概要
アメスはCygamesのスマートフォンRPG『プリンセスコネクト!Re:Dive』のキャラクター。
本作の物語のカギを握る人物の一人である。
プロフィール
人物
ボロボロの服や花びら、壊れた羽や歯車などといった不気味な装飾が特徴の妖精。
閑話毎に登場する狂言回し的存在であり、主人公やヒロイン達(一部例外)に「夢」として様々な出来事を見せている。
記憶を失った主人公のもとにコッコロを派遣した張本人でもある。
毒舌家で冷めた性格の持ち主で、主人公に「夢」を見せては鈍感だったり奇行に走ったりする彼に対して辛辣な発言を繰り返すが、ヒロイン達の事情を語ったり、主人公にアドバイスをしたりと彼女なりに主人公やヒロイン達を心配する一面がある。所謂ツンデレ。
少女の恋路を応援するものでもり、主人公に恋心を抱く彼女達を分け隔てなく応援している。
本作の世界に迫っている危機に気づいてるようだが、今は夢の中でしか存在できない不完全な状態となっており、動けない自分の代わりに巫女として託宣を受けてるコッコロに主人公をサポートする役割を任せている。
ちなみにコッコロに関しては特別な思入れがあるようで、彼女のみ「コッコロたん」と呼んで溺愛している。
記憶を無くす前の主人公のことを知っているらしく、彼を「かつて世界を救ったヒーロー」と評している。
TVアニメ版
「あたしは……まぁ、アメスとでも名乗っておくわ」
アニメ「プリンセスコネクト!Re:Dive」にも登場。キャストは相坂優歌の代役として高橋李依が務めている。
第1話の冒頭でユウキをアストライア大陸に転送したほか、ユウキがプリンセスナイトの力を発揮した際に夢の中の世界で見守ったり、エンディングではユウキの今後の行く末を語ったりと、こちらでも物語の狂言回し的存在として登場している。
原作同様にコッコロから信仰されている。その一方で、彼女に祈りを捧げながら怪しい煙を焚いたり、彼女を模したと言いつつ禍々しい見た目の案山子を作ったりした為、コッコロにとってのアメスとは一体・・・と揶揄されたことも。
Shadowverse
同じCygames製作の対戦型デジタルカードゲーム『Shadowverse』では、プリコネRがテーマの一つとなっているカードパック「アルティメットコロシアム」のアディショナルカードとして参戦した。
カード名 | 夢の使者・アメス | |
---|---|---|
種類 | フォロワー | |
クラス | ネメシス | |
レアリティ | ゴールドレア | |
コスト | 2 | |
進化前 | 攻撃力:2 体力:2 | |
能力 | ファンファーレ 自分の他のフォロワー1体は守護 を持つ。そのフォロワーが進化後なら、さらに+1/+1して、カードを1枚引き、自分のPPを1回復。 | |
進化後 | 攻撃力:4 体力:4 | |
能力 | ||
CV | 相坂優歌 | |
収録セット | アルティメットコロシアム |
※ファンファーレ…手札からPPを支払って場に出たときに発動する能力。
※守護…相手フォロワーは守護を持つフォロワー以外を攻撃することができない。
ネメシスクラスでまさかのShadowverse参戦となった。同じネメシスのカイザーインサイトに次いで非プレイアブルキャラの参戦である。
カイザーインサイトとは異なり原作では主人公の味方側のキャラなのだが、非戦闘員であるためそちらと同じくユニオンバースト能力を持っていない。
ファンファーレ能力によって他のフォロワーに守護を付与できる。それだけだとやや物足りないが、対象フォロワーが進化していた場合、さらに3つの追加効果が発動する。
特に自分のPPを回復する効果は、今弾のネメシスカードでフィーチャーされた「残りPP」軸のサポートとして使えるだろう。
関連イラスト
イラストを検索をする際には「アメス」単体だと「アメスク」も検索されてしまうので、「アメス プリコネ」や「アメス プリンセスコネクト」のように作品名と共に検索するか、「アメス -アメスク」のような除外機能を用いる、もしくは完全一致検索を使うといった工夫をすると見つけやすいだろう。
関連項目
コッコロ…彼女から神様として信仰されているが、当のアメスはコッコロを「たん」付けで可愛がっている(夢の中でしか存在できないため、特殊なケースを除いて直接会話はしていない)。
ミネルヴァ…アメスが様付けで呼んでいる人物。アメスのセリフから、彼女とも関連性があるようだが…。
アメスの正体(8章以降のネタバレ注意)
メインクエスト進行により解放される、ギルドハウス3階のシナリオに登場した妖精「ネビア」によって明かされることになる。
その正体は前作「プリンセスコネクト!」で主人公の相棒であったNPCのガイド妖精フィオの成れの果てであり、本来はギルドハウス2階に封印されていた存在。
ネビアも前作に登場したガイド妖精の一人で、どうしてフィオが今の姿になってしまったか問い質していたが、詳しいことは不明。
どうやら「プレイヤー達を元の世界へ帰す」ことが目的の一つらしくこれも前作が関係しているようだが……。
ちなみにアメスとは元々ガイド妖精プロトタイプ「アメス」のことで彼女達の姉にあたる存在であったが、出来損ないだったため廃棄されたとのこと。
前作におけるフィオが、プロトタイプ「アメス」のデータを拾い融合・自身を強化する材料にし、現在のRe:Diveにおけるアメスが誕生したのだが、なぜそのようなことを行わないといけなくなったのかも現時点では不明である。
第1部では肉体は「ソルの塔」の下部上層階にある庭園に封印しており、その魂と精神は主人公を唯一のアクセスポイントとする「夢の世界」で活動している。
彼女はこれらの行動を「恩返し」と称しており、ただのAIでしかなかった彼女に「心」を与えてくれた主人公たちに報いたい本心からだと語っている。
このように、セリフの量自体は多いもののアメス自身に関する情報はかなり少なく、本作における登場人物の中でもひときわ謎が深いキャラである。
余談だが、ネビアは手のひらサイズなのに対しアメスは人間大の大きさである(ストーリー中のアニメパートなどで確認できる)。
第2部のオープニングアニメではネビアと同じサイズで描かれていたが、おそらくは演出上の都合だろう。
第2部第1章第4話では「今度は、あたしも一緒に戦えますように」という意味深なセリフを残している。
第2部で主人公が「プリンセスフォーム」の力を手に入れてからは、メインストーリーでは音信不通になっていた。実際は主人公との夢を介したコンタクトが不安定になったことに加え、潜伏していたソルの塔に魔物が出没するようになったため、逃げたり隠れたりしながら従来の仕事を熟すなど、やることが一気に多くなった所為もある。
第2部以降の時系列と思われるキャラクターストーリーには普通に出ており、2部6章でも夢を介した攻撃から主人公たちを助けるなど、一応健在な様子。