概要
11世紀後半の藤原経清から12世紀末期の奥州藤原氏の滅亡までを描いた作品で、描かれた時代は源平合戦を除くと「風と雲と虹と」(1976年)に次いで古い。
前作「琉球の風」は半年間(2クール)の放送で、本作と次作「花の乱」は9か月間(3クール)の放送という、通年が基本であるNHK大河ドラマでは異例の変則日程である。
なお、放送期間中に年を越した作品は、本作と「麒麟がくる」(2020年1月19日~2021年2月7日)の2つだけであるが、「麒麟がくる」は新型コロナウイルス感染拡大に伴う不測の事態だったため、当初の予定通りに越年したのは現在でも本作が唯一である。
物語
第一部「北の埋(うず)み火」
奥州藤原氏の開祖・藤原経清は、安倍氏と組んで源氏(源頼義・源義家父子)と戦うも戦死を遂げる。
第二部「冥(くら)き稲妻」
経清の子・藤原清衡(当時は「清原清衡」)は、前九年の役・後三年の役を平定し、奥州藤原氏の基礎を築く。
第三部「黄金楽土」
清衡の孫・藤原秀衡(間の藤原基衡はカットされた)とその子藤原泰衡は源頼朝に抵抗するも、最後は滅ぼされ、奥州藤原氏は滅亡した。
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