概要
CV:石井康嗣
IGO副会長でナンバー2。欲の足りない一龍にその野心を見込まれて今に至る。堂々とした体格の中年男で、長く濃いヒゲをたくわえている。陽気でともすればいい加減な性格の会長の一龍を補佐し、組織全体を仕切っている。また、IGOきっての武闘派としても有名。マンサムと張る程の酒豪で、彼からは「茂さん」と呼ばれている。
美食會がGTロボ奪還のため副料理長を送り込んだときは、いち早くこれを察知。自ら現場へと乗り込んで迎撃した。
普段は鼻にノーズクリップを装着し、左目を閉じているが、戦闘時にそれを外して左目が開かれると、筋肉が肥大し殺気漲る姿となる。
正体
実は彼もまたウーメン梅田と同様に、NEOが送り込んだスパイの1人。
巨大な蛇のような猛獣を従えており、用無しになったマンサムを蛇の舌で串刺しにした。
第2部『グルメ界編』では鉄平、カリウ、ボンレスと共に妖食界に殴り込みをかけ、アカシアの「サラダ」に選ばれた伝説の植物「エア」を奪取せんと美食屋四天王に戦いを挑んだ。しかし鉄平が真っ先に小松を攻撃し、瀕死の重傷を負わせたことでトリコの逆鱗に触れカリウとボンレスを瞬殺される。そこでクリップを外して挑みかかるも胴体に無限釘パンチを受けて空の彼方まで吹き飛ばされ、その先を飛んでいた猛獣に捕食されて死亡したが、その瞬間に洗脳が解けたようだった。
トリコは「じゃあな茂松 あの世でオヤジ(一龍)に詫びて来い」と発して殴り飛ばしたが、その言葉通り茂松の最後の台詞は一龍へのものであり、死の直前で彼に詫びを入れた。