ヨドンナ「ヨドンアイビーはもうすぐ発芽する。そしたら、一気に成長して街全体に広がり、養分であるヨドミウムを撒き散らして忽ち腐敗した大地に変える。地球はヨドンヘイムみたいになるんだよ!」
概要
ヨドンヘイムに存在する植物。種子の大きさからしてかなり巨大な植物である事が窺え、一度でも発芽すると急速に成長。それと同時に有毒物質「ヨドミウム」を撒き散らし、その世界をヨドンヘイムの様な闇が広がる死の世界へと変えてしまう。
また、種子の皮はキラメイショットの銃弾すら全く受け付けない程硬い。
劇中ではヨドンナが大治小夜のアメリカでの医大生時代の同期で、遺伝子工学のスペシャリストである日下優人を利用し、その遺伝子を組み換えさせる事で急成長を促進させ、地球の環境を一気にヨドンヘイムのそれに変貌させると言う恐るべき侵略作戦の実行の為に使われた。
尚、ヨドンナは日下に対して作戦が成功した暁には特権階級として生き残れる約束を交わしていたが、当然ながらそんな口約束を彼女が守る筈も無く、哄笑の後で「生き残れるわけないじゃん。用が済んだら消えてもらう。常識でしょ?」と酷薄に返すだけであった。
余談
遺伝子組み換えの作業の際、利用されていた小夜が口にした「ウエシオン3変異」や「KJテツオン変異」の元ネタはそれぞれ上原正三、金城哲夫と思われ、何れも往年のウルトラシリーズの脚本家である。
また、植物でテツオンと言えば『ウルトラマン80』において宇宙植物の種を飲み込んだ少年が変貌したテツオンなる怪獣を連想させる。
関連タグ
バラアイビー:『超力戦隊オーレンジャー』に登場するアイビー繋がりの怪人。人間の科学者が作戦に利用されていた点も共通。
銀河植物シドンデモン、カニバリブルボ 毒花の木:平成シリーズに登場した歴代の危険な植物達。