概要
古来より人食い鬼を退治する組織『鬼殺隊』の事後処理部隊『隠』に所属している。
隊士たちに支給される“特別な繊維”がもちいられた隊服(詰襟)の製作・修復を担当する縫製係として辣腕を振るう、鬼殺隊には無くてはならない技巧者の一人である。
人物
上記の繊維は、雑魚クラスならば超越生物である鬼の爪や牙すら通さないほど頑丈という、大正日本という時代を差し引いても信じがたい程高い機能性を有しており、いわんやその繊維によって編まれた「布地」を裁断し、縫製するためには凄まじいまでの技術が要されるのは想像に難くない。
このため氏は、裏方とも言える『隠』でありつつも、隊では重用されている部類のようである。
……のだが、彼の悪癖として見目麗しい女性隊員、少女隊員の隊服には、独断でアレンジを加えるという行き過ぎた面があり、しかも「明らかにダメだろう」と解っているはずなのにあえて挑戦し、更に「やっぱりダメだった」時には涙を流す。
めんどくせぇっ!!
このため隊内では『ゲスメガネ』という、直球のアダ名が付けられている。
当たり前だ。
女性隊員にセクハラを働いていた所を不死川実弥に一喝されてちびった事があり、彼の事を大変に恐れている。
要するに、技能が高ければ人格に難があっても重用されるという、鬼殺隊の組織体質を表した人物の一人と言える。
単行本21巻にて
かねてより話題に上がっていた上述の少女隊員のスカート丈(正確にはキュロットパンツとのこと)について、ついに直球で疑問を投げかけられた。
↓疑問点
これに対し、「いいえ?なってませんが?何を根拠に言ってらっしゃるんでしょうか。そちらがそういう厭らしい目で見てるから短く見えるのではないですか?とても正気とは思えないな信じられな(中略)なんで不死川さんを呼ぶんですか?やめて!!」などと供述しており……ゲスメガネェ
実はこの点について、大正という時代設定と服飾史の観点から綿密な考察もなされ、時代の先端をいった彼の才能を称賛する声もあったのである。
※画像例として春画や裸婦絵が含まれているので注意