概要
勇者であるシリーズには、「友奈」という名を持つ人物が複数登場する。
などと、一部の人物には該当しないものこそあるが、概ねこのような共通点を持つ。
しかし、いずれも血縁関係は全くない。
作中では生まれて間もなく逆手を打った子供に「友奈」の名が与えられる風習があるのだが…?
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以下ネタバレ注意
『花結いのきらめき』では、「神樹は生まれてくる子供に『因子』を与える事ができる」「友奈の拳には天の神に対する呪詛がつく(逆に造反神が作った疑似バーテックスにはつかない)」事が判明している。
そして、花結いの章最終話にて、友奈とは神樹から与えられる因子であり、友奈の因子を持つ人は「天の逆手」(高嶋友奈に授けられた武器)を持つ存在という事が明かされた。
曰く、勇者と巫女の素養を併せ持つ者と同じくらい重要な存在らしい。
しかし劇中で語られたのはこれだけであり、「なぜ友奈の因子を持つ子が生まれるようになったか」などの詳細は未だに謎のままである。
『芙蓉友奈は勇者でない』では、他の友奈と明らかに異なる友奈の存在が明らかになり、未だ明らかになっていない友奈の謎の答えが出るのではと期待する声もあった。
同作では、友奈の名を持つ者は産まれた時から大赦に監視されている事が判明したが、なぜそうしているのかは明かされなかった。
なお、『乃木若葉は勇者である』第16話「狂花」に登場する『勇者御記』には、次のような記述がある。( )内は大社によって検閲された部分である。
私が産まれ育った土地は神話の里とも呼ばれています。
あの日、神社で授かった力は迫りくるものへの(呪詛)。
これでまた、いつもみたいに皆を守る。
守りたい。
早く治りたいです。
勇者御記 二○一九年六月 高嶋友奈記
この「迫りくるものへの呪詛」というのが「友奈の拳につく呪詛」であると考えられる。