ドットブラスライザー
どっとぶらすらいざー
概要
「オーバーロード」に目覚めた瀬名アラタが使用する(ゲーム版では主人公のアバターも所持する)LBXであり、アーマーフレームのタイプはブロウラーフレーム。
仮想国「ジェノック」が所有する(ゲーム版ではハーネスも所有している)機体であり、海道ジンから渡された設計図(型番から推察するに、設計者はおそらくあの人)を基に、細野サクヤと古城タケルが共同で開発した(漫画版ではアラタのアイデアを元に、サクヤが個人で開発している)。
名前の由来は、おそらくドットフェイサー+blast(爆発、突風)+riser(起床者)と思われる。
装備は、ドットフェイサーのものを参考に開発されたと思われる、
二刀流のマルチギミックサック「ブラストソード」。ビーム刃を収納する事で二丁銃「ブラストマグナム」となるほか、ブラストソードを組み合わせる事で大型の槍「デュアルブレード」となり、ビームシールド「ブラストガーダー」も一緒に装備する。
アニメ版のラストでは、アラタが神威島を去る事になった為、サクヤが預かる事になった。
アラタの専用機として開発されたとはいえ、そのスペックから学園外への持ち出しが許可されなかったのだろう。
「オールスターフォトバトル」では、諸事情で神威島に戻ったアラタが一度だけドットブラスライザーを使用したが、山野バンの駆るオーディーンに完敗した。
その後、後日談にあたる小説『神威島奇譚』にて、金箱スズネの機体として再登場している。
ラグナロクフェイズ
本機はオーバーロードとの併用を前提としている為に通常時でも高い性能を誇るが、
全身の装甲を展開する事で高出力形態の「ラグナロクフェイズ」となり、機体性能が大幅に向上する。
ラグナロクフェイズ時は飛行能力が追加され、マルチギミックサックに加え、
ビームクロー「ヴァリアブルクロー」も武器として使用する様になる。
ちなみに、ゲーム版では体力が25%以下で無いと使用できない為注意。
また、ゲーム版には本機以外にもラグナロクフェイズを搭載したLBXが何種類か存在しており、「ジル・グレイブ」、「レオローダー」、「ヴェスパー」及びそれらの派生機体が該当する。
ただし、ラグナロクフェイズ時に外見が大きく変化するのはドットブラスライザーのみ。
ジーエクストモード
さらに、サクヤが開発した支援機「ドットフェニックス」との合体機構を持ち、
合体後は「ドットブラスライザー・ジーエクスト」となる。
合体後はドットブラスライザーが赤く染まり、装備はドットフェニックスのパーツが分離して槍と盾になる他、本来の装備に代わってレールガン(オーヴェイン同様、チャージ攻撃で発射可能)とミサイル(ゲーム版では必殺ファンクション「スティンガーミサイル」扱い)も使用可能となる。
ゲーム版では、ラグナロクフェイズへ移行した後、更にCゲージが3以上無ければ合体出来ない為、これまた注意する事。
また、僚機は一度戦場からいなくなる。
ジーエクストモード時のみ使用可能な専用必殺ファンクション「真刀カムイ」の威力は強大であり、アニメ版ではエゼルダームの空中要塞「ドル・ガルーダ」を真っ二つにした。
派生機体
どちらもゲーム版ではジーエクストになれない為、プラモデルをリペイントする等して再現するしかない。また、デフォルトでラグナロクフェイズとなっている。
DBクリムゾン
アニメ版及び商品展開においては「ドットブラスライザー・ラグナロクフェイズ クリムゾン」と呼ばれている。
その姿はジーエクストからドットフェニックスの武装を取り除いた姿そのものであり、
アニメ版ではディ・エゼルディの攻撃でドットフェニックスの武装が破壊された際にこの姿となった。
通常のラグナロクフェイズとの性能差がどれ程かは不明だが、マグナオルタスの必殺ファンクション「カタストロフィD(ドライブ)」をも簡単に受け止める防御力を誇るディ・エゼルディの「リフレクトビット」をクロー片手で粉砕した事から、
少なくともパワーに関しては通常のそれを上回ると考えていいだろう。
最終的にそのままディ・エゼルディの撃破に成功しており、
アニメ版『ウォーズ』における主人公機の最終形態とも言える。
DBサイファー
ゲーム版にのみ登場する、黒中心のカラーリングに両肩の炎のマーキングが映える機体。
「裏ランキングバトル」でアラタが使用する機体であり、
難易度と本作のドロップ率の悪さから、入手にはかなりの手間がかかる。
基本装備は、ブラストソードを強化したマルチギミックサック「ブラストソードⅡ」。
ただし、ここでアラタ機が装備しているのは「ハニカムスピアⅡ」という別のマルチギミックサック(テルミティーの基本装備)であり、武器だけは同じ裏ランキングバトルのヒカルから入手する必要がある。
ちなみに金箱スズネが使用した際に専用のセリフがあり、これが前述の『神威島奇譚』でスズネがドットブラスライザーを使用する理由のひとつとも考えられる。
『装甲娘』において
2020年の12月に行われる「連合イベント」にて、WARS機体初のACCMとして実装される事が決定している。
今までのACCM同様、連合イベントの翌月には探索での入手も可能になると思われる。
ちなみに、試作型LBCSドットブラスライザーの開発指揮を行っているのは神威島に研究拠点を移した山野淳一郎博士。