ムイミ
むいみ
プロフィール
身長 | 148cm |
---|---|
体重 | 40kg |
年齢 | 16歳 |
誕生日 | 8月11日 |
血液型 | O型 |
種族 | ヒューマン |
ギルド | 未所属 |
趣味 | 冒険、思い出話 |
CV | 潘めぐみ |
概要
ムイミはCygamesのスマートフォンRPG『プリンセスコネクト!Re:Dive』のキャラクター。
無印版でのノウェムにあたる。本名は園上矛依未(そのうえ むいみ)。
メインストーリー第1部第1章から登場する本作のキーパーソン。
サービス開始当初はNPCだったが、2019年2月15日、本作配信一周年という節目にプレイアブル化された。ただしクリスティーナに続き、不定期に開催される「プリンセスフェス」ガチャ限定キャラクターとなっている。
以下、人物とストーリーの項目は本作のネタバレを一部含みます。
人物
何者かによって『再構築』された世界において、只一人しっかりとした現実世界の記憶を持っている少女。今いる場所がアストルムというゲームの世界であることをはっきり自覚している数少ない人物。
明るく活発な性格で、勝ち気。基本的に暴力的で難しいことを考えるのが苦手なアホの子だったが、再構築後に孤立してからは一人でこの事件を解決する意気込みだったため、かなり勉強したらしく、ある程度の知性と落ち着きを得たらしい。
精神年齢は幼く、小学生程度。そのために愛嬌があり、また社交的でもあるのだが男女構わずスキンシップは激しく、かつての知り合いであるダイゴなどをドギマギさせることも。
ただ唯一ユイに対してだけは「ゲームの世界に囚われてる状況を作り出した原因」として敵意を剥き出しにする。ただしユイが原因というのはムイミの主観であり、またムイミは無自覚だが(世界がループしてるなど)記憶の一部が改ざんされているようで、本当に彼女が原因かどうかは現時点では分からない。
かつて相棒であったオクトーには強い絆を感じており、若干依存気味。彼からもらったブローチを宝物とし、彼が標榜していた「悪党」を超える「大悪党」になることを公言している。ただし、世間一般の考える「悪党」と、彼女の考える「悪党」は多少のズレが有る様子。
そのために再構築によって彼の記憶が失われていることには大きなショックを受けており、彼女の戦いは、この世界から抜け出す以上に、彼を取り戻す戦いでもある。
ちなみに再構築によって名前が本名のムイミになってしまったが、本人はオクトーとの思い出の名前でもある「ノウェム」にこだわっている。
ストーリー
自分たちがゲームの世界に閉じ込められていることを知りながらも、解決策が分からず頼みの「天楼覇断剣」も失くしてしまい、誰も頼れる人間がいない中、必死の思いでかつて相棒であったオクトーのところへ向かう。
ところが当のオクトーは再構築によって記憶を失っており、不審人物扱いされ、逆に追われる身になってしまう。オクトーの差し向けた追手から逃げるためにサレンディア救護院行きの馬車に隠れるが、それもオクトーには見破られており、同じ馬車に乗っていた主人公一行共々、オクトーの仕掛けた罠に巻き込まれてしまう。しかし【ラビリンス】のシズルとリノが救助(という名の拉致)に来たことで難を逃れた。
その後、【ラビリンス】が自分と同じように世界の謎を解き明かすことを目的としていることを知り、彼女らと共に戦うことを決める。第1章では無力で不憫な存在として描かれていたが、【ラビリンス】に救助されて以降、ラジラジやダイゴといったかつての仲間と再会し安心したのか持ち前の明るさを取り戻し、失った天楼覇断剣もラビリスタに復元してもらったことで、第1部の後半では七冠の面々と肩を並べる存在にまでなっていた。この時にボロボロだった装備も新調している。
本作では上述した事情から主人公の味方として、彼や【ラビリンス】、クリスティーナなどの『七冠』(セブンクラウンズ)と共に活動していくことになる。
そのような縁なのか『3rd Anniversary カウントダウンログインボーナス』のストーリーにおいては【ラビリンス】回においてネネカと共に出演した。
記憶を保っているからかそのキャラクターストーリーも特殊であり、現実世界を覗く4話では主人公不在の中アメスがムイミの記憶を覗く、というスタイルになっている。ちなみに3話も主人公は登場しない。
但しニューイヤー版では一時的にミネルヴァの影響を逃れたのか正月に現実世界の主人公と顔合わせをしている。
メインストーリー第2部では、OPには映ってるものの第3章時点では言及のみの登場に留まっている。
ジュンによると、相棒のオクトーがなぜか失踪してしまったため、彼を探しにランドソルを出て行ったらしい。
尚たまに勘違いされるが、ムイミは『七冠』とはまた別の存在である(全くの無関係というわけではなく、むしろ彼女と七冠はとある重要な関係にある)。
楽曲
- Brand New Sunrise…イベント『新春グルメプリンセス! 一投にかけた乙女たち』エンディングテーマ
- 作詞:野村イクミ(Cygames) / 作曲・編曲:池田健仁(Cygames)
- 歌:ムイミ(潘めぐみ)、ネネカ(井口裕香)
スキル
通常
ユニオンバースト | 天楼覇断剣 | 敵単体に物理特大ダメージ+天楼覇断剣装備 |
---|---|---|
UB発動前 | ||
スキル | ビビらせてやる! | 範囲内の敵に物理小ダメージ+スタン+ノックバック |
ビビらせてやる!+ | ↑が中ダメージ+スタン+ノックバック距離微増加 | |
こっちだこっち! | 範囲内の敵の物理防御小ダウン | |
天楼覇断剣装備時 | ||
スキル | 天楼廻刃斬 | 敵単体に物理特大ダメージ |
天楼廻刃斬+ | ↑のダメージ量増加 | |
天楼閃薙斬 | 範囲内の敵に物理大ダメージ | |
EXスキル | ポテンシャルフォース | 物理攻撃力中アップ |
ポテンシャルフォース+ | 物理攻撃力大アップ |
ニューイヤー
ユニオンバースト | 新春乾坤天晴剣 | 前方範囲内の敵に物理大ダメージ |
---|---|---|
スキル | どけぇー! | 画面左枠外から突進し物理中ダメージ+物防小ダウン |
もらったぞ! | 前方範囲内の敵に物理小ダメージ+物攻小アップ | |
EXスキル | ニューイヤーテンション | 物理攻撃力中アップ |
ニューイヤーテンション+ | 物理攻撃力大アップ |
キャラステータス
通常
【物理】
前衛で、伝説の剣「天楼覇断剣」を振るう少女。
小技を駆使する通常の戦闘スタイルから一転、ユニオンバースト後は「天楼覇断剣」を携え、敵を薙ぎ払う。
凄まじい威力を誇る天楼覇断剣をぶんぶん振り回す物理アタッカー。
通常時とユニオンバースト(以下、UB)の発動で性能が大きく変化するキャラ。
通常時は火力以外の効果を重視した説明通りの小技スキルを用いるが、UB発動中は追加効果無しの火力に特化した「天楼廻刃斬」(縦薙ぎ)と「天楼閃薙斬」(横薙ぎ)というスキルに変化する、全キャラの中でも非常に特殊な性能のキャラクター。
また他のキャラとは違い、TPはUB発動後すぐに0付近には戻らず最大値から徐々に減少するという挙動であり、これは2020年8月現在はムイミ固有のもの。
UBの発動中はTPが0になるまで前述した2種のスキルを交互に繰り返し、TPが0になることで通常スキルに戻る。
これらの説明を見ると「普段は弱いが、UB発動後は強い」という印象を受けるが、実際は始めから強く、UB発動後は更に強いというキャラである。
通常時は、「ビビらせてやる!」による範囲スタン+ノックバック(吹き飛ばし)が凶悪。
一見するとどこが強いのか分からないと思われるが、まずスタンは敵の動きを止めることで自軍の被弾回数を減らす効果がある。範囲なので相手前衛の数が多いほど効果は増す。
次にノックバックは相手前衛を後ろに押し込むので、その分だけ味方の範囲攻撃の射程が広くなる。本来中衛まで届かない攻撃が、ムイミのおかげで届いてしまうのだ。
通常のノックバックは近い位置の敵が2体以上いると、1体目を吹き飛ばしても2体目までの距離が近くなるだけでしばらくするとまた1体目が戻ってくるのだが、「ビビらせてやる!」の場合は範囲攻撃のうえにスタン付きなため、相手陣形の押し込みがしやすくなっている。
この2種類の支援を、何の条件もデメリットも無しに、しかも同時に撃てるのはそれだけで脅威である。
しかし、ムイミは前衛アタッカーの中でも極めて前方(ノゾミのすぐ後ろ。2020年8月時点)に配置されるため、カオリより後ろ辺りのタンクを当てにしていると先頭に躍り出て集中攻撃を浴びる危険性を孕んでいる。そのためジュンやミヤコといったカオリより前に出るタンクを起用すると安全。
UB発動後は、「天楼閃薙斬」による範囲攻撃がとにかく強い。威力が単発UB並に高いため、低耐久の中~後衛は一撃でやられてしまうことも。しかも大抵は「ビビらせてやる!」で前衛が押し込まれた状態で発動されるので、中衛の後ろの方にまで攻撃が届く。
そしてこの技はTPが尽きるまで3度も4度も繰り返されるので、TPが0になる頃には敵軍はボロボロである。イリヤなどと違い自傷ダメージといったペナルティがないのも強み。
さらに、前述の通りUBはTPが尽きるまでの減少形式なため、TPが回復すればその分UBの継続時間を延ばすことができる。自身の攻撃ヒット時はもちろん、TP回復スキルも有効なため、それらのスキルを持つユカリやユニなどと相性がいい。
またステータスのパラメータも高め。HPと物理攻撃力が上から数えた方が早いぐらい高く、上述の圧倒的アタッカー性能を持ちながら前衛アタッカーとしては高水準の耐久を持つ。与ダメージに応じてHPを回復するステータス「HP吸収」の恩恵も大きく、ちょっとやそっとの攻撃では倒れないタフさを誇る。
特定のキャラがいなければ突破困難なボス戦も、最大まで育てたムイミがいればゴリ押しできたりすることもある。
以上のぶっ飛んだ性能から、所謂人権キャラとして認知され、それまでのプリコネRの常識は大きく覆され、環境(特に対人コンテンツのアリーナ)は一瞬でムイミ一色に塗り替えられた。
これまでの環境考察は文字通り「無意味」にされ、どのコンテンツでももう全部あいつ一人でいいんじゃないかな状態となったのである。
余談だが、覇断剣装備中に使用するスキルのモーションがやたら長いせいか、スキルが使えなくなる状態異常「沈黙」にかかると他キャラの約3倍の速度でシャカシャカ動くという珍光景が見られる。動きまくるためTPの減りも遅く、存外ダメージ効率はそれほど落ちない。
アリーナにおけるムイミ
TPが溜まるまではデバフとスタンを付与するだけだが、一度UBを発動すれば上述の無双ぶりで敵軍を一網打尽にする。かなりの強キャラであり、バトルアリーナ・プリンセスアリーナにおける中心人物となっていた。
時代は進み、様々なキャラから範囲攻撃やスタンなどが飛び交う2020年8月時点の環境では、UBを発動する前に倒されることが多く、上位のグループで採用されることはかなり減ってきている。
とは言えこれは様々な★6キャラや、ネネカ・プリンセスコッコロなどのフェス限定といった強力なキャラを仲間にしてかつ十分に育てているのが当たり前という古参グループの話であり、ゲームを始めたばかりの新規同士のグループでは依然として脅威である。
対策としては、2番目に配置されている場合はツムギで最前列に引っ張り出す戦法が有効。クウカやミヤコのようなタンクキャラに守られているなら範囲攻撃で直接叩くのがよい。
ただし耐久もまずまずあるため、編成によっては範囲キャラ単独では倒しきれず先に薙ぎ払われることもある。その場合はデバフなどの一押しが欲しいところ。
あるいは、スタンや束縛といった行動阻害系の状態異常で止めながら倒す戦法も有効。これは多くのキャラに言えることではあるが、ムイミの場合はUB発動時が本領のうえ、UB発動中もTPが0に戻るまでの時間稼ぎとして有効であるため特に効果がある。
クランバトルにおけるムイミ
ダメージ量を競うクランバトルでは如何にUB発動中におけるTPを維持するかが肝になってくる。
敵の攻撃が弱い1~3周目では被弾によるTP上昇が見込めないため本領発揮は2段階目以降、敵が強くなってからだろう。
その性質から先頭で運用することが推奨される。アタッカーとしてはカオリ、プリンセスペコリーヌの次に配置されるため編成には困らないはず。
持ち前の耐久力とHP吸収ステータスのおかげで多少の攻撃にはビクともしない。
マコトなどの先頭キャラがやられてしまう場合、ムイミを盾にすることで敵の攻撃を耐えきれるケースがある。
5人アタッカーで攻めるのもありだが、専用装備付きのジータや、バレンタインシズルなどのTP補助を行ってくれるサポーターとセットで運用するのもまた強力。
高火力の範囲攻撃を連発できるため、2019年5月から導入された「マルチターゲット」との相性も抜群である。2020年1月時点の場合、単体ボス相手には他に優秀なキャラが実装されたため、むしろマルチターゲット相手が本領発揮といった状況になっていた。
専用装備後のムイミ
2020年6月30日には専用装備「絆の証」がついに実装された。
この「証」とは、ストーリー中に彼女の相棒であるオクトーがムイミへ渡したブローチのことであり、メインストーリー第1部第1章などで言及がある。
このブローチを装備することで、スキル1の「ビビらせてやる!」及び「天楼廻刃斬」が強化される。
「ビビらせてやる!」の場合は範囲攻撃が小ダメージから中ダメージへと変わり、スキル説明には載ってないが吹き飛ばしの距離も僅かに上昇している。
本命は「天楼廻刃斬」のダメージ量アップであり、専用装備前と比べて2倍近くの火力へと跳ね上がった。
これだけ聞くとそこまで使用感は変わらないように見えるが、UB発動中は2つのスキルを交互に繰り返す性質上強化された天楼廻刃斬を何発も放つため、総合的な火力は専用装備前よりも著しく上昇している。
昨今のインフレにより以前はムイミの立ち位置が若干危うくなっていたが、専用装備の追加によって特にボス戦における物理アタッカーとして再び重宝されるようになった。
ダンジョンEXTREME3のボス「ラースドラゴン」を始め、2020年8月現在多くの物理パーティで活躍している。
ニューイヤー
【物理】
前衛で、新風纏う「天楼覇断剣」を振るう少女。
皆より一足、遅れて突撃し敵の前衛を吹き飛ばした後、強化した範囲物理攻撃で、ダンゴになった敵を斬り払う。
イベント「新春グルメプリンセス! 一投にかけた乙女たち」に合わせて登場した、期間限定の正月仕様のムイミ。
プリンセスフェス限定キャラとしてはクリスティーナ(クリスマス)に次ぐ2人目の別衣装バージョンではあるがなんと限定ガチャではなくイベントミッション達成によって仲間になる所詮配布キャラとしての登場となった。
無論フェス限に関しては初めてのケースであり初期★3キャラ勢に関してもイオ(サマー)、ノゾミ(クリスマス)、アンナ(サマー)に次いで4人目のケースとなった。
また使用すればLv180、Rank19(装備は除く)までノーコストで育成可能なグロウスフィア対応キャラ第2号となっている(グロウスフィア実装後に復刻イベントがあったクリスマスノゾミは未対応)。
通常版と異なり「天楼覇断剣」はUB使用時にしか使わないが範囲攻撃を得意とする。
さらにこのバージョンではスキル1修得後は初期配置から消えリマ同様初期配置が画面左枠外となり突進して出現する仕様となっている。
この攻撃には防御デバフが付与する上で前衛1人を吹き飛ばし隊列を圧縮させる。
編成次第では敵との距離を詰められるので範囲攻撃持ちと組ませると一気に敵を減らせることができる。
スキルループも通常攻撃→スキル2を繰り返すテーブルが組まれている。
だが配置が前衛でも極めて前なので集中砲火を受けやすくあっさりやられてしまうのが難点。
彼女より前に配置できるタンクはリマ、ミヤコ、クウカ、ジュンの4人しかいない為編成にも利くばる必要がある。
なお装備に関しては基本武器は2本であり通常版と異なり短剣のみで剣は一切装備できない。
代わりに一部Rankでは何故か防具系に代わり拳系装備が要求されるがよりにもよって獅子王ガントレットとブリザードクローというTP上昇アップ装備になっている。
どっちもグロウスフィアさえ手に入れれば素材を集めることなくRank上げできる為あまり気にする必要はない。
余談
- キャラクターストーリーの閲覧はメインストーリー第10章6話の閲覧が必要、つまりエリア20の途中まで進めないと閲覧できないため、それまではキャラストーリーによるステータスボーナスを得ることはできなかった。
- バトルにおける戦闘不能時の断末魔が他のキャラと比べて特徴的…というかやかましい。
- 「どひー!」 「ぎゃわわー!」 「ぐへぇ」
関連イラスト
関連項目
クリスティーナ / ネネカ / ラビリスタ…同じくプリンセスフェスの限定キャラクター。
オクトー(プリコネ)…ムイミが「相棒」と呼ぶ人物。当の本人はムイミに辟易してるようだが…?
ジャンヌダルク(神撃のバハムート) / ジャンヌダルク(グラブル):同社作品の中の人繋がり。様々な作品で客演している中、プリコネRは未登場。仮に、登場した際は……。