にるわにえ はくうんのたなびくやまを こえてきにけり
データ
別名 | 巡礼怪獣 |
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身長 | 4m |
体重 | 4t |
出身地 | 不明 |
概要
第1話「クォ・ヴァディス」に登場。
古びた禍々しい古木のような怪獣。1000年前にも出現したことがあり、古文書に記されている漢字表記は爾流王仁恵。
古木とも巨石ともつかない非生物じみた姿だが、人間のそれによく似た目がある。太く長い腕でナックルウォークする。
太陽の黒点の極大活動と深い関わりを持っており、雷雨と共に突然現れ、人々に危害を加えることなく只ひたすら寂れたパワースポットの竜ヶ森を目指して歩き続ける。
歩く途中で市街地に侵入したため、怪獣抹殺を主張する一般市民と怪獣保護団体が衝突するきっかけになってしまったが、這った後に残されていた粘液の解析結果から竜ヶ森を目指していることが発覚。
また、市街地を移動する際、人間に一切危害は加えず、極力街に損壊を起こさないように移動している事が確認される(むしろ、被害の大半は抹殺派と保護派の争いがエスカレートした事によるもの)。意味が分かっているかは不明だが、赤信号を見て止まる、青信号で再び動き出すといった活動も見せる。
ニルワニエの目的に気付いた主人公達はその事を広めようとするものの、頭に血が上った怪獣抹殺派に保護派の一味と見なされて、妨害されてしまう。
竜ヶ森に到着後は特殊部隊の発砲と、怪獣に家族を殺されたという小林の一撃で一度は倒れたが、再び立ち上がり御神木と融合。
黒点の極大化を停止させた。
余談
本話のサブタイトルである「クォ・ヴァディス」とは、新約聖書に出典する単語で、ラテン語で「あなたはどこへ行くのか」という意味である。