解説
釘を打ちつけるように、数回のパンチ(突き)を同時に打ちつけて放つことで、威力が奥まで浸透し内部から標的を破壊するトリコの必殺技。
初期の頃は最大で5連打が限界であったが、強敵との戦いや食材の摂取による細胞の進化によって徐々に連打回数と威力が増していき、食林寺での修行で食義を体得してからは余分な力が無くなって更に威力と精度が上がり、50連打以上で放てるようになり、グルメ界編からはついに連打数に限りが無くなった。
命中した際は連続で衝撃が炸裂し、相手の体が大きく吹き飛ぶ。スタージュンとの戦いではスタジアムの壁を貫通させ市街地から遠く離れた岩場まで押しやった。
その一方で回数を増やす事に腕への負担も大きくなり、場合によっては使えなくなることもある(食義習得以前は特に顕著)。更に技の最大威力に到達するまでのタメが長く、相手によっては技そのものを封殺されたり、受け止めた衝撃を打ち返された場面もあった。
派生技として、連打回数分を一撃にして放つ貫通力の高い『ネイルガン』や、パンチではなく抜手からくりだすフォークを打ちつけて放つ『フォーク釘パンチ』、足で放つ『釘キック』などがある。
グルメ細胞の悪魔が覚醒した時にも放っており『ジェット釘パンチ』『∞釘パンチ』は一線を画す威力。
一覧
〇〇連釘パンチ
釘パンチの基本技。〇〇に放つ分の数字が入る。
これを含めた殆どの釘パンチは衝撃を拡散させる拡散型で放っており、腕のブレを極限まで無くすことで貫通力を高めた集中型に使い分ける。より一点集中させたものはアイスピック釘パンチと称される。
〇〇連ツイン釘パンチ
直観を駆使して両手で放つ釘パンチ。
人間界屈指の身体能力を持つ般若パンダですらダメージを受け流せないほどの威力を持つ。
〇〇連ネイルガン
放つ数分の衝撃を一度に叩き込むタイプの釘パンチ。初披露時は巨大な山を数㎞に渡って貫通した上で粉々にした。
∞釘パンチ
アニメ最終回及び原作のグルメ界編で使用。アニメではジョアを、原作では茂松を空の彼方まで吹き飛ばした。
ジェット釘パンチ
アカシアのフルコース「サラダ」こと食宝エアを食べたことで覚醒したグルメ細胞の赤鬼の力で放つ強化釘パンチ。
関連イラスト
関連タグ
二重の極み:るろうに剣心で相楽左之助等が使用する必殺技で『一秒にも満たない一瞬の間に一ヶ所に複数の打撃を叩き込む』と技の原理が似ている。
野原みさえ:しんのすけへのお仕置きで執行するゲンコツを同じ場所に行うことが多々ある。連載中期からはコマ跨ぎの間に執行され、「しんのすけの頭に受けた数だけのたんこぶができる」形で表現されていたが、多い時は25個の時もあった。