一の情報屋。談無慾らの味方として、海市龍燈などを中心に活動する。


識歸舟(しききしゅう)

かつて武林で名を馳せた剣客。妻の病を治療するため、海市龍燈の依頼を引き受ける。


五巔之戰関連

かつて「五巔之戰(ごてんのいくさ)」に関わった者たち。


劍謫仙(けんたくせん)

昔に「靖玄錄計畫」を立てた仙人。故人。

その遺志は風雲兒に引き継がれる。


歧天人(きてんじん)

倦收天の師にして友。

兵厄劍瘟に感染された剣霊に憑りつかれ、倦收天に襲いかかる。


青玉鏡(せいぎょくきょう)

孤高な刀使いの師範。倦收天の武器「純陽破軍」を奪う。


用語

五巔之戰(ごてんのいくさ)

遥か昔に、中原の五巔之嶽(ごてんしがく)で起きた大戦。中原で侵略と戦乱をもたらす猂界守・荒禘(こうてい)と、天地主宰(てんちしゅさい)を倒すべく、中原側の強者たちがこの地で交戦する。大戦は中原側が勝利を収めたが、天地主宰と荒禘がもたらす戦乱は、現在になって再開される。


中原側侵略者側
参戦者劍謫仙、玉龍隱士、月無缺、青玉鏡、歧天人荒禘、天地主宰
損害不明荒禘の封印/天地主宰の体が三分され、うちの一つが劍謫仙に封印される。

結果:中原側の勝利


猂玦(かんけつ)

五巔之戰にて、荒禘を封印するために、使われた四つの玉石。特殊な材質でできており、簡単に破壊することができない。猂玦をすべて集めると、荒禘を封印から解放することができる。猂族側が荒禘を解放させるべく、猂玦を奪いに所有者たちに襲いかかる。


兵厄劍瘟(へいやくけんおん)

五巔之戰時期にて、天地主宰が中原にばらまいた疫病。長らく封印されてきたが、風月主人の手により、再び解放されてしまう。疫病はあらゆる武器に感染し、暴走させる能力を持つ。暴走した武器を媒介に、人体に感染される。兵厄劍瘟に感染された人間は、武器と同じように暴走するか、肉体が蝕まれて死ぬ。


また、剣霊にも感染することができる。感染された剣霊は、暴走した状態で人間に襲いかかる。


靖玄客(せいげんかく)

武林を襲う災いや闇の勢力と対抗するために、選ばれた者たち。

「靖玄」という単語は、「闇を平定する」という意味である。靖玄客の候補生は「靖玄者(せいげんしゃ)」と呼ばれる。靖玄島を修行拠点として、時に応じて姿を現すとされる。

モチーフは北斗七星


名称対応する星読み方
意琦行開陽武曲星かいようぶきょくせい
倦收天瑤光破軍星ようこうはぐんせい
原無鄉天權解懸星てんけんかいけんせい
劍風雲天樞貪狼星てんすうどんろうせい
月無缺天璇龍琴星てんせんりゅうきんせい
不明天璣伽藍星てんきがらんせい
不明玉衡冥神星ぎょくこうめいしんせい
不明輔星ほせい
不明弼星ひつせい

関連タグ

霹靂布袋戲


談無慾 倦收天


霹靂天越前作次回作

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