伊吹マヤ
いぶきまや
概要
CV:長沢美樹
NERV本部オペレーターで、階級は二尉。NERV本部技術開発部技術局一課所属。24歳。
赤木リツコの部下で、彼女を「先輩」と呼び、強い憧れを抱いている。リツコから直々に技術指導を受けており、コンピューターオペレーターとしての技能は優秀である。使徒イロウルがMAGIに侵入した際にはリツコとともにノートパソコンで進化促進プログラムを送り込むことに成功し、NERV本部の自爆を防いだ。
性格は生真面目かつ潔癖性。そのためマトリエル討伐後にエレベーターで倒れていた葛城ミサトと加持リョウジの姿を見た際にはあらぬ誤解を抱き、無表情のまま不潔と言い放った。また、ゼルエルやEVA弐号機が捕食される様を見た時には思わず嘔吐している。
旧劇場版では発令所へ突入してきた戦略自衛隊との銃撃戦に怯え、銃を撃てない（正確には人を殺せない）と泣き言を漏らしながらうずくまってしまう場面もあった。最期は人類補完計画の発動に伴い現れたリツコの幻影に抱かれ、彼女がノートパソコンに表示した「I need you」の文字を見て歓喜の声を上げながらLCLに還元されていった（日向は眼前に現れたミサトが幻影である事を一応認識しており、青葉はレイの大群に取り囲まれ恐怖していたのだが、マヤは異常事態を分析していたにも関わらず、幻影をそのまま受け入れていた）。
TV版のIFを描いたエヴァンゲリオンANIMAでは、リリスの結界に呑み込まれ生死不明となっているリツコに変わってネルフJPN技術部のリーダーを務めている。かけている眼鏡はリツコのものらしい。
エヴァの新装備の開発などを行なっているが、開発した装備はクセが強かったり、トラブルを起こしたりする事が多い為、主にテストをさせられるシンジからはトンデモ系呼ばわりされている。
ヴォルテックス翼のテストの為にスーパーエヴァンゲリオンのエントリープラグに同乗した際はプラグスーツを着用していた。
新劇場版「Q」でのマヤ
これ以後は「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」のネタバレを含みます。
ネルフのかつての同僚らともども、ヴィレに所属し活動している。
AAAヴンダーの整備長を務めており、民間人込みの寄せ集め集団でなかなか思うように動かない部下達をどやしつけている。
名前元は航空母艦「伊吹」と意外に分かりにくいが重巡「摩耶」から。
純日本人キャラとしては唯一二つの艦名から名前がとられている。
余談
脇役ではあるが、見た目や声が可愛らしいので視聴者からの人気はそれなりに高い。
｢破｣の時点ではTV版同様大人しく控えめな性格だったが、｢Q｣では先述の通り苛立って大声を出すなど性格が別人のようになっている。その際に「これだから若い男は・・・」と漏らすことがあるが一体何があったんだ……
