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CV:藤原啓治多田野曜平(『憤怒の審判』より)


概要編集

人形のゴウセルを作りだした偉大な魔術師にしてマーリンの師匠。

その力を恐れた魔神王により、強制的に十戒に加えられ、戒禁で縛られて牢獄に封印されてしまう。そのため、ゴウセルを創り出して自らの体として聖戦に参加していた。


戒禁の影響からか表情の変化が少なく、物騒な行動を行うことへの抵抗感のない厄介なところもある。しかし、あくまで聖戦を終わらせるために本人なりに奔走したり、自身の片割れであるゴウセルだけでなく、出会って間もないディアンヌやキングに裏表のない感謝の気持ちを伝えるなど情もあり、自分本位とはいいがたい性格をしている。


魔神族のグラリーザという恋人がいたが、マエルによって殺されており、それゆえ聖戦の終結に固執するのはその為でもある。


魔力編集

創作(クリエイト)

恐らくゴウセルと同等。それ以上の力を持つ。


  • 同調切断(リンク・オフ)

ゴウセルとの繋がりを断ち切る魔法。


  • 自我起動(オート・アウェイク)

ゴウセルに自我を与え、独立行動をさせる魔法。


  • 禁呪(正式名称不明)

魔法の中心となる人物の記憶と、その人物を知る者たちの記憶を書き換える大禁呪で俗に言う現実改変でありその効力は神である魔神王や最高神の記憶すら改変するほど。

この術の発動には、術者の全生命・全魔力を必要とする。正確には術者たる魔神ゴウセルの全生命・全魔力をもってしても少し足りず、人形ゴウセルの魔力を借りてやっと発動できるほどの大魔法だった。人形ゴウセルも負担が大きかったらしく、そのまま約3000年の休眠期間を要した。

作中ではマエルに対して使用され、マエルはエスタロッサとして生まれ変わり、他の者たちは〈十戒〉エスタロッサが最初から存在する者だと思い込んだ。

基本的にこの禁呪によって改変された認識は戻ることは無いようだが、絶対解けない訳では無い。

この魔法の対象となった者たちの認識は共有される。その内の1人に何らかのアクシデントがあり綻びが生じれば、全員の認識が徐々にやがて一気に決壊するように元の記憶・認識は戻る。

気づきは疑問に。疑問は確信に。



戒禁編集

「無欲」

ありとあらゆる欲を抱く者に対して記憶と感情を封じる。このためにゴウセルは人形のゴウセルを、自分の恋人そっくり且つ欲を抱かないように男の体に作った。

戒禁の中でも断トツで不自由な代物であり、ゴウセルは一切の自由を奪われ牢獄に留まることを余儀なくされていた。現在、ゼルドリスが所持している。


劇中の動向編集

人形のゴウセルを作りだし、牢獄から聖戦を見ていた。

だが、メラスキュラを操り門を開かせて脱出する。その後、過去に行ったキングやディアンヌと出会う。

 

そして彼らにゴウセルの今後を頼み、聖戦を終わらせた反動により死亡する。


後に禁呪の対象にマエルを選んだ理由が(明言されてはいないが)恋人をマエルに殺された復讐であると判明した

復讐という「欲」を聖戦を終わらせると言う「大義」で戒禁すら欺いて目的を達成したことになる



関連タグ編集

ゴウセル 十戒(七つの大罪) フラウドリン

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