「おおお、美しい……! まさに地球は美の宝庫だ‼」
データ
別名 | 宇宙ビジネスマン |
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身長 | 1.7m |
体重 | 100kg |
出身地 | ヴァルカヌス星 |
演 | 村杉蝉之介 |
概要
第3話「宇宙(そら)から来たビジネスマン」に登場。
モスグリーンのローブを身に纏ったヒューマノイドタイプの宇宙人。ぎょろぎょろと動く両目と顔の鱗や鋭い鉤爪等爬虫類的な容姿を持ち、外国語を直訳したようななんとなく気持ち悪い口調で喋る。
地球では羽屋丈二と名乗り、竜森市北川町という街に潜伏している。地球の酒を飲むこともできる。
そのグロテスクな風貌や「負の感情に美を見出す」という設定から誤解されがちだが、ヴァルカヌス星人はあくまでビジネスを行うために地球へとやってきた商人であり、悪意のある存在ではない(最終的に地球人を母星へと連れ去っているが、これも相手との合意の上での行動であるため、所謂“拉致”には当たらない)。
性格も、システマティックで冷淡な側面が目立つが、素はもっと感情豊かで明るい性格らしく、無事契約が成立した際には地球人たちと酒を酌み交わしながら楽しそうに談笑する様子を見せた。
自分の容姿にコンプレックスを持っている美樹という女性と「一定期間美しい容姿を与える代わりにヴァルカヌス星に連れていく」という契約を交わし、彼女をモデルとして成功させる。
そして契約期限がやってきたため美樹をマネキンの様に固め、ヴァルカヌス星に連れて行こうとするが、南風原仁達に止められ、交渉の末、美樹を返す代わりに代替を要求。
屋島教授が開発した装置で、土地に染みついた負の感情を収集し、それと交換する形で美樹を解放する(当初は人間の負の感情を集めようとしたが、善の感情だけでは生きていけないことが発覚したため中止した)。
その後は、交渉が成立した祝いとして南風原とバー「トビラ」で酒を飲み交わすが、元の容姿に戻ることを嫌った美樹が自らの意思でヴァルカヌス星に行くことを決めたため、彼女と共に宇宙に旅立った。
余談
名前の由来はローマ神話に登場する火山と鍛冶の神ウゥルカヌス(ギリシャ神話のヘパイストス)。容姿が醜く、美の女神ウェヌスが妻であるという逸話があり、美樹に通ずる部分も多い。(この場合、美樹は美しい容姿になる前がウゥルカヌスのポジション、美しくなった後がウェヌスのポジションという事になる。)
関連タグ
マーキンド星人:同じく宇宙を股にかけたビジネスを行っている宇宙人。