概要
ドラコ・マルフォイの母。ルシウス・マルフォイの妻で、死喰い人ではないがその協力者。
ブラック家出身で、ベラトリックス・レストレンジやアンドロメダ・トンクスの妹にあたる。→黒姉妹
美人だが常に不快そうな顔をしている。
1955年生まれ。
解説
ドラコ・マルフォイの母で、旧姓はブラックである。
ブラック家では星座にちなんで命名するのが伝統だが、ナルシッサの名前の由来はギリシア神話のナルキッソスからきている。愛称はシシー(Cissy)であるが、作中で愛称を用いたのは実姉ベラトリックス・レストレンジだけである。
容姿だけであれば、すらっとした色白の美人で、髪はブロンドで目は青い。ハリーいわく「なんて臭いんでしょう」という表情をしている。
性格は、夫の犯罪行為や息子の窮地に気付かず、発覚後も息子ドラコの身の安全をセブルス・スネイプに丸投げした点から、自主性・問題対処能力には相当欠けている。
逆恨みから息子と同年代のハリーと口論になるなど、精神的にも未成熟である。
マグル出身の魔法使いと駆け落ちした次姉・アンドロメダ・トンクスとは絶縁状態、長姉・ベラトリックスとは基本的に友好関係ではあるが、息子の教育方針の面においては対立している。というよりも、ナルシッサは息子を溺愛しているが、ベラトリックスは息子はヴォルデモートの為に命をかけて仕えるべきという考え方のため。
「死喰い人」ではないが長姉や夫同様にヴォルデモート側の魔女であり、当初はその考え方に賛同してはいたが、ヴォルデモートが失態をやらかした夫への見せしめとして息子に危険な任務を背負わせた事から、息子ドラコを何よりも大切にするナルシッサの心は徐々にヴォルデモートから離れていった。
最終巻のホグワーツの戦いでは、仮死状態から戻ってきたハリーの生死をヴォルデモートに命令されて確認した際、ドラコはまだ生きているとハリーから聞き、一刻も早く息子を探すには勝利軍として敵地ホグワーツに行くしかなかった為、「ハリーは死んでいる」とヴォルデモートに虚偽の報告をする。この時点でもはや彼女にとって、ヴォルデモートがどうなろうがまったく関心がなかった。
再び始まったホグワーツ陣営とヴォルデモート陣営との戦いでは、どちらの陣営に参加することなく積極的に息子を助けようとし、夫のルシウス・マルフォイと二人で彼の名を呼びまわった。
思惑はどうあれ彼女の行為は結果的にハリーを救い、ヴォルデモートの敗因のひとつとなった為、ヴォルデモートが死んだ後もマルフォイ家は逮捕される事はなかった。
ちなみにナルキッソスあるいはスイセンの花言葉は「自己愛、自惚れ」である。
余談
映画版
映画版では息子の安全策を示したのがベラトリックスに変更されていたり、ハリー達と口論しなかったりと、非常に常識的な賢婦人となっている。
また、演じているヘレン・マックロイは元はベラトリックスを演じる予定だったが、妊娠していた影響かヘレナ・ボナム・カーターがベラトリックスを演じ、マックロイがナルシッサを演じている。
二次創作
学生時代を描いた作品が多い。また、ハリポタではマイナーな百合作品の中で、リリナルの数が多め。