全国の悩める病人(やまいびと)を救うべく、出湯を求めて東へ西へ、悪の組織イタイタルイ団と戦う謎な人。その名は銀河熱風オンセンガー。お呼びとあらば即参上!
*序文はレコードのアバンタイトルで、鈴置洋孝が担当した。
銀河熱風オンセンガーとは、山本正之が自身の会報誌檸檬倶楽部の創刊号から最終号まで執筆した書き下ろし小説である。
作品解説
J9シリーズの音楽を担当していた山本正之が、J9シリーズの原作者・山本優氏から許諾を得て執筆。此方はロボットものではなく、変身ヒーローもので、そのバトルはタイムボカンシリーズやタケちゃんマンと仮面ノリダーと言ったフジテレビバラエティ番組の被り物コントのノリだった。
物語
平凡な小学生・センタはある日温泉の神様からオンセンガーの力を戴く。そして、遥か未来の世界からやって来た未来人エーメン・ビーメン率いるイタイタルイ団が過去の世界への侵略を開始。ガールフレンドで相棒のリンスガーと共にイタイタルイ団との戦いを繰り広げる。
登場人物
- センタ&オンセンガー
- たおる&リンスガー
- エーメン・ビーメン イタイタルイ団の首領。あのカーメン・カーメンの子孫であり、先祖と異なりお馬鹿さんである。過去の地球人を病人だらけにすべく未来から侵略する。元ネタは当時のレコードから拝借
- アカウジ将軍 エーメンの忠実な部下
出版
80年代にレコード化された。
長らく知るとぞ知る作品であったが、1999年にソニーマガジン文庫で全一巻で纏めて発売されたが、ご多分に漏れず、現在は入手困難である。
関連イラスト
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別名・表記ゆれ
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