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ゴウセルの編集履歴

2021-04-27 07:59:26 バージョン

ゴウセル

ごうせる

鈴木央の漫画「七つの大罪」キャラクター。

CV:高木裕平


概要

年齢? (外見は十代後半。少なくとも3000以上)
身長175cm (鎧装着時は700cm)
体重61㎏
血液型なし
誕生日6月2日
出身地不明

闘級:3100(魔力:1300/武力:500/気力:1300 )

  ⇒魔力解放後:35400



通称:色欲の罪(ゴート・シン)のゴウセル。

   〈十戒〉無欲のゴウセル


本編では52話で登場。

<七つの大罪>の一人で、一見性別不詳な中性的容姿の青年。

印は羊で、右胸にある。一人称は「俺」。


手配書では鎧巨人として描かれており、他の団員達も一部を除いて彼自身の素顔を知らなかった。


本来の中身はセミロングでマゼンタ色の髪と黄色の瞳。瞳はクリっとしていてまつ毛が長く、唇が常にグロス状態で官能的。少女のように中性的な美貌を持つ。

眼鏡をかけた知的な雰囲気を持ち、少女のような鎖骨の見えるワンピースの下に黒い細みのパンツを穿いている。第二部からは、貴族に近い独特なデザインの服装を着ている(周囲からは引かれている)。


十年前の事件後、オーダン村で容姿を変えて「アーマンド」と名乗り、村長の息子であるペリオの従者として暮らしていた。本来の姿とアーマンド時の姿が違う事からも分かるように、髪の長さと色、肌の色を自在に変える能力がある。


演技が上手く、『アーマンド』では弱気な人物を装っていたが、本来は無表情で淡白かつ冷静沈着。マイペースで表情さえ崩さないが、空気が読めない発言は常にストレートである。

読書が趣味で、のめりこめば役になりきってしまう一面を持つ(性格も変わる)。


即ち、何も味付けされていない状態である普段の喋り方は、感情が感じられないように思えるほど淡々としており、ふきだしは四角く、他のキャラとは台詞のフォントも異なり、さながらナレーションのようである。オーダン村で正体を明かして間もないころは、本人なりの気遣いや優しさも見られたが、物語が進むごとに、口調だけでなく言動も淡々としはじめ、しばらくの間倫理感に欠けているかのような挙動もとるようになった(倫理観に関しては終盤で紆余曲折あって改善された)。


痩躯な体格に似合わず強靭な身体能力を誇るが、相手を哀れに思うと攻撃はしないなど不必要な戦はしない性分。また、身体はある程度の丈夫さがあり、首をへし折られるようにされても無事だった。「どんなに弄ばれてもある程度耐えられる身体に造られている」など人間ではないというようなセリフも見られる。


巨大な鎧には魔力を抑止する能力があり、騎士時代に何故装備していたのかは不明。

手配書には鎧姿を描かれているので、ゴウセルの素顔は聖騎士でも一部の者しか知らない。

エリザベスの要請を受け、<七つの大罪>と合流した。

視力が悪く、眼鏡をいじくる癖がある。


作中ではダントツの美少年で、「ゴウセルたん」と同性の聖騎士達(魔力を受けていたとはいえ)から求愛されていた事もある。


スピンオフ作品『七つの大罪学園』では日頃から猥本を読んでおり、生徒会から目を付けられている。部活は演劇部に所属しており、スレイダーとは主役を巡って対立している。

中性的な容姿からゴウセルたんと一部の男子から萌えられている。


神器

「双弓ハーリット」

リオネス王国から賜った神器の一つ。

両腕から光の弓矢を形成し「瘡蓋の記憶」(リライトライト)の斉射が可能になる。光の弓矢は片腕だけでも形成可能。質量があるようで、弓矢自体でも攻撃や防御が可能。原作68話でもスレイダーのノコギリ攻撃を受け止めている。

特性は、「範囲拡大」

ゴウセルの場合は腕に神器を埋め込んでいるので本来の形は不明である。


魔力(能力)

「侵入(インベイション)」


相手の精神に侵食し、 幻を見せたり、記憶を読んだり、偽の記憶を植えつけたりといった精神に作用する力があるゆえに、ある意味最も〈七つの大罪〉の中で警戒すべきもの。 一応相手の心身にダメージを与えずにいなすことも可能だが、一歩間違えれば、使用者自身も罪悪感などで精神的ダメージを負ってしまう。


「詮索の光(サーチライト)」

小型の光を刺した相手の記憶や思考を読み取る。

その人物が見たものなら、忘れている記憶もある程度は引き出すことが可能。しかし、相手の精神状態によっては読み取りが困難になる。


「瘡蓋の記憶(リライト・ライト)」

打ち込んだ者の記憶を一時的に改竄する。

相手が本来の記憶との強い違和感を感じてしまうと解除され、術中の記憶は失われる。

神器「双弓ハーリット」で斉射が可能になる。


「悪夢語り(ナイトメア・テラー)」

相手の心の闇を暴き、悪夢に誘うと同時に相手の心を悪夢に閉じ込め、行動不能にする精神操作技。


「光矢伝達(ブロードキャスト)」

指から放たれた光の矢が相手の頭部を貫通することで、光に含まれる情報を一瞬で相手の脳内に伝達できる。大勢の相手の頭部を貫通させれば、瞬時に情報を共有することも可能。伝達できる情報に制限がないとすれば、使い方によっては恐ろしい技かもしれない。


「大停電(ブラックアウト)」

自分を中心に半径3マイルにいる、気力400未満の全生物の思考を10分間停止させる。


 ・「大停電の矢(ブラックアウト・アロー)」

自動追尾モードで「大停電」を矢として放ち特定の人物だけを停止させる。

神器解放状態のエスカノールでさえ停止するほどの大技。


「傀儡縛り(ジャック)」

刺さった相手を意のままに操る。

脳以外の部位に刺さればその部位操作権のみを得る。


「傀儡乱れ撃ち(ガトリングジャック)」

傀儡を連射する。的を絞ることはできず撃ち続ける。


「傀儡返し(ハイジャック)」

相手が操っている物体に光の矢を打ち込み、操作権を奪う。


「消えゆく彼岸(ロストワールド)」

相手の記憶を任意のところまで最近のものから徐々に消していく。

第二部でディアンヌにこの技を使用し、彼女の記憶を消してしまった。

嘗て、ゴウセルが己の記憶と心を消した技でもある可能性が高い。


 ・「秘技☆声帯模写(ひぎ☆ボイスミミクリィ)」

その名の通り声を変える能力。

作中マーリンの声を模写した。

エスカノールも完全に騙されイラつかせた。


「神経切断(ブレイカーオフ)」

相手の神経を10秒切断する事ができる。

メラスキュラに対し使った技で、神経を切断する事により相手を動けなくする事が可能。その他痛みなど神経に関係する全ての感覚も切断されると予想される。

10秒というのは全てに当てはまるのか、魔神族といった再生力に秀でたものには10秒しか持たないのか不明。


「感覚の目覚め(センスオープナー)」

強制的に感覚を呼び覚まし相手を目覚めさせる。


 ・「幻影庭園(カレイドスコープ)」

双弓ハーリットの特性「範囲拡大」を使用して、広範囲に幻影を見せる事ができる。


 ・「魔力切断(キル・スイッチ)」

相手の魔力を切断、無効化させることができる。


正体

「変化であって変身ではない」


その正体はマーリンを越える魔術師で、魔神族の十戒の一員だった「無欲」のゴウセルが作った人形


戒禁の関係で囚われの身となったゴウセルが、外の世界を見るために生み出した存在であり、八百年の間、彼の媒介となっていた。この外見は亡き恋人を模していて、情欲しないために男の体になっている。


戒禁「無欲」

魔神王より与えられた能力。

ありとあらゆる欲が範囲に入る。戒禁を破った者は記憶と感情を奪われてしまう。

正確には、作成者の戒禁。


現在、戒禁はゼルドリスが所持している。


劇中の動向

聖戦の終盤、生みの親であるゴウセルにより自我と心を込められた【魔法の心臓】を与えられ、リオネス王国の地下で眠りにつく事となった。


物語の数十年前、当時はまだ王子であったバルトラとデンゼルの実姉、ナージャにより発見される。丁度、眠りから覚めたゴウセルはナージャと意気投合し、徐々に絆を深めていく。

しかし、ある事が原因でゴウセルは『色欲の罪』を背負う事となり、記憶と感情を自らの手で消した。


十六年前に【七つの大罪】に加入。

その当時は、マーリンの屋敷で世話になっていた模様。

ザラトラス殺害事件後は、負傷していた所をペリオに拾われ、彼の従者となってオーダン村に身を寄せていた。それから第一部の時間軸で、メリオダス達と再会して再び団に加わる事となった。


リオネスの最終決戦で、ドレファスと戦った際に彼の中に潜んでいた者の存在に気付く。その存在との邂逅と魔力の暴走を抑制するマーリンお手製の鎧を失っていた事も影響してか、人の心を欲するようになっていく。それが災いして、第二部の前半にギーラを含めた一部の人物の記憶を改竄したり、仲間であるディアンヌの記憶を消すなど身勝手な行動を起こすようになる。


バイゼル大喧嘩祭以降、十戒の味方である容疑をかけられて牢獄に入られてしまい、リオネス攻防戦には参加していなかった。メリオダス達の手で十戒が退けられた後、釈放される事となった。


その後、過去に行ったディアンヌとキングから心があったことを知らされ、バルトラ王の持ってきた魔法の心臓を見せられ逃走。記憶を消去しようとするが寸でのところでディアンヌが阻止。魔法の心臓はただのお守りであったことが判明し、今も尚自らの中に残っていることを知って心を取り戻した。


罪状

「<色欲>から王女を誘惑・姦淫したあげく、残虐な手口で殺害した」


数十年前、リオネス王国の当時の王女であったナージャは、病に侵されていた。最後の願いを叶えるために、ゴウセルと愛し合って息を引き取る。

ナージャを蘇生させようと、ゴウセルは彼女の体を切り開いて自らの【魔法の心臓】を移植しようとした事が真相である。その後、魔法の心臓を投げ捨てたことで全ての感情を失った。



他の人物との関係

ペリオ

アーマンドの主。ゴウセルが瀕死の状態で村の外れで倒れていたところを介抱し、以降は恩義のために従者として尽くしていた。


スレイダー

リオネス王国騎士団の一つ、<暁闇の咆哮>の団長。

鎧巨人の討伐の際に本物のゴウセルによって阻まれ、彼の提案を受け入れる。


ギーラ

リオネス王国聖騎士。新世代の一人。

王都奇襲編でピンチに陥った際にゴウセルが救出した。


フラウドリン

魔神族で、現在の十戒の一人。

3000年前のゴウセルの事を知っており、彼の事を敬っている。


ナージャ

リオネス王国の王女でバルトラ、デンゼル兄弟の姉。

数十年前に、眠りから目覚めたゴウセルが王城の地下の洞窟で初めて会った人間であり、後に彼が『色欲の罪』を背負うきっかけとなった人物。


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