概要
蜘蛛鬼一家とは、漫画及びアニメ『鬼滅の刃』のグループタグの一つである。全員、那田蜘蛛山に住んでいる。
一家とあるが、累が家族の絆を求めて作ったものであるため、もともと血のつながった家族ではない。
『家族』は鬼狩りから身を護るために仲間となった寄せ集めのメンバーで血縁関係はなく、累の血を含んだ杯を飲み交わすことで体の構造が作り替えられており、累同様に蜘蛛を連想させる血鬼術を使えるようになる。その際に鬼たちは累によって顔の皮をはぎ取られ、累に似た容姿や蜘蛛を連想させる姿に無理やり作り替えられている。累は家族が元の姿に戻ることを嫌い、元の子供の姿に頻繁に戻ってしまう母蜘蛛を、その都度虐待していた。なお、鬼は無惨を除いて擬態が上手くなく長時間、体の大きさを変化させ続けられない事がファンブック2にて明かされた。
累の望む家族像は「我が身を呈してでも子(累)を守る」という行為が指標であったが、庇護を求めて家族になることを承諾する弱い鬼達に叶えられるはずもなく、累は虚しさと共に憤りを覚え、上述の残虐行為に至っている。
累に逆らったり、望むように家族を演じられなかった為に切り刻んだり、知能を奪ったり、果ては吊るして日光に燻り焼いたりと処刑された者も多い。
炭治郎達が那田蜘蛛山に入った時点で中核になっていたのは上の4人だが、TVアニメ第21話でカナヲが負傷者救出作業中の隠達に「付近の鬼は私が狩るから、安心して作業して」と話している事から、実際にはもっと多くの人数がいる模様。しかし、カナヲ以外にも二名の柱が乗り込んできてる時点で残党に勝ち目は無く、この後全滅したものと思われる。
構成
関連タグ
災魔一族…家族にも関わらず、絆を深めていく描写すらない集団繋がり。