概要
2008年2月3日から2009年1月25日まで放送された。全48話。『5』の人気を受けて作られた物語でもある。以降の話題は同記事を参照。
シリーズ中最後の「第2期まで続いた作品」であり、鷲尾天プロデューサー最後のTVシリーズ最後の作品でもある。
また、2シリーズ放送するのも(SSを除いた)同シリーズまでとなり、以降は全てSS同様1年シリーズのみである。
最もレギュラーキャラ戦士が多く(6名、後にキラキラ☆プリキュアアラモードも並ぶ)、他レギュラーキャラも多数いる。
新たに現れた貴重品収集を目的とする盗賊集団「エターナル」と戦い、新キャラ・シロップの過去の謎に迫るため、皆でキュアローズガーデンを目指す。
新戦士・ミルキィローズなども登場。プリキュア外の追加戦士は現在はこのローズが最後。
連動のラジオ番組が登場するなど、大きなお友達向けの商品が特に加熱した時期でもある。
『5』から普通に作中時間を進めてしまうと、『5』で中学三年生だった2人のプリキュア(こまちとかれん)が学園を卒業しなくてはならず、時間の経過をどのように扱うかについてはかなり揉めた。
企画当初はこまちとかれんをちゃんと卒業させ、新たなプリキュアをメンバーに加える構想で進んでいた。が、これに難色を示した鷲尾が「プリキュア5はやはりこのメンバーでやりたい。こまちとかれんがいてこそのプリキュア5なんだ」と猛反発し、その意図を組む形となった。
結果、『5GoGo!』は『5』の最終回後の話と明確に扱われているにも関わらず、作中すべてのキャラクターが進級していない扱いにするというシリーズでも異色の手を取ることとなる。後の作品では違う学校(中学と高校)所属の生徒によるチーム編成が存在した。が、本作は学園という学校組織の性質からか、学年の違いによる作劇を作る負担が大きかったようで、あまり検討されなかったようである。
そもそも『5』は前作の『S☆S』が2年目を想定しながら断念せざるを得なかったことから、1シリーズの予定で制作されていったものである。想定外の2年目続投という形になったため、こうした議論が生まれたのだろう。
高い人気を受けて作品が長期化したこともあってか、15周年を記念して企画された『全プリキュア大投票』では、16作品中『5GoGo!』は3位、『5』は6位という高順位を記録。比較的シリーズ初期の作品ながら、時を経ても高い支持を受けている作品でもある。
プリキュアシリーズを初代から担当していた鷲尾天プロデューサーは、『5GoGo!』を最後にプリキュアTVシリーズの現場からは身を引くこととなった。劇場版ではその後オールスターズの『DX3』まで続投し、シリーズの飛躍を見届けている。
また、本作は女児以外への展開については限定的だったプリキュアにおいて、初めて派生番組としてラジオ番組が製作されることとなった作品である。詳しくはCLUBココ&ナッツを参照。
2021年3月20日には『映画ヒーリングっど♥プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!』では、「ヒーリングっど♥プリキュア」と共演する。キュアドリームにはドリームキュアグレースの強化形態がある。
ストーリー
ナイトメアが消滅し、平和な日常を送っていたのぞみたち5人。そんなある日、のぞみの元に「運び屋」と名乗る少年シロップが現れ、彼から一通の手紙を渡される。
フローラという差出人からの手紙には『キュアローズガーデンで待っています』というメッセージが記されていた。と、驚いたことに手紙は読み終えたとたん「ローズパクト」に変化し、さらにその場へ「エターナル」と名乗る謎の刺客が突然現れ、襲い掛かってきた。いきなり危機に陥ったのぞみだが、シロップは巨大な鳥のような姿に変身すると、のぞみを乗せて飛び立ち、間一髪で難を逃れる。
この新たな危機を知り、ココとナッツが再びのぞみたちの世界に駆けつけ、5人は新しい変身アイテムでプリキュアに変身、青いバラの力で人間に変身可能になったミルクことミルキィローズを加えて、エターナルのとの戦いに臨むのであった。
※公式サイトの解説文を参考に記述
関連動画
表記揺れ
誤記
ニチアサ同期:炎神戦隊ゴーオンジャー(1時間前)、仮面ライダーキバ(30分前)
「プリキュアシリーズ」タグ
←4.Yes!プリキュア5 | 5.Yes!プリキュア5GoGo! | 6.フレッシュプリキュア!→ |